【バンクーバー発】snow dayの交通事情は?

バンクーバーsnowdayの交通事情

こんにちわ。Fumiです。1月に入り、バンクーバーでも寒い日々が続いています。

今年の冬は特に寒く、日中でも-10℃近くまで下がった日が何日かありました。その寒さに加えて、今回はかなりの量の雪が降りました。

そこで、今回はバンクーバーのsnow dayの交通事情についてお話します。

まずは交通機関。

当たり前ですが、完全にマヒします。今回は過去13年の中でもかなり深刻な状態でした。

というのも、Translinkという、バンクーバーのバス・電車の運営をする会社が

「電車・バスの遅延がかなりひどいため、できれば外出を控えてください」

とのalartを自身のウェブサイトに投稿するくらいでした。

 

雪の日は電車を待つ人の大群

バンクーバーでは大きく4本の電車が走っていますが、一部の区間を除いてほとんどが外を走ります。

つまり、線路の凍結や積雪で電車が運行してもノロノロ運転になってしまうのです。雪の日は特に、通勤通学で公共交通機関を頼る人が増えるため、各駅でプラットフォームに電車を待つ人の大群が出来上がります。

その上、いくつかの駅は積雪量が多いためclosedしており、近くの駅までバスなどで移動し、電車に乗ろうとする人の姿も。ご想像通り、駅は大混雑です。同僚の話によると、電車に乗るまで1時間も待った、というケースは当たり前だったそうです。また今回は雪に加えて厳しい寒さがプラスされたため、電車のドアが凍結し、ドアが開閉できず、乗り降りに時間がかかり、電車の遅延が生じたというニュースも見ました。

電車の遅れはもとより、バスはさらに大幅に遅れが生じます。地域によっては道路の除雪がきちんとされていないため、路面が滑りやすい、または積雪によりバスが動けなくなる事態に陥ります。これもニュースで観たのですが、雪にタイヤをとられたバスを乗客たちが後ろから押し、なんとか元へ戻そうとしていました。なかなか考えられない光景ですが、みんなバスを動かすので必死でした。

観ているこちらは、誰か雪に足をとられて、滑って怪我をしないかひやひやしていましたが。バス停でも長蛇の列が見られる中、バスの運休も相次ぎ、バスに乗るまで2時間待ったという人もいたそうです。

 

バンクーバーでは大雪でも負けずに運転

一方で雪の中でも運転をする人は少なくありません。

これはスノータイヤの有無にかかわらず見られます。ただ想像以上に雪が深いときは、バス同様、道路にスタックしてしまう車もあり、通行人などの助けを借りて車を後ろから押す姿が見られます。

また道路の凍結や積雪によるスリップが多発し、事故が多発します。でもみんな、運転を止めないんです!数年前ですが、同じく大雪が降ったときのこと。職場が坂の頂上にあり、バスも途中までしか走っていなかったため、坂の途中から徒歩で坂のふもとにある駅を目指しました。

上り坂も大変ですが、下り坂を行く車数台のブレーキが利かず、やむを得ず信号無視をして一気に坂を下っていくのを見ました。間一髪で通行人を引いてしまう事故は避けられましたが、自身は歩道にある道路標識のポールに車が衝突し、やっと車が止まりました。本当に怖いものを見た瞬間でした。

 

バンクーバーを歩くときの服装は万全装備

最後に、徒歩があります。

私は特に、自宅から会社まで約45分かけて歩くことができます。でも、さすがに雪の中は歩きたくないですよね。どこから車が突っ込んでくるか分からないのと、路面が凍結していると滑りやすく、また雪が深いと地面が見えないため、実際段差などがあっても分からずに怪我をするかもしれません。今回の大雪ではかなりの数の人が歩道で転んで救急車で運ばれている姿を見ました。

私もSnow dayでも仕事は休みにならないため、beanie(毛糸の帽子), gloves(手袋), scarf(マフラー),snow boots(雪用の長靴)と日本から持ってきたカイロで完全装備し、バスを乗り継ぎ、出勤します。

この日の通勤は忍耐と注意が必要なため、きちんと準備した上で出発することが必要です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

5年間の日本でのメーカー勤務を経て2006年にカナダ・バンクーバーへ留学。現在は移民として在住し、現地企業に勤務。バンクーバーは自然が多く、健康志向な人が多いことに影響され、時間のあるときはハイキング、ランニングやヨガをして過ごしています。