
2023.08.20【様々な翻訳】漢字の不思議―その2
皆さん、こんにちは! 英日翻訳家デビューコースの講師Masakoです。 早速ですが、前回に引き続き、今回もわたしが個人的に遭遇した不思議な漢字たちについてお話しますね。 ※前回の記事「【様々な翻訳】漢字の不思議」を見逃した方はこちらからどうぞ! これは、あくまでも個人的な経験なのですが、おそらく皆さんも同じようなことを一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 「代替案」の読み方...
※下記、記事一覧は『Fruitful Englishのおいしいブログ - 英語の暮らし -』の
『翻訳の世界』各記事ページへ飛びます(別窓)
皆さん、こんにちは! 英日翻訳家デビューコースの講師Masakoです。 早速ですが、前回に引き続き、今回もわたしが個人的に遭遇した不思議な漢字たちについてお話しますね。 ※前回の記事「【様々な翻訳】漢字の不思議」を見逃した方はこちらからどうぞ! これは、あくまでも個人的な経験なのですが、おそらく皆さんも同じようなことを一度は経験したことがあるのではないでしょうか? 「代替案」の読み方...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けしています。 先日、こんなご質問を受けました。 『ChatGPTとか、最近のAI(人工知能)による革新はますます進んでますよね。翻訳業界に影響はありますか?』 翻訳は機械化される? 確かに、翻訳作業を人に変わって機械がする時代になってきてはいます。 きてはいますが、まだまだ基礎レベルです。 そしてこの基礎レベルで済む文章であれば、...
みなさん、こんにちは。 FEの特別講座にて、昨年秋より FEの社会貢献講座「英語で日本語の教科書を作ろう!」Season2(※この講座の詳しい内容はこちらからどうぞ!) が開講されました。 この講座は、社会貢献の一環として日本で育つ外国人の子供たちに英語で日本語を学べる教材を作るプロジェクトに参加いただき、ご自身の英語力も向上させよう!というもの。 今回ご紹介の子ども新聞とは、その講座の中で、日本...
こんにちは! ニューヨクシティより、講師のMihokoがお届けです。 言葉が持つもの 言葉はその 「人となり」 を表すと言います。 同じように、その言葉が生まれた文化や特性も表しますよね。 日本語と英語を比較し、例えば英語だと主語の次に動詞がくるので、「どうしたのか?」を先に知りたがる思考回路なのに対し、日本語は「どうしたのか?」までを説明する過程を大事にすると言われたりします。 &...
みなさん、こんにちは。 FEの特別講座にて、昨年秋より FEの社会貢献講座「英語で日本語の教科書を作ろう!」Season2(※この講座の詳しい内容はこちらからどうぞ!) が開講されました。 この講座は、社会貢献の一環として日本で育つ外国人の子供たちに英語で日本語を学べる教材を作るプロジェクトに参加いただき、ご自身の英語力も向上させよう!というもの。 今回ご紹介の子ども新聞とは、その講座の中で、日本...
みなさん、こんにちは。 FEの特別講座にて、昨年秋より FEの社会貢献講座「英語で日本語の教科書を作ろう!」Season2(※この講座の詳しい内容はこちらからどうぞ!) が開講されました。 この講座は、社会貢献の一環として日本で育つ外国人の子供たちに英語で日本語を学べる教材を作るプロジェクトに参加いただき、ご自身の英語力も向上させよう!というもの。 今回ご紹介の子ども新聞とは、その講座の中で、日本...
皆さま、こんにちは! 英日翻訳家デビューコースの講師Masakoです。 「翻訳家のたまご」メルマガ&ブログ執筆は久しぶりになりますが、皆さまいかがお過ごしですか? 日々英語や翻訳作業に触れておられますか? 中国人SF作家? さて、私はというと、近頃どこかで仕入れた情報を基に、現在話題の中国人SF作家劉慈欣(リウ・ツーシン/りゅう・じきん/Liu Cixin)の翻訳本にはまっております...
みなさん、こんにちは。 FEの特別講座にて、昨年秋より FEの社会貢献講座「英語で日本語の教科書を作ろう!」Season2(※この講座の詳しい内容はこちらからどうぞ!) が開講されました。 この講座は、社会貢献の一環として日本で育つ外国人の子供たちに英語で日本語を学べる教材を作るプロジェクトに参加いただき、ご自身の英語力も向上させよう!というもの。 今回ご紹介の子ども新聞とは、その講座の中で、日本...
みなさん、こんにちは。 FEの特別講座にて、昨年秋より FEの社会貢献講座「英語で日本語の教科書を作ろう!」Season2(※この講座の詳しい内容はこちらからどうぞ!) が開講されました。 この講座は、社会貢献の一環として日本で育つ外国人の子供たちや海外で暮らす日本人の子供たちに英語で日本語を学べる教材を作るプロジェクトに参加いただき、ご自身の英語力も向上させよう!というもの。 今回ご紹介の子ども...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoです。 前回、車を当て逃げされたTom(偽名)のことを書いていて、ふと思いついたことがあります。 ※前回の記事「【翻訳家の海外暮らし】スマートなお礼」を見逃した方はこちらからどうぞ! オーケストラでベースを弾いているTomですが、オーケストラのベース、日本だと「コントラバス」って呼んだりしますよね。 この「コントラバス」、実...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 少し前の話になりますが、車が街灯にぶち当たる、しかも明らかにドライバーの操作ミスで…という光景を目の前で目撃したことがあります。 その日は在宅で仕事中。 息抜きに植物の手入れを外でしていたところ、ものすごく不自然なアクセルを吹かす音がしました。 ん?! 顔を上げると、向かいの歩道に立つ街灯に白い業者のバンが、...
