【海外生活】東南アジアのコンドミニアムって?

元英語教師で海外で働くmecanさんの記事。英語スキルを上げて海外に住んで働くことをテーマに記事を執筆。

コンドミニアムに住んでいる?!

皆さん、コンドミニアム(Condominium)はご存じでしょうか?
日本では耳慣れない言葉ですよね。
知っていたとしても、コンドミニアム=別荘と思っている方も多いでしょう。

東南アジアではコンドミニアムは別荘でもありますが、普通の住居としても提供されることがあります。
日本人が東南アジアにExpats(専門職)として出ていくときには、大抵はコンドミニアムに住まいを持ちます。

私も2019年7月にフィリピンに海外転職を果たしたときに、コンドミニアムに住み始めました。
転職前に日本で東南アジアの就職セミナーなどに出ていた時、タワーマンションみたいなところに住めて、希望次第ではメイドさんも雇い家事を依頼することもできる、と聞いていました。

因みに、コンドミニアム(以下略してコンド(Condo))は、フィリピンの法律では下記のように定められているようです。

A condominium is an interest in real property consisting of separate interest in a unit in a residential, industrial or commercial building and an undivided interest in common, directly or indirectly, in the land on which it is located and in other common areas of the building.

 

AN ACT TO DEFINE CONDOMINIUM, ESTABLISH REQUIREMENTS FOR ITS CREATION, AND GOVERN ITS INCIDENTS.
(出展 ”Law of Philippines”)

 

コンドミニアムの特徴

他の東南アジアの国々でも、コンドはほぼ似たようなものであるようです。私が今住んでいるマレーシアもほぼ一緒です。
コンドによって多少は違うようですが、共同エリアとして付帯設備や施設が備わっています。
外にスイミングプール、スポーツエリア、建物内や付帯設備にスポーツジムなどです。居住者であれば無料で利用が可能。
私がフィリピンで住んでいたコンドは、スイミングプール、ジム、ヨガスタジオ(時に畳で柔術の道場に!)、サウナが備わっていました。

ロビーには受付があり、24時間警備員が管理をしていました。居住エリアにはカードキーがないと通れないゲートがあり、部屋の扉には上と下の2か所に鍵が取り付けられていて、セキュリティの面でも安心です。
これもコンドによりますが、基本的に家具は全部備え付けになっています。
ベッド、ワードローブ、テレビ、キッチン、コンロ、冷蔵庫、電子レンジなどといった生活を快適に過ごすために必要な家具が一通りそろえられているのです。
何があるかは部屋のオーナーの好みが反映されます。

 

お部屋探しと不動産情報の表記

フィリピンでのお部屋探しは、不動産サイトを見て問い合わせたり、ブローカー経由で紹介してもらいます。ブローカーを経由するほうがフィリピンでは一般的です。
部屋のオーナーは海外に居住している場合もあります。
日本人ならワンルーム、1Kや2DKで探したくなりますが、フィリピンではそのような表記ではありません。
ではどのような表記があるのでしょうか?

日本人が好む一人暮らし用で、キッチンが付いていてベッドがあって、トイレとお風呂があるというお部屋は、One Studioと呼ばれます。
基本的に全てがひとつの部屋に収まっているタイプです。日本で言えば、1Kに近いでしょうか。
一般的にはフィリピンはお風呂はありません。シャワーがぽつんとあるのみです。
私は、One Studioの部屋に住んでいました。

One Bed RoomとかTwo Bed Roomという表記の場合があります。
One Bed Room(大抵1BRと省略されます)は、ワンルームみたいなものかと思うかもしれませんが、One Bed Roomはベッドが1つ別の部屋にあります、ということです。つまり、メインルームとは別になっています。
日本では、1DKに近いでしょうか。
Two Bed Room(2BR)になると、ベッドが2つ別の部屋にあります。日本でいう2DK。

私がフィリピンでお部屋探しをした時には、One Bed Roomのお部屋も内覧しました。
内覧時、お部屋にはまだ住人がいらっしゃったのですが、ご家族で住まわれていたのでびっくりしました。

私がフィリピンにある会社に入社する前に送られてきた、ブローカーお勧めコンドミニアムリストには、sqmという謎の表記がありました。
調べてみるとsquare meterの省略のようです。日本と一緒、平方メートルということですね。
その時は、1Kや1DKという表記がないこと自体で戸惑ってしまい、部屋のサイズ感を見るのは内覧に頼っていました。実数値で部屋の広さが理解できれば、書類だけで比較検討できる材料が増えます。

 

まとめ

さて、コンドミニアムに住むイメージはできましたでしょうか?

日本の狭くて高いお部屋に住むことから比べれば、リッチになった気分で安く住まうことができます。
家具付きのお部屋を中心にじっくり厳選しましょう。
イメージができるまで、インターネットなどで様々な物件を見たりするのもお勧めです。
後悔しないコンド選びができますように。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

英語が好き。語学が好きというよりは、その背景にある特性や文化などに興味も持つ。ひとが好きで、世界中の人と対話できるおもしろさが嬉しい。 長年地元で英語科教員をしていたが、東京で民間企業に転職、英語を使ってビジネスをし続け、外資系も経験。フィリピンの日本支社でフィリピン人の管理部門も経験。ひたすら実践で英語を身に付けていった経験から、英語習得について語ります。