【翻訳家になる】言葉のリズムを意識する

【翻訳家になる】言葉のリズムを意識する

こんにちは、ニューヨークシティよりMihokoです。

今日も意外なところから英語学習や翻訳につながる、ゆる〜くて身近な情報をお届けします。

日本の某芸人さんで、でたらめなんだけど中国語とか韓国語とか、
外国語を喋ってるみたいな雰囲気を上手に出す人、いらっしゃいますよね。
音の特徴をうまく掴んでるのと、やっぱりリズム!
その言語独特のリズムを捉えてると思うんです。

で、この独特のリズム感って、もっと細かくみると同じ言語内でも違っています。

例えば方言。

 

日本語でも関西弁の方が関東弁より音の高低とか強弱が豊かな感じ。
それから、しゃべる人の性別とか年齢、
もっと細かく言えば性格なんかも、言葉のリズムに関係してきます。

このリズム感が翻訳してる時にピタッとくると、気持ちいい〜!と個人的に思ったりするんです。
大好きな漫画がアニメ化されて、声優さんの声とかしゃべり方がイメージ通り!という感動に似ています。笑

ちょっと想像してみてください。

『やんちゃな5歳の男の子』と『そのお母さん』が、
「朝ごはんには何を食べましたか?」と聞かれたとして、それぞれどんな答えを思い浮かべますか?

同じメニューを食べていたとしても、使う表現とか喋り方は違いますよね。

「ヨーグルトとパン。目玉焼きも食べたよ。」

「ヨーグルトとパンです。目玉焼きも食べました。」

言葉遣いの違いから、どちらが誰のセリフか書かなくてもわかります。

 

言葉のリズムが心地よい作家たち

 

言葉のリズムは表現の違いによる特徴と比べるとわかりづらいかもしれませんが、
読んでいてストレスがなかったり、言葉のまとまりや進み方にリズム感のある文章というものがあります。
このリズム感には好みもあるかと思いますが、
個人的にリズムが良くて読んでいて気持ち良い作家が何人かいます。その中から、ちょっとご紹介です。

まずは Terry McMillan。

彼女は女性の日常ドラマを描くのが上手で、narrative writing(語り口調)の作品が多く、彼女の小説を読んでいると、誰かの話を聞いているような感覚になります。

次にElmore Leonard。

無駄な描写表現を極力排除したdescriptive スタイルが、とっても粋です。
細かい描写をせずに読者に生き生きとした情景を連想させる、
こんな文章を書けるようになりたい!と個人的に憧れてしまいます。
登場人物の書き分けもうまくて、セリフで生き生きと人物描写もしています。

 

言葉のリズム感ってなんだろう?

そこで思うのです。

言葉のリズム感ってなんだろう?(今さら!笑)

先ほど述べたように、その人自身や、その人が生活している環境や文化に大きく関わっていることは間違いないですよね。そんな個別の特徴を捉えることで、「その人らしい雰囲気」が演出できます。

小さいまとまりだとそれが一人の登場人物のセリフであって、
大きくみれば作品としての文章のまとまりです。

登場人物の書き分けにも大事ですし、
全体としての作風を演出する大事な要素でもあります。

そこで翻訳でも、原作者が意図している作風や登場人物を理解するために
リズム感にも注意してみたりすると良いです。

 

普段から言葉遣いやリズム感の違いに敏感に反応してみてくださいね。
母国語を観察してみても楽しいですし、外国語なら音やリズムが自分にとっては新しいですから、
未知の発見がさらにワクワクとさせますよ!

具体的には、本を読むことで活字から言葉の流れや文章のまとめ方、表現の選び方をじっくり研究してみてもいいですし、耳から入ってみるのであれば、例えば歌詞のついた音楽を聴くときにどんなアクセントやリズムにその言葉が乗っているかに気をつけてみると面白い発見がありますよ。

 

 

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翻訳家のたまご

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。