英語の試験 - イギリス永住権取得への道

北イングランドの田舎町在住、H.Yukaです。イギリス在住15年、今のところ英語テストを受ける予定はないですが、日本に住んでいた時は様々なテストにチャレンジしたものです。

日本でテストを受けていた当時、勉強時間をとるのが非常に大変でしたが、頑張って英語力を上げておいて良かったと心から思います。

まさか、イギリスで永住権を取る際にも、英語テストが必要だなんて思ってもみませんでした!

皆さんは、この永住権・市民権取得者用のテストについてご存知ですか?

「Life in the UK Test」と呼ばれ、欧州経済領域(EEA)以外の国籍を持つ人を対象としているので、日本人のみではなく、英語を母国語としている例えばアメリカ人やオーストラリア人なども含まれます。国際結婚していようが、就労ビザで何十年働いていようが、イギリスで永住権・市民権取得を希望する場合には、受けなければなりません。

英語テストに受かって初めて、永住権を申請する権利の一部が得られる。

 

 

 

 

 

 

事前に受験料の支払いと申し込みを済ませ、150ページ近くある専門教材を購入し勉強した上で、最寄りの試験会場にて、イギリスの歴史、宗教、伝統、日常生活などにかかる設問に答えていきます。45分のテストで75%以上正解すれば合格ですが、これで自動的に永住権・市民権を取得できる訳ではなく、あくまでも「申請する権利の1部」が得られたことになります。なかなかハードル高し!

せっかくなので、2問ほど試してみませんか(実際のテストでは、選択式です)。

  1. Where does the UK government sit?
  2. Where is the Cenotaph located?

1問目で「椅子!」と思った方、残念でした。この場合の「sit」には、「(正式な会議などを)開会する・議事を行う」という意味があります。「The court will sit tomorrow morning(開廷は明朝)」などという風に使ったりしますね。

正解は「Westminster」です。

2問目の「Cenotaph」はあまり目にしない単語ですが「記念碑」という意味です。

正解は「Whitehall」になります。

私が「Life in the UK」のテストを受けたのは10年以上前になりますが、「テストに受からなかったら、最悪の場合、夫と遠距離かもしれない」とプレッシャーを感じながら勉強したことが忘れられません。

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ABOUTこの記事をかいた人

丁寧かつわかりやすい解説で人気の講師!イギリス留学中に英語で非常に苦労したという経験から、少しでも力になりたいと考えてくれるとても生徒様思いの講師です。金融関係の知識も豊富です。座右の銘は「Where there is a will, there is a way (意志あるところに道はある)」。