【海外文化を知ろう!イタリアからお届け】仮装といったらハロウィン、ではない国イタリア

【海外文化を知ろう!イタリアからお届け】仮装といったらハロウィン、ではない国イタリア

Ciao a tutti! (Hi everyone!) イタリア在住のロベルトです。

イタリアの文化や生活についてブログでお届けしています。

※前回の記事「【海外文化を知ろう!イタリアからお届け】神父さんも並んで買う夏と言ったらこの食べ物!」を見逃した方はこちらからどうぞ!

みなさん、もうすぐハロウィンですね。

ハロウィンに対してネガティブな意見もあるかもしれませんが、それでも日本ではどこのスーパーでもハロウィンの飾りつけがされていたり、ハロウィンパッケージのお菓子が売られていたり、かなり身近なものになっているかなと思います。

私の国イタリアではそんなに流行っていないですね。

ハロウィンを楽しむ人たちも増えてきていますが、そのペースはゆっくり。イタリアでハロウィンが盛り上がるには、文化的にちょっと難しいかもしれません。

なぜイタリアで流行らないのかは、理由があるのです。

 

盛り上がらない理由1:仮装を楽しむ日が別にある

イタリアにはカルネヴァーレ(Carnevale)というお祭りが2月にあります。

カーニバルのことですね。有名なのはヴェネツィアのカルネヴァーレですが、イタリア全国でお祝いされ、子どもたちはカーニバルの時に自分が好きな仮装をして学校に行きます(女の子はプリンセスのようなドレス、男の子はスパイダーマンなどのヒーローが多いかな)。

ですので、仮装といえばカルネヴァーレであり、ハロウィンの「仮装する」という特別感がイタリア人にはあまり響かないです。

 

盛り上がらない理由2:宗教的に受け入れられにくい

イタリアはカトリックの国。

今は熱心なカトリック教徒はあまり多くないですが、それでもハロウィンは悪魔崇拝的という風にとらえている人が結構います。教会の中には、ハロウィンに反対の立場をとる教会もありますしね。

それに、ハロウィンの翌日である11月1日は、諸聖人の日(Ognissanti)という祝日です。聖人という言葉から分かる通り、カトリック教徒にとって大事な日ですので、ハロウィンが入る隙間があまりない感じです。

 

私個人的にはどうかというと、ハロウィンの日に怖い映画を見ると怖さが倍増する感じがしてワクワクするので、そういう意味では好きなイベントかな(笑)。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。