最近ハマっていることが… フルーツフルイングリッシュでよく課題を拝見する方SRさんのメッセージに影響されてなんですが(苦笑) そこには、Ricky Martinにハマって、まさにliving la vida locaだと書いてあり、 “あぁ〜、Ricky Martin、そういえば最近聴いてない…”と、曲を探しました。 そもそもRicky Martinは個人...
こんにちは! フルーツフルイングリッシュ講師Mihokoがニューヨークシティよりお届けです。 一年を通していろんなスポーツのチャンピオンシップがシーズン終わりにありますが、そんなスポーツの試合中継にはつきものの各企業の宣伝合戦、これもまたおもしろいものです。 試合中継の画面に映る広告だけじゃなく、中継の合間に挿入されるコマーシャルの力の入れようといったら! 印象に残るような映像、つい...
みなさん、こんにちは 翻訳家として暮らす上での意外な障害(というと大げさですけど)の1つは「近所の視線・家族の視線」です。 働いている人は、「職場で働く人」と「自宅で働く人」の2つに大きく分けることができると思います。フリーランスの翻訳者は、多くが「自宅で働く人」に分類されると思いますが、翻訳者暮らしの経験がけっこう長くなった私は、自宅で働く人の生活が気にいっています。...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 さて今回は、「俳句体当たりブログ 〜1年後〜」の後編をお届けします。 → 「俳句体当たりブログ 〜1年後〜」の記事 英語ネイティブの友人の“Freeze the moment!”(瞬間を切り取れ!)というアドバイスを胸に、自分がハッとした瞬間をfreezeしてメモに書き留め、なんとか五七五にまとめられるようになってき...
先日、コロナウィルスのワクチン接種をしてきました。 が、スケジュール通りにいかずバタバタでした! 今回はその時のお話です。 ワクチンに関する英語表現 ワクチンも最初の2回は primary series/shotsなどと言いますが、3回目以降になるとbooster doses/shots と表現します。 この時私たち家族にとっては4回目となる接種、つまりbooster shotでした...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 この前映画を見ていたら、こんなシーンが出てきました。まずは説明なしで会話を載せますね。 A: The faucet’s really leaking there. Could you come fix it? B: … A: Can I tell my mom when? B: When what? A: When yo...
こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 ちょうど1年前、わたしはこの場に「俳句体当たりブログ」(4回シリーズ)を投稿しました。覚えてくれている方もおられると思いますが、俳句ド素人のわたしが、無謀にもいきなり「句会」に参加した一部始終や、句会の代表に自分の句を添削してもらった経験を書きました。 さて今回から、「俳句体当たりブログ 〜1年後〜」と題し、この1年をざっくりと振り返ってみ...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 先日、New York Timesで興味深い記事を見つけました。 “手話も時代とともに変化している”という内容。 例えば 『電話』を意味する手話は、電話機の進化とともに変化していると。 電話機が発明された当時はマイクとスピーカーが別になっていたため、アメリカでの手話では片手でスピーカーを耳に当てがうようにし、...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 日本では「読書」というと、「秋」がまず思い浮かぶ季節ですよね。 アメリカでは特定の季節がイメージとして決まっているわけではないですが、summer readingという言葉があります。 というのも、アメリカの夏休みは長い! (学校は6月のうちに終わり、新学年は9月の第2火曜日からですから、子供たちは2ヶ月半近...
こんにちは! ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 さて、以前うちの車が駐禁チケットをもらってしまったお話をしましたが、その続きです。 交通違反のチケットを切られても、その内容に対して不服申し立てすることができるのは日本も同じですよね。 アメリカの場合は管轄の市や州によって法律が違うので、不服申し立ての仕方も微妙に変わってくることがありますが、基本的な行程は...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 先日、車のスピード違反で警告書が届いた話に触れましたが、今回は交通違反チケットをもらい、係争したエピソードを。 友人と郊外にリンゴ狩りへ出かけた日のこと。 車を持っていない友人カップルもうちの車に同乗し、ドライブがてら日帰りの楽しいお出かけとなりました。 “We’ll treat you to ...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座を担当しておりますMasakoです。 『翻訳家のたまご』メルマガ記事を書くようになり、これまで自分が経験してきたことをつらつらと思い出すことが多くなりました。歳のせい? そうかもしれません。 特に思い出すのは我が息子たち、友人らに教わったあれやこれや、些細なようで実は生活していくうえでとても重要なことどもです。 米国のスー...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 ワシントンDCの運輸局から手紙が 見慣れない封書が届きました。 差出人をチェックすると、 District of Columbia District Department of Transportation ワシントンDCの運輸局です。 数週間ほど前に家族でワシントンDCへ出かけていたこともあり、封書の中身はこの時点でだい...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 日本語の勉強を兼ね、日本語で漫画やネットニュースを読んでいる我が家族。 わからない漢字が登場すると「なんて読むの?」と聞かれることが多いのですが、先日は興味深い質問を受けました。 スポーツ記事を読んでいた時のこと。 「ねぇ、ママ、これ変じゃない?」 「どれ、どれ?」と覗き込むと、とあるスポーツ選手について語っ...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 He’s old school. こんなold schoolという使い方、聞いたことありますか? ここでの使われ方は形容詞です。名詞で「古い学校」という意味ではないですよ。 このold schoolの意味、辞書を使って調べようとしているあなた、ちょっと待った! どんなふうに使うのか、シチュエーションをご紹介しますので、そこから意味を想像...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座を担当しておりますMasakoです。 前回の記事で英語の詩の同韻語の使用(ライミング)についてちらりとお話ししましたね。 “Alice’s Adventure in Wonderland”に出てくる詩や言葉遊びについて触れました。 脚韻やリズムで口ずさみたくなる英語のライミング そういえば英語圏の子供たちは、幼いころからライミングを聞かされて育つのだ...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 突然ですが、その場を共有している人たちの気持ちを大事にするって忘れてはいけないなぁと反省することが多々あります。 子供がまだ幼い頃、それをどうやって上手く説明するか困ったことがありました。 友人のライブで娘が突然! 夫が音楽関係の仕事をしているので、ジャズクラブへよく出かけます。 妊娠中も大きなお腹を抱えて、子供が生まれて...
