英語表現バリエーションを増やして海外文化を心で感じよう

英語表現バリエーションを増やして海外文化を心で感じよう

こんにちは。フルーツフルイングリッシュのTamaです。この記事は実生活で本当に必要な英語表現を学びたい方のためにお届けします。

フルーツフルイングリッシュの人気講師Erii先生は、親の都合でアメリカに5歳の時に引っ越し、1度目の渡米で7年を過ごしました。ABCも分からない幼いErii先生は、学校でも怒られ友人もできず、自信もなく、本当に辛い経験をしました。

小学2年生になると、リスニングは完璧になっていますが、それでも友人とよべる存在がいませんでした。しかしここで、小2になったErii先生に転機が訪れます。ある女の子がErii先生に、興味を持って話しかけてくれるようになったのです。その女の子の存在が、Erii先生の心を変えました。

もう一人ぼっちはいやだ!だから、英語を話そう!と決意したのです。

その決意は、「話すことが怖い」というErii先生の、自信がなく、深く暗い思いを凌駕するものでした。そこからです、Erii先生の英語人生は花開きました。

もう一人にならないための、いわば、海外で上手にコミュニケーションをとり、生き抜くための英語フレーズ集を体で習得したのです。

小2の少女が勇気をだして、自分の人生を明るいものに変えたきっかけの物語です。そのきっかけを掴んだErii先生は、18年間の経験で、海外の文化になじみながらも、より人に好かれる英語の使い方を学び続けました。

 

海外の文化は「でしゃばり=貢献」なんだけど……

Erii先生に西洋の価値観をインストールしてくれた先生がいます。全く意見を言わないErii先生に、

「あなたは英語がまだあまり分からないから、授業の内容も分からなくても仕方がない。それはあなたのせいじゃないけれど、分からないならば質問をしてほしい。分からないのに質問をしないことは、
あなたが分かろうと努力をしていないことだ。だからこれからは何でもいいから質問をしてほしい。」

そうです。
西洋では、意見であれ、質問であれ「発言」は授業や会議への「貢献」であると考えられています。日本人が思う「でしゃばり」は「貢献」なんです。

どうしてこの話をしたかというと、「でしゃばり=貢献」なんですが、西洋の人も伝え方には日本人より気を配っているからです。英語のニュアンスで微妙な気持ちを伝えます。どんな風に?今回はいちばんわかりやすい例をご紹介します。

英語表現のニュアンスと使い分けを理解していますか

日本人はよく“I think…I think…”って言いすぎだと言われています。しかし、英語ネイティブも、“I think”を使います。ただし、日本人が使うように、自分の意見を伝える時のように、「私はこう思うんだけど。」というニュアンスで使うことは少ないです。

では、どんな場合に使うのでしょうか?

1.自分とは異なる意見の相手を強く否定したくないとき
例: I think that’s okay, but I don’t do that.

2.提案してあげたいけど、上から目線を避けたいとき
例: I think it’s better to not compliment appearance.

3.あくまで個人の意見であることを伝えたい。
例: I don’t think Company X will get on board with the current plan.

 

I thinkはこのように、予想できるトラブルを避けて自分の意見だとはっきりと伝えたくない時にも使えますし、相手を気遣う時にも使われます。

またI don’t know.の代わりに使う事もできます。

日本では、「知りません。」という意味で、I don’t know.を使う人が多いと思いますが、英語では「それについて話したくない。」という、それを聞いた人に対して否定的なニュアンスを込めて使う場合もあります。

例えば、「地球温暖化についてどう思う?」と聞いて、「I don’t know.」と一言だけ言われたら、その人は、その話題を話したくない、興味がない話題だから、そんなメンドクサイ話題持ってくるなよと、遠まわしに言われていると察する必要があるということです。

そのため、I thinkは本当はしっかりした意見もないけど、相手の話に興味を持っていることを示したいときI don’t know.の代わりに使う事ができます。このように英語は英語で色々な気遣いがなされているのです。

日本語でも英語でも言語には文化が表れています!

アメリカ人がどういう意図・気持ちを持って話しているのかを知ることで、よりネイティブらしい英語が使えるようになると思いませんか?

Erii先生は、人に好かれるために、この文化的背景も含めた英語表現を身につけたのです。

伝えたいニュアンス別に、もっと表現にバリエーションをもたせるにはどうしたらいいでしょうか?

例えば、先ほどの“I think”の例で説明すると、日本語と英語1対1の対訳で“I think=私は思う”と考えずに、

・I feel that~「自分が感じたこととして」
・In my opinion~「自分の意見として」
・Personally speaking~「トラブルを回避する為に、会社と自分の意見を明確にわけたいときなど」
・What I mean is~「自分の意見の補足として」

などニュアンス別に、様々な表現ができるフレーズを身につけるだけでいいのです。

英語表現バリエーションを練習してみよう!

では、表現バリエーションを増やす練習をしてみましょう!

例えば、しばらく会っていない友人に、「お元気でしたか?」と訪ねたい時、“How have you been?”
が定番ですよね?

では、表現の幅を広げるヒントとして、クイズをご用意しましたので、どうぞチャレンジしてみてください。

Q1.How have you been?の別のフレーズを3つあげてください。

回答例は以下です。クイズをご用意しましたので、(書き言葉では書かない表現も含まれています。)

How’s it goin’.
how’ve you been?
How ya been?
What’s new?
What have you been up to?
How is everything?
How are you holding up?

Q2.How have you been?に具体的な「2年ぶりですね。」という期間をいれてみよう!

It has been 2 years (since we last met).

Q3.How have you been?に「信じられない!」と驚きを加えてみよう。

I can’t believe it’s been two years(since we last met).
Has it really been 2 years since we last met?

Q4.しばらく会っていなかったので、How have you been と一緒に、「相手の変化」について尋ねてみましょう。

Have there been any changes in yore life?
What is new with you?

このように、英語ネイティブは、“Why did you come to here?「どうしてここに来たの?」を”What brought you here?”と全く別の言い方で表現することもありますし、

私たちが覚えた“How have you been?”「久しぶりね(どうしてたの?)」にI can’t believeなどを加えて、
本当に自分が伝えたいニュアンスを細かく表現しています。

このような使い分けができると、英語で自分の伝えたい微妙な気持ちを伝えることができるようになります。

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