【翻訳家の海外暮らし】ピアスを開ける その1

【翻訳家の海外暮らし】ピアスを開ける その1

こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けしています。

 

「ねぇママ、ピアス開けたい」

食後にまどろんでいたところを、息子の言葉でガバッと覚醒させられました。

これはお友達とそういう話にでもなったか?と探りを入れつつ、

「自分の体は大事にした方がいいと思うよ〜」 とやんわり反対してみれば、

「大事にしてるよ!」(苦笑)

どちらにしても未成年なので、保護者の承諾と付き添いがないとピアスは開けられません。
息子もその点は承知していて、情報収集済み。

ピアスを開けてくれるクリニックまで下調べし、「ここで開けたい」 と近所のbody piercing shopのサイトを見せてきます。
弁論大会なら息子の圧勝だっただろうというほどの勢いに押されるようにして、その店に予約を入れました…

息子、ピアスを開ける日

さて予約当日。

店はうちから数ブロック先なので、予約時間に合わせて息子と徒歩で出かけます。

「ママ、開ける時、痛いかな?」
「それはわかんないよ、ママ、ピアス開けたことないし」
「え“?!ママ、ピアス開いてないの?!一個も?!!」
「一個も開けてないよ。知らなかったんかい!」

なんて喋ってるうちに到着。

店はミニマリスト好みのスッキリ広々とした構えで、pale blueの壁に囲まれた店内には中央にガラスケースが。
真珠を抱いた貝殻や、蘭の花をアクセントに、ピアスが並んでいます。

“Hi, are you XXX?”

と息子の名前を呼びながら、店の奥から出てきたのは長身の中年男性。

眉、眉間、鼻、唇、耳にたくさんのピアスがキラリ。
ボディビルか格闘技をやってそうな体格に、この数のピアスって威圧感が…ではありますが(苦笑)、その声はとてもソフトで控えめな笑顔がチャーミング。

“I’m Andy and your practitioner today.”
(Andyです。本日の担当をいたします)

Andyからピアス開けについて説明があり、体調チェックの問診をしてから、誓約書にサイン。

ピアス開けの誓約書とは

誓約書の内容はどこでも似たようなものだと思いますが、英語でどう書かれているか、一部ご紹介。

Risks:
I have been fully informed of the risks with getting a piercing. I understand that these risks, known and unknown, can lead to injury, including XXX(症状). I acknowledge that these events are possible and in no way hold XXX(店名)liable for any problems that occur if any issues arise. Having been informed of the potential risks associating with getting a piercing, I still wish to proceed with the piercing and I freely accept all risks that may arise from piercing.

Attorney Fees:
I agree to reimburse XXX(店名)for any attorney fees and costs incurred in any legal action I bring against XXX(店名).

『リスクがあることと、それを承知で自ら進んでピアスを開けます』 がピアス屋さんらしい文言。

店を相手に裁判するようなことになった場合、弁護士費用をreimburse 「弁済する」 とまで書かれているのはアメリカっぽいでしょうかね?

店へ提示した私と息子の写真入りIDはコピーされ、誓約書にも添付されました。

“Please chose your piercing jewelry…”

とAndyがガラスケースを示し…

 

「ピアスを開ける その2」に続く

 

※Mihoko先生の前回の記事「【翻訳家の海外暮らし】こんなご時世だからこそ、スキルアップ!」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。