講座の添削で思わずうなることも みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 英日翻訳講座で受講生のみなさんの翻訳を添削していると、思わず「うまい!」とうなることがよくあります。先日も、とってもうまい訳語に出くわし、「わあ! めっちゃうまい!」とうなりました! それは、「登場人物の気持ち」を表すashamed≠ニいう単語の訳語です。 物語において、「登場人物の気持ち」を訳すのは難しいもの...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座を担当しておりますMasakoです。 先日海外ドラマを観ていると、主人公がNew York で間に合わせに手に入れた黒いT-シャツの胸にでかでかと白文字で以下のような文句が書かれているシーンに遭遇。 “My kid went to NY and all I got was this lousy T-shirt” 面白いでしょう!? 思わずストップしてプレイバック、...
親子三代にわたって映画好き こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 映画。 祖母は父が子供の頃に他界したため、私は会ったことのない人なのですが、大の映画好きだったそう。 暇さえあれば映画館に入り浸っていた祖母に連れられて、父もよく映画館に出入りしていたようなんです。 そんな父ですから映画が大好き。 そしてその影響か私も映画は子供の頃からよく観ています。 好きな映画は…という話...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 前回は、英日翻訳においての「語順」と「読点の位置」についてお話いたしました。さて今回は、日本語独特の特色がある「表記」についてお話しいたします。 「漢字表記」は注意が必要 日本語の言葉を表記する方法は、ひらがな、カタカナ、漢字の3つがあります。書籍の翻訳作業において、「どんな表記を使うか」は大きなポイントです。 表記の選択次第で、...
今日はちょっと大人の話をしようと思います...それは「悪口」。 悪口(罵倒・悪態)ほど国民性を示すものはないかもしれません。 それぞれの言語が持っている最も面白くて興味深い部分です。 一生懸命勉強して覚えた英単語や表現はすぐに忘れてしまうのに、ちょっと映画で耳にした悪口は、すぐに覚えてしまい、しかもよく聞き取れる。ありますよね?! 今日のブログはそんな悪口の翻訳について考えていきましょう。 &nb...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座を担当しておりますMasakoです。 日本ではスーパーやコンビニのレジ袋が有料になってすでに久しいですね。 以前はあまり見かけませんでしたが、男性でもエコバックを肩に颯爽と買い物にでかける姿は、今ではカッコイイとすら感じます。時代の流れって不思議です。 現在では、どこのスーパーでもまず「レジ袋いりますか?」と聞かれるようになりました。昔のビニール袋とは違って、環境...
?“brother”を漢字にしてほしいと言われて こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 ある夜、帰宅するなり夫が、スーパーのレジで一緒になった人に漢字を教えてあげたと自慢げに言いました。 こうだよね?と紙に書いた字を見て、「惜しい!」と褒めました。 『兄第』 確かに「第」は「ダイ」って読むけど、正しくは『弟』だと教えると、夫の顔色がサッと変わる… その人、腕に “broth...
外国語・日本語、言葉の持つイメージの違い こんにちは、Satokoです。 普段は翻訳の仕事をしているのですが、外国語を日本語に訳すというのは本当に難しいです。 翻訳という作業は、原文の意味やニュアンスを損なわずに表現し、かつ日本人が読んだ時に自然に読める文章にすることです。 辞書に書かれている単語をそのまま使うこともあれば、その言葉を参考にして別の言葉で表現する場合もあります。 また「この言葉じゃ...
8歳の息子が理解できない日本語表現 みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 突然ですがこの文章を訳してみてください。 「では、これから説明に入ろうと思います」 実はこの上の文章には、私の8歳になる息子が、日本人Youtuberの動画を見ていて理解できないと思った表現が含まれています。 息子の疑問は、「どうして『思います』っていつも言うの?」というもの。 「こ...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 これまで2回にわたって、「洋書の邦訳の制作プロセス」をご紹介しました(前回、前々回のブログ記事)。 さて今回は、わたしがまだ翻訳者として駆け出しのころ、編集者や校正者のプロの仕事≠ゥら学んだことをお話しいたします。 学術的な書籍を初めて翻訳 書籍の翻訳を手がけるようになって3年ほど経ったころ、わたしはある人類史の翻訳を担当しまし...
