【おもしろ翻訳】擬音語マジック2!

こんにちは、アメリカ出身のモーガンです。

前回:【おもしろ翻訳】擬音語マジック1!で”Where the wild things are”を例に擬音語がどう翻訳に活かされているかというお話をしていましたので、その続きを。前回の記事は、こちらからどうぞ!

 

 

擬音語で印象深い文章に!

 

they roared their terrible roars

これがこう!

かいじゅうたちはすごい声でうおーっと吠えて、

 

and gnashed their terrible teeth

これがこう!

すごい歯をガチガチならして

 

and rolled their terrible eyes

これがこう!

すごい目玉をぎょろぎょろさせて

 

and showed their terrible claws

これがこう!

すごい爪をむきだした。

 

terribleは「すごい」と訳されてますが、素直に「恐ろしい」等のほうがわかりやすい気もします。ですが、この「すごい」を追いかけてきて「うおーっ」とか「ガチガチ」とか「ぎょろぎょろ」とか擬音語が入ると、terribleの意味がはっきり伝わって、逆にすごく印象的になるなーと思います。

「すごい歯」だけきいたら、どんな歯を想像すべきか想像がかたまらない部分も、ガチガチで、もうあぁ…すごく大きい歯なんだろうな、とか噛まれたら痛そうだなというのがリアルに感じれます。

 

擬音語は子供も魅了!

子供向けの本だということも考えての言葉選びなのか、すごいと擬音を基調にリズムがそろってて、耳にも楽しいです。擬音語が使いこなせると生き生きとした表現になりますね。

このセンス、うらやましいなぁ。

私は日本語版の「かいじゅうたちのいるところ」のほうが、個人的に好きかも!

学生のころやった英文和訳には当たり前に、正解の訳があったでしょうが、みなさんそれぞれの経験を経ておとなになった今やってみると、目的や対象、自分の個性というフィルターを通し、本当に100人翻訳者がいれば100通りの翻訳物ができあがると思います。

みなさんも、擬音語で自分流の翻訳に仕上げてみては!?

 

 


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Hello! アメリカ出身のMorganです。もうかれこれ日本に15年程住んでいます。 アメリカにも子どもたちを連れてよく里帰りするので、子どもを通して気がついたこと、日本とアメリカの違い、日本のここがいいな〜、アメリカのこういうところが懐かしいな〜ということを中心にブログに綴っていきます。