【海外文化を知ろう!】フランスのマロンは食べられない!?

【海外文化を知ろう!】フランスのマロンは食べられない!?

こんにちは!フランス在住のRinaです。

秋真っ盛りですね!秋といえば実りの秋ですが、みなさんは秋の味覚を満喫していますか??
この時期になると必ず思い出す、ちょっと悲しい思い出があります。

ウキウキの栗拾い

フランスに来たばかりの5年前の秋のある日、娘を学校に送って帰り道をあるいていたら、地面に茶色いものがたくさん落ちていました。

よく見たら・・・栗?!?!100個以上はありました。

「前日雨が降ったし、たくさん落ちてきたんだろう。誰かが拾う前でラッキー!」
と思い、急いで家に帰ってビニール袋を持ってきて、ほぼすべて拾ってもって帰ってきました。
頭の中はもちろん、栗きんとん、栗ごはん、マロングラッセ・・・ いろいろと妄想しながら、まずは茹でてみました。

でも、いくら茹でても柔らかくならないし、マズい!!
そんなわけない、と旦那に見せました。

そして返ってきた言葉は、「これ、食べられないよ!むしろ毒があるから食べるな!」でした。

ガガーン!!

食べられない栗とは?実は、、、

でも 「marronって言ったでしょ?なんでmarronなのに食べられないの?!」と私。

そこで判明したのは、フランスのmarronは、日本人が言う「栗」ではなく「栃の実」だっていうこと!
フランス語の食べられる「栗」は、châtaigne と言うんです。
でも、あのお菓子の「マロングラッセ」はフランス語でもMarron glacéといいます。

ちなみにmarronnier(マロニエ)は「栃の木」をさしますが、これは日本の皆さんも聞いたことがあるかもしれませんね。
銀座にはマロニエ通りやマロニエゲートがありますが、あのあたりにはこの栃の木があったはずです。

栗と栃の実はものすごく似ています。でも、栃の実を包んでいる外の皮は、栗の皮のように多くのトゲがありません。
なので、フランスの公園や路上で落ちているのは、9割以上栃の実だそうです。栗だったら危ないですよね・・・。

栃の実をゆでてしまったという外国人は、他にもたくさんいるそうです。私だけじゃなくて、よかった。
食べられないといっても、公園に行って見つけるたびに、娘たちがたくさん拾ってきてくれます・・・。

 

他にもある!秋の味覚

そうそう、この時期拾って食べられるものもあります!クルミやどんぐりです。
どんぐりは食べられるもの、食べられないものがあるようですが、フランスのどんぐりは食べられます。
ケーキやパンに混ぜて焼いたり、クリームチーズと刻んだこれらのナッツをまぜてパンに乗せたりするのが好きです。
あと、夏の終わりにはぶどう畑に行けば食べ放題ができるし(こっそりですよ!)、うちにはいちじくの木が大量に実をつけます。

かぼちゃも出回ってきました。といってもフランスで一番よく食べられるものんはcourgesと言って、大きいのは1個10キロくらいあり、量り売りで買います。
ハロウィンでjack-o’-lanternをつくるならこれです。水分が多いので、簡単にカービングできます。

日本のかぼちゃに一番近いのは、potimarronというもので、小ぶりで濃いオレンジ色で、加熱するとホクホクです。
フランスではグラタンやスープにすることが多いです。

秋のおいしい食べ物のことを書いていたらきりがありませんが、今日はこのへんで!
See you!!

 

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様々な国に滞在した経験があり、「伝わる英語」が何であるかをしっかりと理解しているRina先生。きめの細かい添削でありながら、モチベーションもしっかりと上げてくれる添削が大変人気で、生徒様から高い評価を受けている講師です。 座右の銘は"If you can imagine it, you can achieve it. If you can dream it, you can become it."