英語詩には馴染みのない単語が多いのはなぜ? みなさんこんにちは! Masakoです。 英語の詩にはなぜあまり一般的でない単語が使われているのだろう? こんな疑問を持ったことはありませんか? 英日翻訳家デビュー講座の “Alice’s Adventures in Wonderland” では、詩や会話の中に発音が同じでもスペルや意味がまったく異なる単語が多数出現します。 特に詩の中には、あまり一般的...
インチ、オンス…日本と異なるアメリカの単位 こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 アメリカで暮らすようになって長いのですが、いまだに慣れないことがあります。 それは、長さや重さ、容量などの単位です! インチ、フィート、ヤード、マイル… オンス、パウンド… パイント、クゥオート、ガロン… しかも、イギリスの1ガロンと、アメリカの1ガロンでは量が違うし、インチなんて、1インチ未...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 前回は「洋書の邦訳の制作プロセスの前半」をご紹介しました。(前回のブログ記事「【翻訳の仕事】邦訳の制作プロセス:『リーディング』」はこちら)。 さて今回は、その後半の「翻訳から校了」までをお話ししましょう。 「翻訳から校了」までのステップ 洋書の邦訳の制作が決定すると、次は「翻訳」に入ります。 「翻訳」は翻訳者が行い...
「FRIENDS」、好きじゃないんですよね…派でした 英語を学習していると、必ずと言っていいほど「ドラマ『FRIENDS』を見ると良いですよ」と聞くと思います。 でも、かなりの割合で「FRIENDS、あまり好きじゃないんですよね…」とも聞きます。 実は私も、以前は「FRIENDS、あまり好きじゃないんですよね…」派でした。 ちっとも面白いと思わなかったのです(FRIENDSファンの方、すみません…...
知ってる?「筋トレ」用語 こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 ご自分で選ばれた和文を英訳して課題提出してくださる生徒さんがいらっしゃるのですが、この方が先日、「筋トレ」ネタを選ばれました。 生徒さんの和文を元に英訳チェックしながら、「筋トレ」ネタならではの面白い言葉をご紹介しました。 ripped 筋肉がバッキバキについている状態、腹筋が割れてる状態などを表すのに使います...
プロの翻訳家は必ず下読みします 皆様こんにちは。英日翻訳家デビュー講座インストラクターのK. Yukaです。 今回は、いつもの下読み作業に一手間かけることで翻訳の質をぐっと上げる方法について説明します。 ご存知、下読みは翻訳を効果的に行う上で非常に大切な下準備のうちのひとつです。 翻訳作業を始める前に原文にさっと目を通しておくことで、翻訳作業がより効率的になり、また長い文章を訳してい...
「雪」とは何か みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 ある本の中で、こんなエピソードを読んだことがあります。 ずっと昔、赤道直下の国に移り住んだヨーロッパ人が、片言の英語を話す現地の人に自分の生まれ故郷について話している時、「雪」がどんなものかを説明するのに困ったそうです。 相手は snow という単語を知らなかったので、「冷たい」「空から降る」「熱いと無くなる」などと一生懸命説明し...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座の添削を担当しておりますMasakoです。 驚きの年賀状 私自身は昨年あたりから年賀状のやり取りはすっかりやめてしまい、その代わりお年賀、暑中見舞い、寒中見舞いなど、もっぱらメールやLINEのやりとりで済ませています。 年も明け、LINEの挨拶に「あけおめ・ことよろ」というのが届きました。もちろんスタンプ付きで……。「あけおめ」はもうかなり前から知っ...
夜道を歩く子供が心配で こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 夜型の私は夜空の下でくつろいだ一杯を楽しんだり、夜の街を歩いたりするのが好きです。 でも、我が子が暗くなってから一人で帰宅するとなると、やはり心配。 地下鉄の駅から我が家まではほんの数ブロックで、同じ電車から家路を急ぐ人たちも多くいますので、たった一人で夜道を歩くということはまずないのですが、「でも、もし…」と考...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 先日、英語の名前について書きましたが、今回は日本語の名前についてです。 日本語の名前って、アメリカではカッコいい!と褒めてもらえたりします。 なんといっても、漢字! “What does it mean?”(それってどういう意味なの?) と興味津々の質問を受けたりして会話が弾みます。 子供の命名で うちの子供たちの名前は、...
動物の代名詞 みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 少し前ですが、ちょうど同じぐらいの時期に、2人の生徒さんと動物の人称代名詞に関してやり取りをしました。 私が担当しているSubject Choice講座の生徒さんから「動物の代名詞は 何ですか」という質問がありました。 この生徒さんは、動物に he/she を使わずに、it を使うと怒られると聞いたことがあるそうで、このような質問を...
子供の国語(英語)ノートのメモから こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 子供が学校で使っている国語(英語)のノート、英語学習のヒントになることが多々あります。 エッセイを書くとき、どうやって全体を構成するか、文体の選び方、テーマがぶれないようにするにはどうすれば良いか、などなど。 そこで、子供が宿題をするときなどにチョロっと中身を見せてもらいます。 そんな中で、おっ?!と...
