Spanglish?!

Spanglish?!

こんにちは!
フルーツフルイングリッシュ講師Mihokoがニューヨークシティよりお届けです。

 

一年を通していろんなスポーツのチャンピオンシップがシーズン終わりにありますが、そんなスポーツの試合中継にはつきものの各企業の宣伝合戦、これもまたおもしろいものです。

試合中継の画面に映る広告だけじゃなく、中継の合間に挿入されるコマーシャルの力の入れようといったら!

印象に残るような映像、つい口ずさんでしまうようなフレーズが楽しかったりしませんか?(笑)

 

サッカーを見ていた時のこと

先日、大好きなサッカーの Eastern Conference 決勝戦をTV観戦していた時のこと。

サッカーって、コマーシャルのタイミングが限られているので、コマーシャル・タイムに入るとかなりの数が一気に放映されます。

そんな中でひときわ印象強かったのが、とあるオンライン・フード・オーダー&デリバリー会社のもの。

しかも、「印象強さ」の理由が、これまでのコマーシャルの常識(少なくても私個人の常識!)を覆すものだったんです。

 

なんと、『何を言ってるのか分かんない』 コマーシャルなんです!

コマーシャルって「伝えたいことが明確」なのが第一条件と思っていたので、このコマーシャルには驚きました。

強面の男性がサッカーのサポーターたちを率いて歌ってるという内容ですが、「えっ、何語?!」 と思わず言ってしまったくらい。

そう、歌詞が英語じゃなくて、しかも聞いたことのない言語なんですよ。

ニューヨークシティではいろんな言語に触れるチャンスがあるので、喋れないにしても「ああ、OOO語かな」くらいは想像できるようになるんですけれど、このコマーシャルの言葉は今まで耳にしたことがないものでした。

とても気になって、早速ググってみると…

 

Spanglish?!

ここでまた、“えっ、それ何語?!”です(苦笑)

Spanglishと聞いて、どんな言語か想像できた方は、するどい!

どこの言葉じゃ?!と調べてみると、Spanish と Englishをかけ合わせた言語らしい。

ここでやっと、“なるほど〜!”(笑)

 

1940年頃にプエルト・リコの作家が書いた詩が元となり、その後スペイン系の人たちが英語圏へ移住した先で使うようになった言葉だそうで、出身国や生活している土地によって、いろんなSpanglishがあるらしい。

 

ウィキによると、例えば英語の “actually” はスペイン語では “realmente” なので、Spanglishでは ”actualmente” となるとあります。

 

文になると、英語ベースかスペイン語ベースかでSpanglishを使う割合が変わるみたいです。

↓こんな感じ。

I bought a cheese sandwich for el lonche.(英語ベースのSpanglish)

Traje un sándwich de queso para el lonche.(スペイン語ベースのSpanglish)

*lunch(英語)=almuerzo(スペイン語)=el lonche

 

そういえば、日本の帰国子女の間で日本語と英語をかけ合わせた言葉を使うという話も聞いたことがあります。

もっと身近なところだと、業界用語とか、仲間内や家族内で使う言葉やフレーズっていうのがありますよね。

自分の生活圏に特有の Spanglishみたいな言葉、縁がないようで実は知らずに使ってるかも?!

フルーツフルイングリッシュで英語表現の楽しさ感じてください 。初めての方には英作文添削チケット2回分をプレゼント。
「無料英語テスト800問(解説付)」メルマガも大人気。今すぐチェック!

英語テスト800問・英文添削2回が無料!

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (2 イイネ!が押されています)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
Loading...
 HOMEへ戻る 

2 件のコメント

  • Mihoko先生、興味深く読ませていただきました。
    lonche のような造語があるのですね!

    南アメリカの大学で英語と思って私が学んだのもSpanglishだったようです。スペイン語が母国語の先生たち、今どうしてるかな〜^^;

    大学の英語の授業はまあまあ理解できいたはずでしたが、英語圏に行ったら、本場ネイティブの話がさっぱり聞き取れずでした。それからというもの、ずっと英語への苦手意識を引きずっています。

  • Kaolina様、
    お返事が遅くなり大変失礼いたしました。
    Mihoko先生よりメッセージが届いておりますので、スタッフが代理で掲載させていただきます。

    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    Kaolinaさん、英語への苦手意識ですか!
    スペイン語なまりの英語を知っている自信に変えたいですね。。。
    NYCではいろんな国のアクセントを持った英語が飛び交ってます。
    ある意味、自分のアクセントも気にならず、癖のある英語も聞き取れるよう鍛えられます。
    ぜひNYCに遊びにいらしてみてください!
    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

  • コメントする

    コメントは認証制です。執筆者に認証されるまでは表示されません。

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。