【聞き間違いと翻訳】学校をサボる

翻訳家になりたい方のための本格的翻訳講座の講師mihoko先生の記事。

こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けします。

英日翻訳講座の翻訳課題添削で、「知ってる単語でもきちんと辞書をあたってみましょう」と書くことがあります。
よく使ったり見かけたりする単語でも知らない意味があったりするからです。このコメントを書くときに、私には思い出すことがあります……

 

「今日ホッケーをしない?」とは??

まだニューヨークに来たばかりの頃、アメリカ人の友人Dが私にこう聞きました。

“Are you feeling like playing hockey today?”
“Hockey? I’ve never played hockey before. Why hockey?”
“You’ve never played hockey? Come on, Mihoko!”
“What?!”

ここでは私の聞き間違いのせいで会話が成立していません!

「学校をサボる」という表現をご存知の方は、この会話のすれ違いぶりがわかって大笑いしているかもしれませんね。
友人も私の勘違いに気づき、笑いながら説明してくれました。

“I’m not talking about a sport. I meant skipping classes.”

でも、こう説明されてもまだ私の誤解は続いていたんです。
つまり、”hockey”だと。私は思いました。
ふぅ〜ん、変なイディオム。なんで学校をサボることと、スポーツのホッケーが関係あるんだろうか…?
その友人に語源を聞いてみましたが、まさかまだplay hockeyと間違っているとは思ってもみなかったんでしょうね。
よく知らないけど、そういうふうに表現するんだという答えだけで、スペリングを教えてくれたりとか、hockeyとは全く違う単語を使ったイディオムであることは説明してくれませんでした。
そうなのかぁ〜、”play hockey”=「学校をサボる」ね、覚えとこう!(←いや、間違ってるんだけどね!)

そう、正解は “play hooky” ですよね。 (hookeyやhookieとスペルすることもあるようです)
“hooky” が「ズル休み」という意味の名詞です。それを、自分が知っている単語のhockeyと間違えたわけです。

 

聞き間違いと思い込み

思い込みというのは恐ろしいみほこ
まさか “hockey”と”hooky”を聞き間違えているという自覚がなく(”hooky”という単語の存在自体知らなかった!)、友人Dも私が ”hooky”を知らずに “play hockey” だと間違い続けているとも気づかず。

すぐに辞書で調べるとかすれば間違いも判明したはずですが、ここでさらなる私の思い込み。
『ネイティブに教わったんだから、間違いはない』(自分のリスニング・スキルも疑え!です)辞書をあたらなかったんですねぇ〜……
そんなわけで私はしばらく、「学校をサボる」=”play hockey”と覚えていました!(恥)

ちなみに “play hooky”は「学校」だけでなく「仕事」の意味でも使えます。from~で「果たすべき義務の種類」を表すことができます。

例)I’m going to play hooky from work and hitting the beach.
「仕事サボってビーチに出かけよう。」

 

さて、うちの子供たちにとっては日本語が外国語なので、変な聞きまちがいをしていて、妙な日本語を使うことがあります。
その中でも傑作だったのが、「貧乏具」。何と聞き間違えたのかわかりますか?

「ママ〜、学校に持っていく貧乏具、買いに行きた〜い」
「貧乏具じゃなくて、文房具ね!」

 

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翻訳家のたまご

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。