読者の皆様、こんにちは!インストラクターのK. Yukaです。 今回お話しするのは、翻訳で必要とされるスキルのひとつ、 ストラテジースキルについてです。 翻訳に必要な5つのスキル 文芸翻訳であるか実務翻訳であるかを問わず、翻訳の世界では、 大きく分けて5つのスキルが必要とされます。 原文分析スキル リサーチスキル ストラテジースキル 翻訳スキル 校正スキル 翻訳の一般的...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 学校からのお知らせに突然日本語版が! 子供たちの学校から通知メールが届き、それを読もうとしてギョッとしました。 というのも、いつも英語で来ていたのが、その日は日本語だったからです。 「誰か翻訳者でも雇ったのかな?」 そう思いながらメールを開くと、あらあらら…! 「生徒は教室の中に彼らの青い歯をオフにしなければならない」 自動翻訳ソフトを...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座の添削を担当しておりますMasakoです。 英日翻訳家デビュー講座で添削や受講生様の質問・Q&Aにお答えし、様々な視点からひとつの小説を見つめる機会が与えられたことを契機に、小説や物語のVOICEについてもっと知りたいと考え始めていました。 VOICEってなに? 小説や物語のVOICEとは、語り手の視点(Point of view: POV)ということです...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 日本語だと、深い意味もなく「すみません」「ごめんなさい」を使いますよね。 これは英語で言うところの “Excuse me.” ですが、日本の感覚での謝罪の意味の「すみません」「ごめんなさい」って、英語圏の感覚よりも頻繁に使うなと感じます。 パートナーの条件は「自分と向き合ってくれる人」 ある時アメリカ人の友達が、「パートナ...
“No pain, No gain”が気になる みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 先日英文の記事を読んでいて、”No pain, No gain” という言い方がなんだか気になりました。 翻訳すると「努力しなければ、何も手に入らない」ですが、この「努力」を「痛み」にリンクさせているところが意味深いと思いました。 確かに、努力を続け、...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 英日翻訳に関心のある方、すでに学習中の方は、「洋書の邦訳の制作プロセス」にご興味のある方が多いのではと思います。 そこで数回にわたって、このプロセスをご紹介します。今回はこのプロセスの「前半」についてお話ししましょう。 海外で爆発的に売れた大ベストセラーであれば、その邦訳の制作は当然の流れといっても過言ではなく、日本の出版社は積極的に版権(著作...
“My name is David, not debit!” こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 英日翻訳するときに、外国語のお名前ってどういうカタカナに当てるか悩む時があります。 有名人なら、カタカナで一般的に使われている表記を調べればいいのですが、そうでない時には同じ名前をもった有名人のカタカナ表記を参考にしたりして。 ただ、それでも本人に言わせると「名前が違う!」と...
読者の皆様、こんにちは!インストラクターのK. Yukaです。 「社会文化力」という翻訳に必要なスキル 突然ですが、翻訳に必要なスキルというと、どんなものが思い浮かぶでしょうか。 まずは語学力ですよね。 英日翻訳なら、与えられた英語原文を正しく理解する能力が 何よりも重視されるのは当然のことです。 ただ、語学力といってもいろいろなスキルに細分化され、 語彙力や読解力、文法力などがそれ...
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 今回はフィンランド出身の講師エリカがお届けします。 二つのタイプ 翻訳家が苦労するのはどこかというと、 いわゆるダジャレ、ギャグ、かけことばが真っ先に浮かびます。 「ダジャレ」や「ギャグ」というと娯楽的なもの、 「かけことば」というと詩など芸術的なものを想像しますね。 しかしダジャレやかけことばって、どう訳したら良いか悩みますよね。...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 アメリカでは選挙の日が毎年決まっていますが(11月の第一月曜日の翌日)、 選挙が近づいてくると、関連ニュースや新聞記事などでは “poll”、”ballot”、 “vote” などという言葉をよく使うようになります。 みなさんは、この3つの言葉の意味の違い説明できますか? pollの語源はなんと! まず、”poll”という...
こんにちは、英日翻訳家デビュー講座の添削を担当しておりますMasakoです。 先回は、日本の地方で使われている方言の豊かさについてお話ししましたが、その後、英語の方言で書かれた小説がどのように翻訳されているのか俄然気になり始めました。 米国で言えば、フォークナーやフラナリー・オコナーの小説の南部訛りがどんな風に訳されているのでしょうか? 興味がわきますよね。 声が聴ける映像であれば、例えば英国の超...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けします。 英日翻訳講座の翻訳課題添削で、「知ってる単語でもきちんと辞書をあたってみましょう」と書くことがあります。 よく使ったり見かけたりする単語でも知らない意味があったりするからです。このコメントを書くときに、私には思い出すことがあります…… 「今日ホッケーをしない?」とは?? まだニューヨークに来たばかりの頃、アメリカ人の友人...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 先日私のサミットの受講生さんと興味深い会話をしたのですが、ディスカッションのトピックは「変化していく英語」についてでした。 英語の王様と言えばブリティッシュ・イングリッシュ。7つの海を制したイギリスが世界中に植民地を広げたことで、英語が国際語になる基盤ができました。 そして、そのイギリスが衰退した後でリーダーシップをとったのが、かつての植民地アメ...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 わたしの俳句体当たりブログ=i←あれっ、いつのまにそんな名前が〜?)、今回で最終回です! (これまでのブログ記事はこちら→その1、その2、その3のブログ記事)) 生まれて初めて作った俳句を手に、俳句の達人たちが集まる句会に無謀にも参加したわたし。 そのあと、句会の代表と先生に拙句を添削していただくと、目が点になるほどシンプルな添削結果! 訂正...
