【3分で学ぶカナダの歴史と文化】赤白カエデといえばカナダの国旗

【3分で海外文化】赤白カエデといえばカナダの国旗

Hello from Canada! Fruitful English講師のYukoです。

7月1日はCanada Day

7月1日は、カナダの建国記念日(Canada Day)でした。

Canada Dayが近づくと、

お店には、Canada Day 用の商品がずらっと並びます。

赤と白、真ん中にカエデの葉っぱのカナダの国旗をモチーフにした

洋服、ビーチサンダル、ヘアバンド、サングラス、帽子、紙皿、ケーキなどなど

ありとあらゆるものが、「カナダ一色」です。

 

国旗好きのカナダ人

普段から「カナダ人は国旗好き」と言われています。

展望台から街を見下ろして、

あちこちにカナダ国旗があるのにびっくりしたことを覚えています。

みなさんも、カナダ人観光客が背負っているバックパックに

カナダ国旗のワッペンがついているのに気づいたことはありませんか?

 

「アメリカ人と一緒にされたくないから、国旗を身につける」

 

と、本気か冗談かわからない一説もありますが。。。

とにかく、カナダ人はカナダ国旗を誇りに思っています。

 

たった55年の歴史

カナダといえば、カエデ (Maple)

Mapleといえばカナダ国旗

カナダ国旗はその見た目のまんま The Maple Leaf と呼ばれています。

今年は、 The Maple Leaf がカナダの国旗になって55年の記念年です。

カナダ国旗の歴史、意外にも浅いんです。

 

その前は?

The Maple Leaf が国旗になる前は、どんな国旗だったのでしょう?

Red Ensign と呼ばれる旗が国旗として扱われていました。

Red Ensignは、赤地で、左上にイギリス国旗がデザインされています。

カナダのお母さんであるイギリスの香りがぷんぷんしてたんですね。

いくつかの歴史的出来事がきっかけとなり、

Red Ensign から The Maple Leaf に変わりました。

 

カナダオリジナルの国旗:きっかけ1

一つは、1956年に起きたエジプト対英仏イスラエルのスエズ危機です。

当時、カナダの外相であったピアソンさんが、

国連で調停役を務め、国連緊急軍の創設と派遣を実現し、

スエズ危機の悪化を防ぎました。

ピアソンさんは、この功績からノーベル平和賞を授与されています。

言い出しっぺのカナダはもちろん国連緊急軍に参加したかったのですが、

なんとエジプト政府から、

「カナダ軍の制服にはRed Ensignがついてて、

イギリス軍と紛らわしいから嫌だ」

と拒否されてしまったんです。

ピアソンさんは、がっかり。

そして、考えました。

「カナダらしい国旗が必要だ」と。

 

カナダオリジナルの国旗:きっかけ2

もう一つは、カナダの仏語圏ケベック州の独立運動です。

ケベック州の仏語系の人々の間では、

もともとイギリス国旗があしらわれた Red Ensign は不人気でした。

彼らはイギリスに支配された側なので、

Red Ensign を嫌うのも当たり前ですよね。

そればかりか、

1960年代からケベック州の独立運動が高まってきたんです。

で、再びピアソンさん登場です。

ピアソンさんは考えました。

「ケベックをカナダにつなぎとめるためにも、

ケベックでも受け入れられる国旗を作ろう」と。

 

1965年 The Maple Leaf 誕生

1963年に首相になったピアソンさんはがんばりました。

カナダ歴史上もっとも長かった国会での議論を経て、

1965年2月15日に The Maple Leaf が制定されました。

以来、The Maple Leaf は、カナダ人に愛されてきました。

(ケベックにはまだ不満を持つ人もいますが)

いつもは、「カナダにこんなに人がいるの?」

というほど、各地の Canada Day イベントには、

頭から足まで赤白の人々や

国旗をマントのようにはおる人々でにぎわいますが、

制定55周年の今年の Canada Day は、

Social Distance を守らないといけません。

次回は、そんなコロナ禍の Canada Dayをお伝えしますね。

 

 

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