英語圏ではここが違う!家族間の呼び方や主語の使い方

英語圏ではここが違う!家族間の呼び方や主語の使い方

Hello from Canada!

Fruitful English講師のYukoです。

みなさんは家族間でお互いをなんと呼び合いますか?

お母さんに「あなたは何時に行くの?」なんて聞きますか?

 

家族間でなんと呼びますか?

例えば、お父さん・お母さん・お兄ちゃん・弟の4人家族だとします。

お父さんはお母さんを「ママ、お母さん」と呼んだり、

お母さんが長男を「お兄ちゃん」と呼んだりしますよね。

お母さんが

「お母さんは買い物に行ってくるから、お留守番しててね」というように

自分のことを「お母さん」と言ったりします。

日本では

<家族内のポジション=呼び名>

になることは普通です。

 

英語圏での家族内の呼び方

しかし、英語圏では

お父さんが自分の妻を “Mom”と呼んだり、

お母さんが長男を “Brother”と呼ぶことは、

ありません!

お母さんが自分のことを言う場合は、

主語は Mother/Momではなく、Iです。

例外的に小さい子に対して、お母さんが

“Mom has to make dinner. Can you watch TV alone?”

=「お母さんは晩ご飯を作らなきゃいけないから、一人でテレビを見ててくれる?」

というように話すこともありますが。

 

主語は何になる?

英語では、必ず主語と述語が必要ですね。

日本語では、子供がお母さんに直接、

「どこにいるの?」

あるいは

「お母さん、どこにいるの?」

と聞きます。

しかし、

“Where are?” では主語が欠けているので、文が成り立ちません。

日本語のように主語をお母さんにして、

“Where is Mom?”というと、

第3者にお母さんの居場所を聞いていることになってしまいます。

お母さんに直接聞くのなら、

“Where are you?”になります。

母親だろうが、父親だろうが、

<相手=You>です。

 

あなた?!

息子が幼稚園に上がる前のことです。

お昼寝の時間以外、唯一私が一人になれる時間と場所は、

お手洗いでした。

私がお手洗いにいると、突然バーンとドアがあいて、

「ああ、あなた、ここにいたの!」

と、ニコニコ顔の息子が入ってきました。

英語脳の息子は、

Oh, you are here. を

そのまま日本語にしたんでしょうね。

突然ドアを開けられたことよりも、

息子に「あなた」と呼ばれたことにびっくりしました。

だって、私は自分の親を「あなた」と呼んだことがありませんもの!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ政府や日本政府機関でも勤務経験があり、現在も日本で年に一度カナダ外交に関する講座を大学で担当しているというこれまでにない経歴を持つ講師。カジュアルからフォーマルな英語表現まで指導することができます。