バイリンガルキッズのおかしな日本語:第2弾

バイリンガルキッズのおかしな日本語:第2弾

Hello from Canada!

Fruitful English講師のYukoです。

以前ブログに載せた「バイリンガルキッズのおかしな日本語」の第2弾です。

我が子だけでなく、まわりの日英バイリンガルキッズによくみられる

「ん?」という日本語を集めてみました。

バイリンガルキッズのおかしな日本語

あげる、くれる

前回の第1弾で、バイリンガルキッズだけでなく、

日本語学習者にもよくある間違いに

「とどける、とどく」があるとお話しましたが、

もう一つよくある間違いがあります。

 

「あげる、くれる」です。

 

お誕生日プレゼントにお友達からいただいた本がおもしろい、と言いたいとき、

「○○君が誕生日にあげた本はおもしろい」になってしまうんです。

確かに○○君があげたものですが、貰い手が話す場合は、

「○○君が誕生日にくれた本はおもしろい」

というのが自然な日本語ですよね。

 

短い、低い

突然ですが、

「彼は背が高い・低い」を英訳してみてください。

 

He is tall. He is short.

ですね。

では、

「この鉛筆は長い・短い」を英訳してみてください。

 

This pencil is long. This pencil is short.

になります。

なにかにお気づきですか?

低い>も<短い>もどちらも short なんです!

なので、

こんな間違いをよく聞きます。

「私の方が背が短い。」

日本語で長さと高さはちがう形容詞を使いますが、

英語では<短い>と<低い>は同じ形容詞 short

これは思いがけない落とし穴です。

 

日本語文の中に英語

海外在住なので、仕方がないことですが、

母語ではない日本語文の中に母語である英語が混じってしまいます。

ーそもそも日本語の言葉を知らない

ー英語の方が言いやすい

結果、

「Santaさんが乗ったsledを、reindeerがpull, pullするの」

となり、

「ほとんど英語じゃん!」と大爆笑です。

 

まわりの子供たちの日本語を聞いていても、

英語文に日本語が入ることはほぼなく、

「bookstore に行きたい。」というように

日本語文に英語が入ってしまうことが多いです。

 

日本で育ったバイリンガルキッズだと、

“I want to go to 本屋さん.”というように

英語文に日本語が入ってしまうことの方が多いのでしょうか?

逆の環境だとどんな「間違い」をするのか興味津々です。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。