インテリアからアメリカの家庭を学ぶ―異文化理解への道

こんにちは、講師のH.Yukiです。

前回のブログで、私のアメリカ高校留学時に、Artのクラスで自信をつなげて頑張ったという話を書きましたが、書いている内に、もう一つのクラスについて思い出しました。

 

アメリカの教育制度

 

私が1985年に参加したアメリカ高校留学プログラムは1年のプログラムで、アメリカの教育制度でアメリカ人生徒が受けている科目を一緒に受けるというものでした。送られた場所が、人口1000人足らずの小さな町であり、その町に高校は一つだけ。ですので、日本の高校の様に、進学校と普通校や、商業高校というような区別がなく、その一校で、町のすべての高校生が学んでいたのです。

 

その高校では

 

その中には、大学に進学予定の生徒と、そのまま社会に出る予定の生徒が一緒に通っていました。進学する子というのは、大体地元のウィスコンシン大学、もしくは、近隣の町の私立の大学で、進学しない子たちは、家の農業を継いだり、軍隊に入隊したりしていました。

 

私の立場

 

そのような環境だったので、私は留学生としてどちらに属するのでもないことから、English、Math、American Governmentを受ける他は、実技系の科目を受けることが認められました。 Home Economics という日本で言う「家庭科」の流れの科目に、Interior Design(インテリア・デザイン)という科目があり、私は転入時に、何故かそのクラスを受ける事になっていました。

 

しかし、Artと同様、このクラスもとても充実したものになったのです。

 

Interior Designのクラスで学ぶのは?

 

Interior Designですので、アメリカの家の建築やインテリアについて学ぶのですが、私のいた町は古き良きアメリカの建物がまだたくさん残っており、新しい建物と言うのはあまりありませんでした。そういう築100年くらいの建物の中のインテリアの解決法を学ぶ授業だったのです。

 

アメリカのインテリア雑誌

 

日本の洋書店で、アメリカやヨーロッパのインテリア雑誌をご覧になったことのある方も多いと思いますが、アメリカでは、その手のインテリア雑誌がかなり充実していて、写真を見ているだけでも、中流階級のアメリカ人のインテリアへのこだわりが見えてきて大変面白いのです。

クラスのプロジェクト

 

そのクラスの授業では、自分のdream houseのrough plan(図面)を書いて、部屋のインテリアの計画を立て、教室に沢山積まれたインテリア雑誌を切り抜いたり、自分で家具などのイラストを描いて、そのdream houseを説明する”book”(カタログ)のようなものを作るのです。私はこれに夢中になったのです。

 

なぜそれほどまでに夢中になったのか?

 

私は、ホームステイ先の家はもちろん、訪れる様々な家庭のインテリアを見ていて、そのセンスの良さを目の当たりにして、何でも吸収して行きました。見るもの全てが新鮮で、そこにはアメリカの本物がありました。その頃の私は、アメリカの美的価値観が好きでした。そして、今は、クリスチャンになり「こころ」の方に方向性を変えましたが、当時は見てすぐにわかる、「家屋」というものに関心を持っていたのです。

 

そこから学んだことは

 

そして、将来自分も素敵な家に住めるように、準備をしているつもりだったのでしょう。その後いろいろなことがあり、その夢はかないませんでしたが、今振り返ると、アメリカの中流階級の人々の趣味の良さを学べたことで、「家庭という何か」という事を、ある側面から学んでいたのだと思います。

 

それから

 

皆さんご存知の、Martha Stewartなどが出て来て日本にも伝わりましたが、それは、アメリカ人の「家」と「家族」に対する考えを当時から学ぶことができたクラスでした。私の人間性の形成時に出会った、かなり重要な意味を持つクラスだったなと思います。

 

 

都会のアメリカでは絶対に味わえない、もう一つのアメリカが、田舎にはあるのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

宮城県仙台市在住です。高校と短大時代に留学し、アメリカには計4年滞在しました。その間、アメリカ文化と英語教育に関して学び、帰国後は、地元の米国系半導体工場で5年間通訳と翻訳に従事しました。その後フリーランスになり、同時に専門学校などで英語の指導もしています。趣味は料理と絵を描くこと。また、ぐうたらクリスチャンですが、英語とドイツ語で聖書の勉強もしています。みことばを生きる、イエスの教えを生きるをモットーに、日々、生徒様への指導にあたらせていただいています。