【ビジネスでも使える大人の英語表現】実は問題あり?「No problem.」の正しい使い方

みなさん、こんにちは。

日本語でも相手に「ありがとう」と言われた際に「大丈夫ですよ」や「どういたしまして」と返すことって結構ありますよね。

あなたならこのやり取りをどう英語で表現しますか?

今回の記事では、普段の英会話はもちろんのこと、ビジネス英文メールの中でも登場する「大丈夫ですよ、どういたしまして」と上手く伝える使える英語表現をご紹介していきます。

「英語表現においてどの程度まで丁寧さを表現すれば良いかイマイチ分からない」そんな方はぜひ最後までチェックしてみましょう。

 

人によってはネガティブな響きにもなる「No problem.」と「Not a problem.」

私達日本人にとって「No problem.」や「Not a problem.」は、謙遜の意味も込めて「大丈夫ですよ、問題ないですよ」と伝えられる割と馴染みのある表現です。

実際、英語ネイティブも日常会話からビジネスシーン、ビジネスメールの中でこの表現を良く使っています。

ただ、誰かにシンプルに感謝を伝えられた際にこれらの表現を使用すると、こちらの意図をネガティブに捉える人も一定数いることを覚えておきましょう。これはどちらの表現にも「no」と「problem」というネガティブな意味を持つ単語が使われているのが原因です。

英語ネイティブの中には、「problemという言葉使ったってことは、場合によっては相手は今回のことを問題と認識する可能性があったってこと?」、「何だか上から目線で大丈夫だよ、と言われているみたいで不快」と感じる人もいるようです。

会話の中の表現や言葉遣いにどれだけ敏感かは個人差があるため予想しずらいですが、これらの表現を使用する際はこの可能性も視野に入れて使うのが望ましいでしょう。

 

「ありがとう」の返答、「大丈夫ですよ」の最適な英語表現は?

ここまでの内容を読んで、「では、どの表現が適当なの?」と疑問に思った方も多いと思います。

そこで登場するのが、「どういたしまして」の定番の表現、「You’re welcome.」です。

この表現には先の「No problem.」や「Not a problem.」のようにネガティブ意味を持つ単語が入っていません。そのため、先に挙げたような会話の中の表現、言葉遣いに敏感な人に対して勘違いを与える余地が無くなります。

一般的に欧米においてはそうですが、特にビジネスでのやり取りは、ネガティブな単語よりポジティブな単語を使った表現を多く用いた方がお互いにより良い感情を保つことにも繋がり有効です。

この理由から、ビジネスシーンで相手に「Thank you.」と伝えられたら「You’re welcome.」と伝えられるよう準備しておきましょう。

 

他にもある!ポジティブな単語を上手く利用した「どういたしまして」の英語表現

相手に「どういたしまして、大丈夫ですよ」と伝えたい場合は「You’re welcome.」をデフォルトで使うと良いと解説してきましたが、やはりロボットのように一つの表現だけを伝え続けるのは味気ないですよね。

そこで、最後にポジティブな単語を上手く利用した「どういたしまして」の類語表現をいくつかご紹介しましょう。

まず、「My pleasure.」や「Our pleasure.」

これらは英文メールでも良く登場します。

前後のやり取りの主語に合わせて文頭の単語を選ぶ必要がありますが、それがクリアできれば丁寧さも伝わる良い表現です。

また、「Happy to help.」「お役に立てて嬉しいです」

と伝えることもあります。

この表現もカジュアルになり過ぎず、ポジティブな意図が伝わる表現と言えます。「You’re welcome.」に慣れてきたら、この辺りの類語表現も上手く使って表現の幅を拡げてみてください。

 

いかがでしたか?

相手に感謝の意を伝えられた際の返し方一つで、自分が相手に与える印象も変わってきます。

ぜひ当記事内容を参考にして、ビジネスシーンでもポジティブなやり取りを心掛けていきましょう。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

日本で英語講師、行政通訳・翻訳の仕事を経験後、アメリカ人の夫との結婚を機にアメリカに移住。 英語コーチとして独立する傍ら、英語系ライターとしても活躍。 長い英語学習歴、教授歴、実践歴を活かし「日本人だからこそ躓きやすい」「そこが知りたかった!」そんな情報を分かりやすくお伝えしていきます。