世界で起きているPeriod Poverty「生理の貧困」、あなたは知っていますか?

世界で起きているPeriod Poverty「生理の貧困」、あなたは知っていますか?

こんにちは!
講師のRinaです。

先週、フランスのニュースの英語版を読んでいたら、こんなタイトルが目に飛び込んできました。

 

France promises €5 million to fight period poverty

 

記事を開くと、こんな文章で始まっていました。

The French government has vowed to step up its game to tackle the ‘taboo’ of period poverty, which affects some 2 million women in France.

「フランス政府は、国内の約200万人の女性に影響を与えている生理の貧困というタブーを解決するために努力することを誓った」

という内容です。

※ vow 「〔~を〕誓う、固く約束する、明言する、公約する」
※ step up one’s game 「もっと頑張る、技能を向上させる」

period poverty、知っていますか?

みなさんは、period povertyという言葉を聞いたことがありますか?

正直、私はしりませんでした。
期間限定の貧困という意味ではありません。
「生理の貧困」と日本語では訳されていますが、定義はこうです。

Period poverty is the lack of access to sanitary products due to financial constraints. This can be caused by a wide range of life events that negatively impact on a girl or woman’s ability to access sanitary products to manage a most intimate and regular occurrence in her life.

一言で言うと、生理用品を買うお金がない、または利用できない環境にあることを指します。
これは発展途上国だけでなく、格差が広がっている先進国でも問題になっているのだそうです。

 

始められた生理用品の無償提供

フランスでは、長引くコロナウイルスの流行で、学生らが消費を控えるようになり、生理用品を買うお金がなくなっているとのこと。

しかも、ナプキンが買えないために、ティッシュやペーパータオル、靴下、布などで代用していて、さらにそれが原因で学校に欠席する生徒も多いのだそう・・・。
アンケート調査結果によると、1割の女子学生が生理用品と生活必需品のどちらを買うかの選択を迫られたことがあり、3割は生理用品購入のために助成金が必要と回答!
3人に1人がそんな問題を抱えているなんて、衝撃的過ぎます。

フランス政府はそれを受けて、すべての学生に生理用品を無償提供することを発表しました。
でも色々記事を読んでいたら、この動きはフランスに始まったことではないとわかりました。

スコットランドでは、以前から学生に無料で提供していましたが、EU離脱が1月に正式成立したことですべての人を対象にした法案が成立。ニュージーランドでは今年6月から学生に提供するそうです。

日本はフランスほどの格差はないと思いますが、それでもこの生理の貧困は確実に存在します。
これらの世界の動きをうけて、日本も前進してほしいなと思います。

 

他にもある、格差社会の現実とは?

そして、生理用品だけでなく、赤ちゃんや大人用のおむつにも困っている人は沢山いるはずです。
正直、おむつはもっと高額です。
私はスーパーで70パーセントオフの時に必死で買いだめしますが、割引なしだと、1枚30円程度します。
うちは3人子供がいて、上の2人は2歳半のときにおむつがとれましたが、まだ3人目のおむつがとれるまで、1年くらいあります。
この3人のおむつ代は、計算したくないですが、かなりの額になると思います。
そういえば複数の生徒さんが、日記などで赤ちゃんや介護している家族のおむつ代がかかると書いているのを読んだことがあります。
少子高齢化の日本は、特にこの問題に対処すべきじゃないかなと思います。

また、リヨンでは数日前、市長が「学校給食を完全ベジタリアンにする!」と主張し、大きな論争を呼びました。

「家では十分に肉を食べさせられないから学校だけはちゃんと栄養のあるものを与えてほしい」という声がたくさんありました。

これらのニュースを知って、本当に色々考えさせられました。

幸い、これらの衛生用品は購入する余裕があるし、家族に十分な肉も食べさせることができていますが、あたりまえだと思ってはいけないですね。
海外に住んでいなければ、きっとこういう現実に直面することもなかったと思います。

今の生活に感謝しつつ、世界の女性や子供たちが安心して幸せな生活ができるように、自分もできることをしたいなと思いました。

 

ランスから送るFE講師Rina先生の前回の記事 「【海外文化を知ろう!】あのケーキは、日本にしかなかった・・・?!」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

 

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