【海外文化を知ろう!】イタリアのクリスマスイブは〇〇〇禁止

【海外文化を知ろう!】イタリアのクリスマスイブは〇〇〇禁止

みなさん、こんにちは。イタリア在住のロベルトです。

 

日本の街やお店は、もうクリスマス風になっていますか?日本でスーパーの店員さんがサンタの帽子をかぶったり、トナカイの角をつけたりしているのを初めて見た時はちょっと驚きでしたが、あの雰囲気が懐かしいです。

私が住んでいる地域では、スーパーにパネットーネというクリスマスに食べる甘いパンが積み重ねられているだけで、まだまだクリスマスっぽくはありません。

イタリアではクリスマスシーズンが始まる日・終わる日が決まっているしね。知ってた?

 

クリスマスの飾りつけは8日にする!

■12月8日(Immacolata Concezione)

クリスマスの飾りつけは、クリスマス時期が始まる日である12月8日にする人が多いです。この日は「無原罪の御宿り」でイタリアは祝日。マリア様は生まれた時から(アダムとイブがおかした)原罪の穢れがないとされているんですね。

さて、何を飾るかというと、クリスマスツリーも一般的ですが、イタリアの伝統はプレセピオ。イエス・キリストが生まれた時のシーンを人形で再現します。馬小屋に赤ちゃん(キリスト)、マリアと夫のジュゼッペ(ヨセフ)、東方の三博士、動物(牛とロバ)、流れ星が基本かな。

プレセピオは、教会や家庭の他、町の広場にかなり大きなサイズのものが飾られたりもします。

【気を付けるポイント】
8日に赤ちゃんは飾りません!赤ちゃんの人形が登場するのは25日!!時計の針が12時を回って25日になってから置きますので、プレセピオを飾る時は気を付けましょう。

 

定番のアレはクリスマスイブに食べない!

■12月24日(Vigilia di Natale)

8日から24日まで色々な行事があり、教会のミサも特別なものになっていきますが、8日の次に大きなイベントはクリスマスイブ!

家族が集まって夕食を食べます。イタリアの「家族」の定義には、日本と違って親戚も含まれますから、叔父さんや叔母さん、甥っ子、姪っ子、従兄弟など大勢が集まる家庭も多いです。

さて、クリスマスイブと言えばチキン!!...を食べてしまうと、イタリア(カトリック教徒)ではダメなんですね。

【気を付けるポイント】
24日は「肉を食べない」ので、この日はお魚がメインです。もちろんベジタリアン料理でも構いません。とにかくお肉はダメ!

私の実家のクリスマスイブは、こんな感じ。

アンティパスト:海老や卵、ツナなどを使ったもの
プリモピアット:魚介のパスタ
セコンドピアット:鱈のトマト煮込み(オリーブ、じゃがいも、ナスなどが入っている)、サーモン

私の実家では、野菜が少なく重たい料理が多い傾向なので、妻(日本人です)が健康的な前菜をいくつか持って行くのが習慣です。

最初の頃は、イタリアらしくない食べ物を恐る恐る食べていた家族ですが、今はこんな風なクリスマスイブのテーブルにも慣れたと思います。

ちなみに、今までで一番人気があったのはファラフェル(ひよこ豆のコロッケ)だそう。日本料理は...お年寄りが多いから外国の食べ物はあんまりね(苦笑)。

 

25日のクリスマスと、「クリスマス期間が終わる日」については来月のブログに続きます!

お楽しみに!

 


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ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。