【ドイツ留学体験記!】色んな人が親切にしてくれる村

ドイツ語留学!体験記

こんにちは、Kenです。

今回も2003年にドイツに留学していたときの日記を引用します。

・かなり大人になってから(当時僕は28歳)

・ドイツ語スキルほぼゼロで

・生まれて初めて外国に初めて住んでみた

の一例としてのお話です。

この日記を書いたのは2004年1月19日。

ということはドイツにやってきてもうすぐ4ヶ月、という時点です。

 

到着してウキウキの10月

いろいろな現実的な困難にぶちあたった11月

本場のクリスマスが本格的すぎる12月

正月ムードとかなく寒いだけの1月

という時期を過ごしており、

この日記のような人の温かさが心に残りました。

僕が住んでいたのはオーバーリードという村で、

現在でも人口は3000人弱。

外国人が珍しい、ということもあったのかもしれませんが

いろいろと親切にされました。

(当時住んでいた部屋からの景色)

 

***

2003年1月19日

学校からの帰りのバスの中に手袋を忘れてきてしまいた。
降りてすぐ気がついたんだけど、追いかけようもなかったんですぐにバス会社の事務所に歩いていきました。
会社が家の近くでよかったです。
事務所のある建物に入っていこうとしたら
運転手のおっちゃん(そんなにしゃべったことはないけど顔見知り)
(そんなに大きなバス会社ではないので、だいたいの運転手さんの
顔は知っている。むこうも多分覚えてるはず。このあたりにアジア人は少ないから)
が、
「なんか用かい??」
って呼び止めてくれました。
事情を説明したら事務所の前に止まってるバスのなかを調べてもいいとのこと。
でもシートの柄が違うのでこのバスではないはず。

「キルヒツァーテンを4時半に出たバスなんですけど・・・」
と伝えると、

1.そのバスは再び運行に出ててしばらくは帰ってこない。
2.私(おっちゃん)がもうすぐしたら仕事に出る。
3.おっちゃんの便はキルヒツァーテン・シューレ(学校)を通る。
4.僕が手袋を忘れたであろうバスは、シューレから僕の家のほうに向けて走ってくる。
5.手袋バスはおっちゃんバスよりも後にシューレに到着予定。
5.僕がおっちゃんのバスに乗り、シューレで降り、手袋バスに乗り換え、手袋をゲットし、家に帰ってくる

というプランを説明してくれました。

ただしこの時点で僕がわかったのは、わずか2.まででした。

ドイツ語もっとできるようになりたい・・・

でもまあ、とにかく「ここで待て」ということはわかったんでおとなしく待ってました。
始めは外で待ってたんだけど、おっちゃんが
「寒いからこの中に座ってな」ってバスのドアを開けてくれました。
たまたまそのおっちゃんも運転席に座って「運行報告(?)」
のようなものを記入しなきゃだったみたいです。

「日本人なの?」「働いてるの?」
なんて話題を中心に少し世間話。

記入が終わると別のバスに行くからついて来いとのこと。
「でかいワゴン車」くらいの小さめのバスに連れていかれました。
小バスに移動する途中、ちょうど17時を過ぎたあたりだったんで、事務所の女性が帰宅する模様。
事務所から出てきた女性は僕をみて「(誰?)?」という様子。
その表情にこたえておっちゃんは

“Freundschaft! Deutscland und Japan!” (友情!ドイツと日本!)

と女性に言ってました。

ただの冗談なんだろうけど、すごく、じーんと、うれしかったです。

「いや、この人手袋なくしたらしくってね・・・」
と、(らしきことを)後でちゃんと説明してましたが。

で、小さいバスでシューレ(学校)に到着。
その学校はギムナジウムという種類の学校で11歳から19歳の子が通う高校みたいなところです。
そのとき僕はまだ事情が飲み込めてなかったんですけど、
とにかくおっちゃんが「ついてこい」っていうんで一緒にバスを降りました。
そして、小バスが止まった横の乗り場(この学校には5つのバス乗り場がある)
でバスを待ってた高校生くらいの年齢の少年に
「おいそこの若いの。この人が手袋をなくしたらしく・・・」
と例のプランを説明。

どうやら僕がドイツ語があまりできないんで、
「手袋バスの運転手に事情を説明するのを手伝ってあげなさい」
ということらしい。(おっちゃんと少年のやりとりは理解できた)

少年は快く引き受けてくれました。
さらにおっちゃんは僕に向かって
「今からバスが来る。その中で手袋を探す。そのバスに乗ってあなたは帰る。
この少年が手伝ってくれる」
と説明してくれました。この時点ですべてを理解。

いよいよ手袋バス到着。
少年は運転手に事情を説明してくれます。
しかし、このバスもシートの柄が、違います。僕が手袋をなくしたのはこのバスではない。
(バスは発車)
一応、念のため・・・と思って僕が座った後部ドア近辺を探すけど、やっぱりない。
きょろきょろシートのしたなんか覗いてると、なんとその少年も一緒に探してくれてる!
で、僕はあわてて「シートが違う。色が違う。」と説明。
そしたら少年はそれを運転手さんに伝えに言ってくれました。
僕たちの座ってたところに戻ってきて、運転手の言ったことを説明してくれますが、
大体しか分かりません。

そこで少年は、
「Do you speak English?」と英語に切り替えてくれました。

あー、英語できたのねん。。。

どうやら運転手さんいわく
「このバスじゃないなら事務所にもっかい行った方がいいんではないか」
ということらしいかったです。
いつものように、自分のバス停(アドラー)の直前のバス停を過ぎて「停車」ボタンを押したんだけど、バスは違う方向に曲がっていくではありませんか。

おっちゃん、このバスに乗って帰れって言ったのに・・・

と軽く途方にくれてると、察して、少年が尋ねてくれます。
「どこに帰るんですか?」
「アドラー」
「このバスはちょっと寄り道するんです。
でもまたこの道を戻ってくるんで、このまま乗ってればアドラーに着きますよ」
たまたまそのバスは、僕のいつものルートからはずれ、ちょこっと寄り道をして別のバス停で客を降ろしてから、いつものルートに戻る
という便だったみたい。

最後、僕がアドラーで降りる直前にも、そのバス会社の事務所の場所を
少年は英語で説明してくれました。(僕は知ってたんだが・・・)

ふたたび事務所へ。
旅行会社もかねた事務所には僕よりすこし年上くらいの男性がいました。
「手袋を忘れまして、乗ったバスは・・・」
とがんばってドイツ語で説明したにもかかわらず

「バスは何時間が戻ってこないから、明日また来てくださいますか?その方が確実に見つかると思います。もしくはお電話でもかまいません。
電話番号はご存知ですか?このパンフレット、あ、スキーツアーのパンフレットなんですけどね、ここに電話番号かいてますから、明日、もう一度この番号にかけてみてくださいますか?」

と、するっと英語で言ってくれました。

ドイツに来てからずっと感じてたんだけど、
親切って、ほんとうに人の心をあったかくします。

 

外国に来ると、ほんとうに、人の親切がうれしいです。

 

 

 

 

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