海外在住13年、私が出会った「英会話が劇的に伸びる人」の特徴!

英語が飛躍的に伸びる人

ニュージーランド移住して13年

ニュージーランドにお嫁に来て早13年。日本に住む友人からは、「長く住んでいたら、英語はペラペラでしょう」とよく言われます。中には「まだ日本語喋れるの?」なんて本気で聞いてくる人もいたりして。

確かに、英語が分からず困り果てる事は無くなり、四方を外人さんに囲まれても、笑顔で会話に飛び込める様になりました。(ここでは私が外人さんなのだが)

亀の歩みでやっとここまで来た私の英会話力ですが、そんな私を尻目に、兎の速さで英会話が劇的に伸びる人が存在します。

一体自分と何が違うの?彼らを観察していく中で、いくつかの共通点を見つけた私。うん、私に無いものをみんなは持っている!

英会話力が伸びる人の特徴

まず第一に、みんな決まって声が大きい。

移住して以来、英語クラスにいくつか通いましたが、10人前後の教室の中で、授業中聞こえてくるのは特定の人の声ばかりです。

もちろん、他の人がだんまりを決め込んでいるわけではなく、私も何とか発言しようと四苦八苦しています。

なぜ?

ある日その人と雑談している時に気付いた事、それは、声がものすごく大きいのです。目の前にいるのに、教室内の全員が振り向くような大きな声で喋る!

私はその圧に負けて目がまん丸になる!強制的に聞こえてくるその声に人々は耳を傾ける!そして、何事かと思い会話に入ってくる!‘

いつの間にか人が集まる!

ただでさえ片言の英語を小さな声で喋っていると、尚更聞き取りづらく、相手も遠慮してしまうのは当然のこと。

大きな声を出す人は、話したい姿勢が伝わりやすく、周りも話しかけやすい。結果人が集まり、英語を話す機会が増え、どんどん上達していきます。

次に、彼らは文法や発音を気にしすぎません。多少英語を喋れるようになった私がはまってしまった、『正しくないとダメ!沼』。

クールに英語を喋りたいあまり、文法や発音を気にしすぎて、頭で考えた末に正解が出せず、出かかった英語を呑み込んでしまうこの底なし沼。はまれば最後、諦めた会話を振り返り、一人反省会を何度したことか。

行き詰った私に勇気をくれたのは、クラスメイトの韓国や中国出身のおばさま達でした。彼女達は、伝えたい気持ちが強く、思いつく単語を片っ端から並べ、文法、発音全くお構いなし。現在形、過去形、気にしません。勢い余ってお国の言葉も出て来る始末。

でもちゃんとコミュニケーションが取れてしまう、不思議。会話を第一目的とする場合、机上の英語にこだわりすぎてはいけないと教わったのでした。

母となった今、子育てする上で、笑って誤魔化す英語が通用しない状況に直面する事が増えました。逃げられない状況で、必死に単語を並べ、なりふり構わず会話を成立させている私。そんな時いつもおばさま達の顔が目に浮かぶのです。ああ、私も彼女らに一歩近づけたようです。単におばちゃんになっただけという、自虐のツッコミは気にすまいと思います。

英語が上手くなる人はみんな人が好き

さて、最後に挙げたいのが、みんな人が好きという事です。

これに至ってはもう性格の問題かも知れせんが、英会話が劇的に伸びる人は、人間そのものが好きな人が多いです。

人が好きな人はお喋りが好きです。相手を知りたい気持ちが行動となり、沢山の人と話す事で英語を体に刻み込んでいくのです。

3年前に出会った、英語力ゼロの状態で移住してきた友達がいます。彼女は本当に人が好きで、日本人を見つけては話しかけ、在住歴の長い私よりも沢山の友人があっという間にできてしまいました。

お互い子供が学校に入学し、日本人以外の人が周りに増えた時、彼女の人好きが本領発揮!日本人コミュニティーから一歩踏み出した彼女は、子供の学校の先生や、習い事で会うお母さん達、あらゆる人に話しかけ、気が付いた時には、英語を駆使して新しい友達を山ほど作っていきました。

上手な英語を喋るのは私の方だろう。しかし、楽しい会話ができているかと言えば、明らかに彼女の方なのです。

海外在住13年と言えど、まだまだ続く英語への挑戦。少しでも彼らの真似をして、精進していきたいものです。

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1 個のコメント

  • タイトルに惹かれ読みはじめ、ニュージーランドは、どんな国かな?とブログで関心持てました♪ニューカレドニア、ウエリントンへ行きたいなぁ〜と思っている50半ば女性ですが同じく(^^)国際結婚し外国で暮し子育てや語学学校に行った事があり、音感的センスある人も上達が早かったです。…懐かしく思い出しました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ニュージーランド在住13年、台湾出身の夫、7歳の娘と5歳の息子がいます。家庭の中には英語、日本語、中国語(北京語)、台湾語があふれており、それぞれの故郷の文化に、ニュージーランドの英語圏の文化が入り混ざった、まさに国際色豊かな家庭の専業主婦をしています。
    ワーキングホリデービザでニュージーランドに渡航。現地のファミリーに住み込みでベビーシッター(Au-pair)として一年間働き、一旦日本に帰国、一年後にニュージーランドに移住しました。移住後はワーキングホリデーエージェントとして働き、出産後からはライターとして活動中。