英語の勉強にちょっと疲れたあなたへ

留学。英語での授業に悪戦苦闘

北イングランドの田舎町在住、H.Yukaです。イギリス在住15年、いろんな出会いと別れがありました。一期一会、いい言葉ですね。

実は初めてイギリスに来たのは約20年前。右も左もわからない中、1年間の交換留学生としてイギリスの大学に放り込まれ、日々の講義に悪戦苦闘。
授業について行けず日本に逃げ帰りたいと思っていた頃に出会ったのが、構内を散歩コースにしていたイギリス人おじいちゃんロイでした。

ロイが散歩コースにしていた大学構内。

構内で会うたびに話をし、いずれ色々な悩みも打ち明けるようになりました。
その後、「交換留学生として苦労したので、リベンジでいつか大学院生として戻って来る」という夢を抱いて、日本に帰国。
就職してからも、ペンパルとして連絡を取り続けていました。

 

社会人になっても届く手紙に…

毎回、イギリスの写真やらと一緒に送られてくる長い手紙には必ず、「いつ頃、大学院生として戻って来る予定かい?」のメッセージ。

一方、私はというと、残業で最終電車を逃すなど忙しい毎日を送る中、いつの間にか英語を勉強し続けることや大学院留学を夢見ることが子供っぽいことのような気がしてきて、「大人なんだから夢なんか諦めて、現実を生きるべきだ」と考えるようになりました。

ロイにもそう伝えました。それでも相変わらず、「いつ頃、大学院生として戻って来る予定かい?」のメッセージ。

「本当、現実を分かってないな、ロイは」。

そう思いながらも、重い腰を上げ英語力テストを受け始めることに。
テストの日にちを伝えると毎回必ず、「テストの時間になったら、手の指も足の指も、全部クロスしてるからね。Good luck!」のメッセージをくれました。

しかし残業ばかりで睡眠時間も十分に取れない中、ダラダラとテストを受けていても一向にスコアは伸びず、3年が経過しました。

 

3年越しの夢が叶う

そんなある日、運良くリスニングとリーディングでいつもよりも飛びぬけて良いスコアが出て、大学院の申し込みに必要なスコアを大幅に上回ることができました。

ただただ嬉しくて、すぐにロイにお礼のメッセージを書きました。
「Thank you」のメッセージが入ったカードに、大きな字で「I did it. WE did it!」。

その半年後、無事、大学院留学の夢が叶い渡英しました。
もちろん、ロイとは連絡を取り続け、友達や家族ぐるみで出かける仲に。
大学院でも頑張りましたよ、もう後悔しないためにね。

 

ロイが送り続けた“Good luck”

そしてその3年後、ロイは72歳でこの世を去りました。
私が悲しみに暮れ立てないほど泣き崩れていた頃、ロイの家族が遺品を見せてくれることに。

そこには、これまで文通してきた手紙と、「I did it. WE did it!」のカードがファイルに大切にしまわれていました。

皆さんが英語を学ぶ理由は、それぞれだと思います。小さな夢でも大きな夢でも、ばからしく思えるような夢でもいい。どうか皆さんの夢が叶いますように。

手の指も、足の指もクロスしていますね。Good luck.

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

丁寧かつわかりやすい解説で人気の講師!イギリス留学中に英語で非常に苦労したという経験から、少しでも力になりたいと考えてくれるとても生徒様思いの講師です。金融関係の知識も豊富です。座右の銘は「Where there is a will, there is a way (意志あるところに道はある)」。