【翻訳家の海外暮らし】「皆既日蝕」Solar Eclipse in NYC

みなさん、こんにちは!ニューヨークシティよりMihokoがお届けしています。

 

ぼーっとしてるうちに、皆既日蝕の日が近づいていました。

娘が、「そういえば、うちには観賞用メガネ、あるの?」と素朴な質問……

あ“!忘れてた!と、某大手オンラインサイトをはじめ、いろいろ探しましたが、前日になって手配しても間に合わないのは当然です……(苦笑)

これはサングラスをかけ、クリアファイル越しにでも鑑賞するしかないか?なんて言いながら。

皆既日蝕の日

当日は、学校によっては日蝕鑑賞のため、お休みになったところもありましたが、うちの子たちの学校は通常通り。(学校で鑑賞)

私はお隣さんと一緒に鑑賞しようということになり、日蝕が始まる午後2時過ぎに、お隣さんからメッセージが。

“Hi Mihoko, the eclipse has started. We’re here already!”
(Mihoko、日食始まったよ。うちらはもう外にいるよ!)

急いで支度して出て行くと、リクライニングチェアを用意して待っていてくれている隣人とその息子さん。
もうすでに30分近く外で横になり、まどろんでいたらしい。

私が手にしていたクリアファイルを見つけ、隣人は”Is it safe? Here you go.”(それ、安全?ほら、これ。)と言って、観賞用のメガネをくれました。

なんと、前回の日蝕鑑賞の時に数個入りをまとめて買ったのが、まだ大事にとってあったそうで。

あ、そういえば、前回も彼女から観賞用のメガネ、もらったっけ!という話になりました。
前回も観賞用メガネを用意し忘れたんだったけ、私……

失敗から学ばないヤツ!と自分が情けなくなりました(苦笑)

うちの夫も仕事を休んで自宅にいたので、一緒に鑑賞会に参加し、大の大人が4人で、真昼間にリクライニングチェアで空を見上げ、1時間以上、のんびりと天体ショー。

ああ、平和……

ニューヨークシティは90%の日蝕率で、細い三日月のような綺麗な日蝕が観られました。

そして、アメリカでももっと北の方では完全な日蝕でした。

経済効果も起こる日蝕鑑賞

後で知ったのですが、100%の日蝕が観られる地域では、ホテルや飛行機の予約がいっぱいだったとか。
日蝕鑑賞グッズも飛ぶように売れたようですし、スゴイ経済効果だったでしょう。

娘の友達が住む街は、100%の日蝕が観られたはずでしたが、曇りのため日蝕は鑑賞できなかったそうです。

分厚い雲で覆われた写真が娘のところに送られてきたようです。

ちょうど日蝕がマックスのタイミングで撮った写真と一緒に、”Look what we had here…”(みてよ、これ……)というメッセージ。

 

皆既日蝕に関する英語表現

ちなみに、英語だとこんなふうに表現できます。

“They are in/on the path of totality.”(完全日蝕の通り道にいる。)

“We can see a 90% partial solar eclipse in New York City.”(ニューヨークシティでは90%の日蝕が観られる。)

“Full eclipse begins at 3:22 pm.”(マックスの日蝕開始は午後3時22分だ。)

 

次にニューヨークシティで100%の日蝕が見られるのは 2079年らしい。

お隣さんへ、2079年には、今日いただいたメガネを忘れずに持参するから!と約束しました。
お隣さんの彼女とは偶然同じ歳なので、お互い55年後も、元気でいよう!と笑いながら。

鑑賞メガネ、大事に保管しとこう!(笑)

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本の大学で英語、ロシア語、ラテン語を学びながらフラワーデザイン学校に通いフラワーデザインを習得。翻訳も通信で勉強するがもの足りずニューヨーク・シティに移住。市内の大学で英語を学び直し、フラワーデザイナーとなる。同時に、翻訳や通訳に従事し、日本語や英語の家庭教師を務める。 翻訳実績:主に音楽関係の記事やCDのライナーノート、ブログ記事、履歴書のプロフィール、ビジネスレターなど通訳実績:取材、現地学校における諸行事、プライベートレッスンの場など 息抜きには土いじり、ルービックキューブ、星や月を眺めながらの一杯。クラシックバレエ用ストレッチとヨガを自己流でアレンジした整体をしたり、一指禅、日記を書くことが日課。好きなスポーツはサッカー、バスケットボール、水泳。ジャンルを問わず日々の生活に音楽は欠かせない。