【映画のセリフから学ぶ英語表現!】句動詞のスラング的使い方1

【映画のセリフから学ぶ英語表現!】句動詞のスラング的使い方1

Hello from Canada.

Fruitful English講師のYukoです。

先日、家族でとある映画を観ました。

開始早々、主人公が怒りながら叫んだあるセリフ。

みなさんにご紹介したら面白いだろうな、

と思ったので、

今回のテーマは、ジャジャン!

スラングっぽい使い方の句動詞です。

 

映画 “School of Rock”

とある映画というのは、

Jack Black 主演の School of Rock というというコメディー映画です。

代理教師になりすまして超お堅い小学校に乗り込んだ売れないロックミュージシャンが、

子供たちとロックバンドを組む、というストーリー。

公開されたのは2003年です。

結構前の映画だったんですね~。

それはとにかく、私が気になったセリフはこれです。

映画が始まって間もなく、バンド仲間と決裂してしまった主人公がこう叫びます。

“I don’t wanna hang out with wannabe corporate sellouts. I’m gonna form my own band. ”

日本語にするとこんな感じになります。

「なりたがりのcorporate selloutsとはつるみたくない。自分のバンドを作るよ。」

 

sell out とは?

corporate sellouts の訳がちょっとむずかしいところであり、

意外と知られていないスラング的句動詞です。

普通に sell out と聞くと、「売り切る、売りつくす」を思いますよね。

“I am sorry, the product you are looking for is sold out.”

「申し訳ございません、お客様がお探しの商品は売り切れております。」

というように使います。

 

しかし、

映画のセリフ “I don’t wanna hang out with wannabe corporate sellouts.”という文では、

corporate sellouts を「企業の売り切れ」とは訳せません。

 

音楽界で sell out というと、

<信念を捨て、売れるための音楽を作ったり、メジャーレーベルや観衆に迎合する>

という意味になります。

このセリフでは、selloutを名詞として使っていますので、

corporate selloutsとは、

インディーズ音楽をあきらめて、メジャーデビューして売れる音楽を作るやつら

という感じになります。

 

実は、

“I don’t wanna hang out with wannabe corporate sellouts.”というセリフには

もう一つ句動詞が隠れています。

何でしょう?

 

答えは次回お届けします!

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。