日本語の助詞「の」を翻訳で扱うには みなさんこんにちは! 英日翻訳家デビュー講座コース担当インストラクターのK. Yukaです。 今回みなさんにご紹介する翻訳のコツは、 日本語における助詞「の」の扱い方です。 英文から日本語文へと翻訳するとき、 日本語の助詞を正しい用法やバランスで使えることが 必要不可欠であるとされています。 なぜなら、できあがった訳文を日本語として読むとき、 助詞が適切に使用さ...
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 最近漢字の勉強にハマっているフィンランド出身の講師エリカがお届けします。 “赤いやつ” 最近、漢字の手書が出来なくなったことに気づいてしまい 焦って検定用の問題集を買い込んだのですが、 勉強していると、ふと、あることに気づきました。 このタイプの問題集や単語集の間にはよく、 透明の赤いプラスチックでできたシートみたいなものが 挟まっていますよね。 そうです、あ...
みなさんこんにちは、英日翻訳家デビュー講座のMasakoです。 突然ですが、日本語の方言の豊かさにはほんとうに驚かされますねぇ。 東京で生まれ、東京で育ったわたしには、地方の同郷人が集まって方言で話し出すと、うらやましく思います。 方言がわからないから傷つくことも 大阪弁などはよくTVに出てきますので理解できますが、とても太刀打ちできない方言をきくと「ああ、この人たちは、生まれながら...
こんにちは!ニューヨークシティより フルーツフルイングリッシュ翻訳講座のMihokoです。 日光浴しても収まらない悪寒…ということは?! 先日、風邪でダウンしました。思い返せば熱で寝込むのはなんと20年ぶり!「熱を出す」という感覚を忘れていたんでしょうね。 そのためか、ちょっと恥ずかしい失敗もしてしまいました… 寝起きに寒気がして、「今日は肌寒いな。」と思いました。お昼近くなっても暖まらないので、...
季節の変わり目を感じるのは? 季節の移り変わりには色々な変化がありますよね。 花の香り、天気や風の暖かさ/冷たさ、朝に太陽が昇る時間、着る洋服、スーパーに並ぶ野菜たち等。色々なところから季節の変化を感じると思います。 皆さんが季節の変わり目を感じる瞬間はどんな時でしょうか? 私は虫の鳴き声が変わった時にふと感じますときです。 特に、鈴虫の鳴き声は大好きで、夜眠りにつく時にリーンリーンと鳴っていると...
こんにちは!ニューヨークシティより フルーツフルイングリッシュのMihokoです。 Mail Carrier mail carrierというと「?」かもしれませんが、カジュアルにはmailmanとも言います。 そうです、 「郵便局の配達員」 ですね。 雨の日も雪の日も休むことなく徒歩で配達をする大変なお仕事だと思います。 今日はうちの地区のmailmanのお話をさせてください。 今の家に私たちが引...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 私が日本に住んでいた時に、耳にしてとても驚いた話の1つは、何と言っても「キリストの墓が青森県にある」でしょう! 100歳近い私の祖母が聞いたら、口を開けて言葉が出ないか、腰を抜かしてしまうに違いありろべrた 外国人にとって、日本と言えば「ハイテクの国」「進んでいる国」というイメージですが、日本の信仰や各地にある伝説・伝承はとても魅力があると思いま...
こんにちは!ニューヨークシティより フルーツフルイングリッシュのMihokoです。 stimulus checks? stimulus checksって、なんだか分かりますか? stimulusとは名詞で「刺激するもの、刺激」「促進したり鼓舞するもの、促進、鼓舞」という意味です。 checkはふだん動詞として使うことの方が多いかもしれませんが、名詞で「小切手」の意味があります。 「小切手」というの...
いよいよ始まります。まずは選句! みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 前々回のブログから、俳句ド素人のわたしが初めて句会に参加したときのエピソードをご紹介しています。今回もその続きで、題して「添削編」です。 (前々回、前回のブログ記事) 生まれて初めて作った俳句を手に、俳句歴ン十年の達人たちが集まる句会に無謀にも参加したわたし。 みなさんの個性が光る素晴らしい句に感動し、また、句...
みなさんこんにちは! 英日翻訳家デビュー講座コース担当インストラクターのK. Yukaです。 今回は、「正確な翻訳」を目指して丁寧に翻訳したはずなのに 出来上がった翻訳がなぜか読みにくかったり、 流れが悪いように感じられたり、 日本語として自然に読めなかったりする理由、 そしてその解決策についてご説明します。 忠実に訳したはずなのに…… 翻訳には文芸翻訳、ビジネス翻訳とおおまかに2つの分野がありま...
