日本人の英語、ネイティブにはどう聞こえてる?エピソード3

Brianのコラム3つめは日本人生徒さんとの会話です。

実はこの失敗談は当社の講師の中でも似たようなミスをしている方も
多いので特に注意していきましょう!

Every now and again, though, one is uttered that blows past
“amusing” and reaches right into the realm of “hilarious.”
The best I’ve ever heard had to do with the anatomy of
a certain well-known Japanese actress, and ? if the
directness of my expression may be pardoned ?
it occurred in a conversation that unfolded as follows:

Student: “Last night, I saw (actress name) on TV.”

Brian: “Oh. Um… Who’s that?”

Student: [looks surprised] “You don’t know (actress name)?! Everyone knows her!”

Brian: “No, I’ve never heard of her. Please tell me about her.”

Student: “Well… She’s really famous for having a really big boob.”

Brian: [Imagines to self: one big, or only one and it’s big] “I can see why she’s so famous.”

いかがでしたか?
それでは日本語で補足説明しておきましょう!

不必要な「a」がもっと大きな誤解を招いてしまうこともあります。ちょっと極端な例かもしれませ
んがご興味があれば先をお読みください。こんな会話をした事があります:

Student : Last night, I saw ○○ (actress name) on TV.
( 昨夜テレビで○○ ( 女優名) を見たんだ。)

Brian : Oh, who’s that?
( それ一体誰? )

Student : You don’t know her!? Everyone knows her!
( 知らないの!? 誰でも知ってる女優さんだよ! )

Brian : No, I’ve never heard of her. Tell me about her.
( 聞いたこともないよ。どんな人なの? )

Student : Well…She’s really famous for having a big boob.
( う~ん…胸が大きいってことで有名なんだ。)

Brian : ……………..(trying very hard not to laugh)
( 笑いをこらえるのに必死)

この会話のポイントがわかりましたか?

日本語はそもそも単数/複数の概念に厳しくない言語な
ので、「胸」という単語をまるで1 つ( 単数) のように
捉えているのかもしれません。

英語の「boob(乳房)」という単語について考えてみると、
通常人間には2 つあります。ですから「胸が大きい人」
と表したい場合は必ず複数形にする必要があります。
それにもかかわらず「a」を誤ってつけてしまう
と……「片方だけ胸が大きい人」または
「巨大な一つの乳房を持っている人」というショッキングな
イメージを与えてしまいます。

どうですか?たかが冠詞、されど冠詞です。
ほんの小さな間違いでもおかしなイメージを読み手/
聞き手に与えかねません。次のセクションからも
冠詞の知識を深めて、身の回りにあふれる「冠詞の
間違い」を皆さんも発見してみてください!

++++++++++++++++++コラムはここまで

※身体的特徴に関する記述で不快な思いをされる方も
いらっしゃるかもしれませんがポイントは冠詞の重要性を
理解していただくものであり趣旨をご理解の上
純粋な出来事としてお楽しみください。(管理者)

もしあなたが冠詞の大切さや奥深さに興味を持ってもらえたら
嬉しいと思います。冠詞をきちっと考えよう!と考えるところから
上達は始まります。

このエピソードは「冠詞ナビブック(詳しくはコチラ)」に掲載されたものを
一部抜粋してお届けしています。

当社では過去の指導実績を解析したところ、
日本人の英語の文法間違いがほぼ冠詞に集中していることを
発見しています。

もしあなたも冠詞ってそんなに大切なんだと思ってもらえたら
私たちの試みは成功です。たかがa/theという言葉ですが
英単語100万単語中、出現頻度は1位と6位。

非常に利用頻度も高く、間違いが誤解に直結することから
しっかりと学んでおいてください。

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