孤独の弊害2/5

孤独の弊害2(全5回)

私も人に教えるほどではありませんが、
自分のノウハウを役立てられるならと、
私は2か月、週1回1時間だけ彼のコンサルを
請け負うことにしました。

私もフルーツフルイングリッシュでマーケティングの
仕事をフリーで請け負っていますので、集客や
商品の販売方法などある程度アドバイス
ができると感じたのです。お互い真剣になるため、生活が
苦しい方からもらうのもシビアですが、彼からも
コンサル料はいただきました。

最初、彼の商品を聞き、販売する顧客層や、どのように
商品を販売していくか、何を準備するかについて打ち合わせし、
1週間毎に進捗チェックと、成果物をレビューする、そういう形で
進めていきました。

1週間後、決めた通りの成果物が確認でき、多少修正して
いよいよ販売開始となりそうでした。

このスピード感、
きちっとやることやる、
いいものを素直に取り入れる資質。

なんでこの3年ダメだったんだろう・・・
そんなことを感じていました。

ところが・・・

ところが、3週目のコンサルの時、彼はそれまで検討していた
プランを勝手に放棄し、別の販売プランを自分で考えて、
それを準備していたんです。

え?
彼は2か月以内に現金を手に入れないと、
自由を手放して、また就職するしかないそんな瀬戸際まで
来ているのに・・・

彼の考えてきたアイデアはどうみても成果を生むのに早くて
1、2年かかる大がかりなものでした。

しかも、私がみても大手の競合がバリバリ存在するような場所で、
それほど新しくもなさそうなことを自分の力で一人でやろうと
しているように見えました。

彼はやっぱり熟考した末、新しいアイデアがよさそうという
結論に達したようでした。

ちなみに当初2人で考えたアイデアは、とりあえず開始して、
お客様の反応や評判を見ながら、良ければプッシュ、
悪ければパージ(破棄)するという、
フルーツフルイングリッシュでもよく使っている方法。

実は、彼はこの3年間、アイデアを考えては作業をし、
1つのことを完成させないまま、方向転換を続けて
何一つものを売るということをできていなかったのです。

なぜこうなっていたのか?

(続く・・・)

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