【海外文化を知ろう!】イタリアの大晦日は命がけ??

Ciao a tutti! (Hi everyone!)

イタリア在住のロベルトです。ブログではお久しぶりですね!

夏の後から忙しくなってしまい、イタリア語を紹介する「イタリア語のススメ」が止まっていてごめんなさい。再開までもう少し待ってくださいね。

ところで、今日はイタリアの大晦日について話したいと思います。

 

イタリアで大晦日は誰と何をして過ごす?

日本では、クリスマスは恋人と、大晦日は家族と過ごすというイメージが大きいと思いますが、イタリアはその逆で、クリスマスは家族と、大晦日は友達と過ごす人が多いです。

友達と過ごす大晦日は、アクティブなパーティーみたいな感じかな。大晦日の特徴的なものといえば「花火」ですね。

日本のように職人さんがあげる花火ではなく、個人がお店で買ってきた花火を、好き勝手に自分の家から打ち上げます。

ちょっとイメージしにくいと思いますが、結構本格的で、大きな爆竹というか、小規模の花火というか、とにかく新年を迎えると、あちこちから一気に競うように花火があがり、音だけ聞いていると爆撃のような状態です。

私の犬は雷や花火が大嫌いなので、大晦日の夜は本当にかわいそうです。それでも、うちは田舎だからまだいいですが、都会に住んでいる犬たちはもっと大変ですね。なにしろ1時間ぐらい強烈に花火があがっていますから。

 

イタリアで大晦日に何を食べる?

大晦日に食べるものと言えば、cotechino e lenticchie

cotechino(コテキーノ)とは柔らかいソーセージみたいなもので、lenticchie(レンティッキエ)はレンズ豆。cotechino e lenticchieは、ソーセージ入り豆の煮込みといえばいいかな。

レンズ豆は形がお金(コイン)に似ているから、沢山食べるとお金持ちになると言われています。日本の年越しそばのような縁起の良いものですね。

我が家では、お昼にお蕎麦、夜に Cotechino e lenticchie を食べますので、ダブルで縁起がいいです。

 

イタリアの大晦日は危険!?

むかしの話ですが、大晦日に「古いものを窓から投げ捨てる」というとんでもない習慣がありました。ですから、昔の大晦日は、花火が激しくあがり、窓から物が降ってきて、夜に出歩くのは危険すぎました。

今はそんなことはないですが(そう願います!!)、大晦日の日に家族や友達に会いに出かける時は、念のためアパート(マンション)の下に車を止めないようにしています。上から何かが降って来る可能性はゼロではないですからね...

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

イタリア在住。3言語の通訳・翻訳家。最近は特に、十数年住んだ日本が懐かしくてたまりません。