【ドイツ留学体験記!】まだまだドイツ語に不自由・・・?

ドイツ語留学!体験記

みなさん、こんにちは。Kenです。

今月もドイツのことをまた思い出してみます。

Ken先生のブログシリーズ前回の記事、「【ドイツ留学体験記!】みんな屋外席が大好き」を見逃した方はこちらからどうぞ!

 

2004年6月頃の時点で、ドイツにやってきてから約半年。そろそろ日常生活のドイツ語には困らなくなってきた、という自信はありました。でも・・・

 

当時(2004年5月30日)の日記を振り返ってみます。

 

*** 2004年5月30日 ***

どうしても今日、本をコピーしないといけない用事があったんです。

しかし今日は祝日なので文房具屋も休み。

どうしようかなと思いながら街まで出てきました。

とりあえず駅のインフォメーションセンターで尋ねてみることにしました。

そこは、本来は乗り換えなどについて尋ねるところなので、

「わからない」

とあしらわれるんだろうな、とは覚悟していたんですが。

「すみません、どこでコピー(独:フォトコピー)できますか?」

係のおっちゃんは、「ああ!そのことね」

って感じで胸ポケットから時刻表を取り出す。

「マンハイムで乗り換えて・・・」

「違うんです」

「チケットをコピーするの?」

「僕の本(独:ビュッヒャー)をフォトコピーしたいんです」

再び彼は「ああ、わかったわかった」って調子で

後ろの棚にあった本を取り出す。多分それは街の案内マニュアル?

しかしそれは再び別の種類の時刻表でした。

「あー、それはここ(フライブルク)から電車にのって、バスに乗り換えるんだよ」

(「バス」というときハンドルをにぎるジェスチャーもしてくれた。ブンブン♪)

「ビュッヒャーをフォトコピーしたいんです」

再び彼は小さな時刻表を取り出し僕に見せながら説明する。

「残念だけど、バスは一日に3本しか出てないねー。

しかも全部午前中。今日は無理ですねぇ」

と彼が僕に見せてくれた時刻表は「Europapark(オイローパ・パーク)」

という遊園地まで直通のバスの時刻表でした。

もうしょうがない、とあきらめて

「ああ、そうなんですか、残念!」

って納得し(たことにし)て、ありがとう!って僕は去りました。

ドイツ語が通じないとき、

普段なら「今の発音悪かったかな」とか「別の言い方があるんだろうか」

とか悩んだりへこんだりするんですが、

今日は、もうぜんぜん。

・「フォトコピー」「ビュッヒャー」

・「オイローパパーク」

全然違うと思うんだけどなー。

 

***

 

ところで、この日記の直後、突然の用事で日本に帰ることがありました。

コンビニなどの日常の買い物レベルで日本語が通じるのにありがたみを感じたのを覚えています。それと、値段表示が全部「円」なのが便利に感じました。こういうこというと「外国かぶれ」なのですが、そのときは本当にそう思ってました。ちょっと外出して日本語が通じる、物の値段が「円」表示!(いちいち円換算しなくても価値がわかる)(学生の身分だったためユーロでの収入はなく、金銭感覚は円をベースにしていたので)。

 

結局、なにがどうなって、どうしてこのフライブルク中央のおじさんは僕が遊園地に行きたいと思ったのか、未だにわからないのですが、外国に住んでいると、とても理不尽な理由(とおもわれる)で理解されないこともあるね、という経験でした。

 

 

写真は上記エピソードと全く関係ないのですが、住んでいた村の隣村の教会。

モダンな建物で、これはこれで、こじんまりと、でも荘厳でした。

フルーツフルイングリッシュで英語表現の楽しさ感じてください 。初めての方には英作文添削チケット2回分をプレゼント。
「無料英語テスト800問(解説付)」メルマガも大人気。今すぐチェック!

英語テスト800問・英文添削2回が無料!

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (4 イイネ!が押されています)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
Loading...
 HOMEへ戻る 

コメントする

コメントは認証制です。執筆者に認証されるまでは表示されません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

国際協力団体、翻訳・通訳会社での勤務を経て、現在はフリーランスで英語講師、翻訳、通訳に従事。予備校での講師経験や、大学や企業でのTOEIC講師担当経験も持つ。またドイツでの留学経験も活かし、ドイツ語も仕事にしています。