【様々な翻訳】「青い歯」!?

翻訳者を目指す方のための本格的翻訳講座 講師Mihoko先生の記事。I「青い歯」?!

こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けです。

学校からのお知らせに突然日本語版が!

子供たちの学校から通知メールが届き、それを読もうとしてギョッとしました。
というのも、いつも英語で来ていたのが、その日は日本語だったからです。
「誰か翻訳者でも雇ったのかな?」
そう思いながらメールを開くと、あらあらら…!

「生徒は教室の中に彼らの青い歯をオフにしなければならない」

自動翻訳ソフトを使ったものの、ポストエディットする人を雇わなかったんでしょうね〜。
多分、原文となった英語表現はこんな感じかと想像できます。

Students must have their Bluetooth off in the classroom.

短めの通知ではありましたが、自然で正しい日本語に訳せている文はひとつもなく、思わず大笑いしながら読みました。
この変てこりんな日本語訳について、学校のオフィスへちょっと変でしたよ〜と報告した方がいいものかどうか迷ったのですが、その日はそのままにしてしまい、そのまま忘れてしまいました。

 

日本語版が登場した理由

それからしばらくして、学校からの通知で日本語版が届いたのはあの時一度だけということに気づきました。
PTAの役員をしているママ友がいたので、おしゃべりついでに、そのことを聞いてみたんです。

“Oh, that was a huge mistake! I guess the school tried to be helpful, but I heard they got a bunch of complaints from parents after sending out their letters in multiple languages.”

アメリカの学校には、英語以外の母国語を使う家庭の子供がいると、その言語で翻訳や通訳のサポートをしてくれたりします。
特にスペイン語と中国語圏の人たちは多いので、どこの学校でも学校の通知には当たり前のようにスペイン語版や中国語版が添付されたりします。

そんな中で日本語は、日本人の親の数が少ないということもあるかと思いますが、特別にリクエストしない限り、翻訳や通訳のサポートはつきません。
今回、我が家に日本語版の通知が届いたのは、子供が入学するときに入学書類に私が書いた「家庭で使っている言語」に「日本語」と書いたためと思われます。

学校の新しい試みで、家庭で使っている英語以外の言語で書かれた通知も用意しよう!ということになったそうですが、思うようにうまくいかなかった様子。

 

「Translate」ボタンの翻訳に!

さらに後日、学校のウェブサイトにある「Translate」ボタンに、これまでにはなかった「Japanese」が追加されているのを発見!
興味本位で「Japanese」をクリックすると、メニューバーの表示がこんな感じに…

  • 「Home」
    →「家」(これは「Home」のままで良いですよね!)

 

  • 「Academics」
    →「学者」(正しくは「学科」「学部」「教科」など)

 

  • 「About Us」
    →「私たちに関しては」(正しくは「学校概要」「学校案内」など

 

  • 「Admissions」
    →「入場料」(正しくは「入学案内」など)

 

ぎゃ〜っ!!!

人工知能は確実に性能をあげています。
でも、自然な言葉に訳すって、まだまだ機械には難しいことなんですね。
それだけ、言語って難しいということですよね!

 

 

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翻訳家のたまご

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。