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 今回はフィンランド出身の講師エリカがお届けします。 今日は、多くの翻訳家が悩まされているであろう「職業病」についてお話したいと思います。 といっても、肩凝りの話ではありません(笑) (そちらも重要な問題ではありますが…。) 実は、翻訳の仕事をやっていると、オフの時間に映画を見たり、本を読んでいるときにどうしても翻訳そのものが気になってしまい、作品の内容が頭に入...
時間の経過や登場人物の動作の順序、視点の動き みなさんこんにちは、英日翻訳家デビュー講座の講師のMasakoです。 今回は、時間の経過や登場人物の動作の順序、 視点の動きなどについてお話ししようと思います。 さて、みなさんは時間の経過について、beforeやafter、 さらにuntilをどのように訳していますか? 英文では副詞的に使用されるbefore 先ごろシェークスピアの全作品...
洋書の訳本は好きだけど原書はパス、というKさんのおすすめ こんにちは、Mihokoです。 今日はネイティブ目線の英語学習にも役立つ本をご紹介したいと思います! 仕事でご一緒しているKさんは、とても book wormで、ニッチな洋書の訳本をものすごい量、読んでいらっしゃいます。そのKさんが、先日こんなふうにおっしゃいました。 「と〜っても面白そうな本を見つけたんですけど、あまりに内容がニッチすぎて...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 日本文化の入り口が漫画やアニメという外国人は多いでしょう。 今はそうでもないようですが、私が子どもの頃は日本のアニメをたくさんテレビでやっていました。 北斗の拳 うる星やつら キャプテン翼 タイガーマスク アタックナンバーワン ベルサイユのばら ダッシュ勝平 おはよう!スパンク キャンディキャンディ ドラゴンボール とても懐かしいです。子どもの頃...
こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けしています。 sabbatical(サバティカル)とは? sabbatical 、これは翻訳するのが難しい言葉です。外資系や大企業にお勤めの方、大学の教授の方などには「サバティカル」で通じるかもしれません。 でも、「?」という方の方が多いのではないでしょうか。 sabbaticalは「長期休暇」のことで、長いと1年間、短くても月単位です。雇用主...
海辺の街で暮らしています 皆さん、こんにちは。翻訳講座、字幕翻訳講座を担当しているSatokoです。 海の近くに住んでいることもあり、夏になると海を楽しみたいと思っている人が遠方から訪れます。 2021年は、悪天候やコロナウィルスの影響もあり若干静かではありましたが、地元に住んでいる私たちは、それなりに静かな海を楽しんでおります。 もともと都内のど真ん中に住んでいた私ですが、コンクリートや人工物に...
翻訳支援ツールの注意点 皆さんこんにちは! 英日翻訳家デビュー講座の講師Masakoです。 さて前回は、スペルチェッカーやTrados, MemSource, MemoQなどの翻訳支援ツール(computer assisted translation tool: CAT tool)の落とし穴についてお話ししました。 いずれのCATも基本的な操作方法はほぼ同じです。 蓄積されたデータから単語単位や文...
みなさんこんにちは! 英日翻訳家デビュー講座担当インストラクターのK. Yukaです。 さて、今回は直訳ばかりすると大間違いになることの多い文法、 不定詞副詞的用法についてです。 文法通りに訳すのは重要だけれど・・・ 英語を日本語へと正確に訳すには、 まずは学校や文法書で習った通りの 型に従う必要があります。 というのは、英語は文法が非常に論理的な言語で、 なおかつ日本語とは構成が全...
いよいよ始まります。まずは選句! みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 さて今回も、俳句ド素人のわたしが初めて句会に参加したときのエピソードをご紹介します! (前回のブログ記事はこちら) 生まれて初めて俳句を作り、句会の意味も知らずに、「初心者やから、見学っぽい感じなんだろう」などとのんきな気持ちで句会に参加したわたし。 いきなり、俳句歴ン十年の達人たちとともに、選句(参加者が提出...
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 フィンランド出身の講師エリカがお届けします。 今日はちょっと別のアングルから翻訳者の生活をご紹介したいと思います。 翻訳業の多くはパソコンでの作業 イマドキの翻訳者は、 原稿用紙を使ったアナログな作業はせず、パソコン作業がほとんどでしょう。 しかも、契約やフリーランスなどで在宅勤務の方が多いです。 毎日在宅でパソコン作業をしていると、 快適で健康...
こんにちは! ニューヨークシティよりMihokoがお届けします。 歯みがき、あなたはどっち派? あなたは電動歯ブラシ派ですか?それとも手で磨く派? 電動歯ブラシは英語で an electric toothbrush、それに対して a manual toothbrushが手磨き用の歯ブラシです。 (もちろん形式を言う必要が特にない場合には、a toothbrushでOKです!) 私は手磨き派なのです...
こんにちは! ニューヨークシティよりMihokoがお届けしています。 今日は「使ってはいけない英語表現」を学びましょう。 使っちゃダメなのに学ぶの?と思われるかもしれませんが、使っちゃいけないからこそ、その言葉の意味を知っておいた方がいいんです。 そうでないと、私のような恥ずかしい目に遭うからです!(恥ずかしい程度ですんだのが幸いでした!) 使ってはいけない英語:Jewish Pri...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 外国でも普通に認識されている日本語といえば、NinjaやKaraoke、Emojiなどたくさんありますね。私の息子がよく見るイタリアの子ども向けYoutubeチャンネルでも、「Kawaii!!」という言葉がよく使われています。 翻訳する必要がない英語(もはや世界語と言えるかも)になった日本語の中に、Ichigeki hissatsuやIkken ...
