【翻訳家の海外暮らし】楽器の呼び方におもう

楽器の呼び方におもう

こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoです。

 

前回、車を当て逃げされたTom(偽名)のことを書いていて、ふと思いついたことがあります。

※前回の記事「【翻訳家の海外暮らし】スマートなお礼」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

オーケストラでベースを弾いているTomですが、オーケストラのベース、日本だと「コントラバス」って呼んだりしますよね。

この「コントラバス」、実はアメリカ英語ではあまり使いません。

念のため、音楽関係の仕事をしている夫にも聞いてみたんですが、「コントラバス」は業界では使わないそう。

え、じゃあ「コントラバス」って何語?と思ったのです。

 

「コントラバス」って何語?

便利な世の中、さっそくググってみようではありませんか!

その答えは…

Kontrabaßと書いて、ドイツ語!

へぇ〜!やっぱり楽器ってドイツ由来のものが多いのかも。

ドイツ語のkontraって 英語のagainstだそうです。

楽器に寄り添う(against)ように弾くからなのでしょうかね…(ここでまた勝手な想像なので間違ってるかも!)

 

「コントラバス」はアメリカ英語だと、単にbassと呼んだり、double bassだったり。

あれ、でもなんで “double” ? という新たな疑問が…!(苦笑)

 

調べればすぐに理由はわかちゃいそうだったので、その前に勝手に推測してみることにしました…

ん〜、やっぱり大きさかな、特徴といえば…

サイズがダブルだから…?でも、何を基準にダブルなんだ?

 

アメリカ英語 double bassはどこから?

正解は実のところはっきりしてはいないようです。

諸説あるうち有力なのがこちら。

double bassは実は比較的新しい楽器で、その発明以前はcelloがオーケストラのベース部分を担当していたそうです。

ところが現在 double bassと呼ばれる新しい楽器が誕生し、さらに低い音が出せるようになりました。

その音域はcelloよりも1オクターブ低く、つまりdouble低い音が出せたのが新たな楽器 bass。

そこでdouble bassという呼び方になったのでは?と。

 

そっか!サイズが倍ってことは、弦の長さも倍だと単純に考えたとして、音もそれだけ低くなるじゃん!

惜しい!基準となっていたのはcelloだったんだ!と悔しがったりして…(笑)

 

“Music is like mathematics!”(音楽って数学的なんだよ!)と、音楽理論・音声学を教える友人がかつて言ったことを思い出したのでした…

 

 

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日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。