【ちょっと驚き!】若干4歳の英語ネイティブから出た表現

若干4歳の英語ネイティブから出た表現にちょっと驚き!

皆さんこんにちは、羊の数が人口よりも多いニュージーランドに暮らすA.Mioです。

 

これまでに書いてきたブログ記事にも何度か登場している我が家の息子ですが、あと数週間で4歳になります。幼稚園から帰ってくるたびに新しい言葉や表現を家で使おうとするので、その言葉の習得の早さに毎日驚いています。

そして、その口の達者ぶりにイラっと来ることも!

 

息子からのこの一言に言葉を失った私。

彼は父親の脳の使い方を受け継いだようで、物を組み立てたりパズルで遊ぶのが大好きです。ここ最近夢中なのがLego(レゴ)です。1ピースは1センチ~くらいの小さなもので(間違って素足で踏むと悲劇的に痛いです)、それを使って様々な建物や乗り物などの形に組み立てます。きちんとバランスよく組み立てていくには理論的な思考や忍耐力が必要とされます。

私は残念ながら脳みその使う部分が彼らとは違うようで(言い訳です)、Legoで遊んでもちゃんと上手く構造的に上手なものは組み立てられず、結局はすぐに飽きてしまうことがほとんどです。恐ろしいもので4歳ともなると目の前の状況をよく観察しているようで、息子が私にこんなことをポロリと言いました。

“You are not really good at Lego, are you?”

(母さんはレゴがあんまり得意じゃないんだね)

 

そのセリフに思わず言葉を失う私、、、、。つい最近まで赤ん坊同然だと思っていたのが、周囲のことをよく観察している少年に成長していたんだな、と思うのと同時に、英語文法的に正しく付加疑問文(Tag question)をサラッと使いこなしているのに驚愕してしまいました。

 

付加疑問文、正しく使えますか?

この付加疑問文(Tag question)は相手に「~ですよね/~ではないですよね」と念を押したり、何かを確認したりするときにとても役に立つ表現ですが、長年英語に親しんでいる学習者でもふと避けたくなる文法事項の一つかもしれません。使うのがちょっぴり面倒くさい感じがして、つい~,right?(ちなみにニュージーランドやカナダの英語では~,eh?/イギリス英語では~,yeah?なども多く使われます)で済ましたくなったり、、、。

基本的な付加疑問文の作り方は、平叙文にその動詞と主語の形に合わせて文末に疑問文(文末に加える主語は代名詞)を加えます。

例えば、be動詞を用いた肯定文Tom is a teacher.(トムは先生です)付加疑問文を加えると

Tom is a teacher, isn’t he?(トムは先生ですよね?)

になります。

一般動詞を用いた肯定文であれば、Kate likes cooking.(ケイトは料理が好きです)に付加疑問文を加えるのであれば、

Kate likes cooking, doesn’t she?(ケイトは料理が好きなんですよね?)

になります。

と、ここまでは基本ルールを念頭に置いてそれに従うと簡単に付加疑問文を作ることはできるのですが、否定文に付加疑問文を加えた形(~じゃないんですよね?)にする場合は文末に加える疑問文は肯定形にする、という決まりがあり、早口で話している場合は間違えそうになったりします。

例)Meg isn’t his wife, is she?

(メグは彼の奥さんじゃないんだよね?)

 

さらに英語らしく(?)例外も多数存在し、主語がnobodyやno oneのような否定語から始まる場合は付加疑問文で用いられる代名詞は何故かtheyで、

Nobody likes him, do they?(誰も彼の事が好きじゃないんだよね?)

という一見すると奇妙に見える文になります。

 

このように、ちょっと手ごわい英語の付加疑問文ですが、言語習得最中の4歳児が日常でさらりと使いこなしている姿をみて、感心してしまったのでした。

息子の口から突然分詞構文やら関係代名詞が口からふと出てくるのを耳にする日も、そう遠くはないのかもしれません、、、。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本だけでなく海外でも英語指導経験のある講師。大学卒業後一貫して言語指導に取り組んでおり、学習者の立場になり分かりやすく、親しみのある指導を心がけています。ニュージーランドで日本語指導経験もあり、教えるということに関してはまさしくプロ!