みなさんこんにちは! 英日翻訳家デビュー講座担当インストラクターのK. Yukaです。 さて、今回は、英日翻訳でマスターすべき点のひとつ、 「和訳での指示語の扱い方」について ポイントやコツを解説いたします。 英語と日本語、文化差に注意 日々英語を学習されている方は、 「英語は非常に論理的な言語である」 とよく耳にされているのではないでしょうか。 確かに、主語と動詞がきちんと揃っている、 動詞活用...
スペルチェッカー登場前の翻訳 こんにちは、英日翻訳家デビュー講座の講師をしておりますMasakoです。 お恥ずかしい話ですが、今回は私がこれまでに経験したスペルチェック機能や翻訳支援ツールの失敗についてお話ししようと思います。 その昔、私は某Community Collegeで英語のbasic classを受けていました。 まだスペルチェックなどというものがなかった時代、手持ちのワープロで辞書を引...
この短い詩のオリジナルは? みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 いきなりですが、この季節にぴったりの世界でいちばん短い詩を。 What stillness! The voices of the cicadas Penetrate the rocks. とってもシンプルなので、読む側が光景や音などを自由に想像して楽しめますよね! さてこの詩は、ある日本の詩の英訳で...
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。 今回はフィンランド出身の講師エリカがお届けします。 歌詞が解らない子供たち 最近、小学生の頃好きだったアメリカのポップ歌手の曲を 何年かぶりに聞き返したのですが、 ユーチューブのコメント欄に 次のような面白いコメントがありました。 懐かしい!昔車の中で歌っておばあちゃんに叱られたっけ 確かにその曲は、よく聞くとちょっと歌詞がきわどいんです(笑) ...
翻訳家のキーパーソンの作品 こんにちは、英日翻訳家デビューコース、インストラクターのK. Yukaです。 今回、自身初の翻訳本ブックレビューとして、 『英文収録 おくのほそ道』(松尾芭蕉著、ドナルド・キーン訳)を 皆様におすすめしたいと思います。 ドナルド・キーン氏の名前は、英語学習者の方ならよくご存知かもしれません。 ドナルド・キーン氏は古典を含めた日本文学にとても造詣が深い方で、 また三島由紀...
こんにちは、ニューヨークシティよりMihokoです。 今日も素人ならではのbook reviewお届けです! Muriel Barbery『L’?l?gance du h?risson』 今回はフランスの作家 Muriel Barberyの作品、L’?l?gance du h?rissonをご紹介したいと思います。 私が読んだのは英語版 The Elegance of the Hed...
Book Review Mihoko 今回はサイエンス本を こんにちは、Mihokoです。 今日は少しジャンルを変えて、アカデミックな分野の本を紹介させてください。 サイエンスって、なんとも不思議じゃないですか? 「そういう法則なんです」と言われても、「どうして?」を考えてしまって(笑)。 また、法則性が理解できないとメカニズムもわからず、問題が生じた場合には対処が難しいですから、それを紐解くサイ...
こんにちは! ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。 突然ですが「食中毒」って英語でなんていうかご存知ですか? food poisoning と単語が浮かんだ方、素晴らしいです! 今回は、このfood poisoningのお話です。 急いでランチの準備!が禍いの始まり 「お腹空いた〜!」 子供たちの声に時計を見ると、うわ!もう2時近い! 「ごめん、ごめん、急いでお昼作るから...
こんにちは! ニューヨークシティよりMihokoがお届けします。 “You’re under arrest.” クライム物でなくても、映画やドラマでよく聞くこのセリフ。 何を隠そう、私はこんなシーンを体験したことがあります…. ※写真はイメージです。 猛スピードの車を追ってパトカー6台!! 子供を習い事へ送り届けた帰り道。つい遠回りして散歩したくなるような爽やかな初夏の午後でした。 ...
みなさん こんにちは! 英日翻訳講師のMisaです。 先日、ある情報サイトを読んでいてハッとしました。それは毎日新聞校閲センターが運営する「毎日ことば」というサイトで、日本語・漢字・校閲など、ことばの話題を提供しているものです。 わたしがハッとした記事のタイトルは、「『断トツ』は『1位』に決まっています」。 内容は、「『断トツ』は『断然トップ』の略なので、『断トツのトップランナー』は意味がダブりま...
みなさんこんにちは! 英日翻訳家養成コース担当インストラクターのK. Yukaです。 まだまだ梅雨の季節ですが、次第に夏が近づいてきてますね。 コロナ禍でお祭りなどは無理でしょうが、夏の雰囲気そのものは楽しみです! さて、今回は、英日翻訳で誤解されやすい点のひとつ、 「翻訳時の辞書の扱い方」についてお話しさせていただきます。 「翻訳で、辞書は使う?」 翻訳は通訳と並び、...
みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。 See you later! シンプルでよく耳にするこの言葉。皆さんも外国人の友達に「またね」という時によく使いますよね。 この短いメッセージが、懲役20年以上の罪の証拠にされた...そんな事件が以前イタリアでありました。 逮捕された容疑者は英語ネイティブ もう十数年前の出来事です。イタリアの大学に通っていたイギリス人...