【3分で英語学習】冠詞いるのか、いらないのか迷う!という方に

【3分で英語学習】冠詞いるのか、いらないのか迷う!という方に

皆さん、こんにちは講師のMikaです。

英語を学び始めてから冠詞において戸惑われた方が多くいると思います。
実際に添削をしていても冠詞の質問が多いです。

そもそも冠詞という概念が日本語にはないので慣れるまでが大変になりますよね。

冠詞のおさらいをしよう!

まず、可算名詞と不可算名詞をおさらいしましょう。

可算名詞
数えれる名詞、可算名詞ですが、言葉通り数えることができるものを指し表します。
例えば、「本」book、「鉛筆」pencil、「犬」dog、「椅子」chairなどは見て、数えれるので可算名詞になります。可算名詞には基本的に不定冠詞か定冠詞が伴いますが、一般的に言う場合は、総称表現を使います。

不可算名詞
数えることのできない名詞を表します。
例えば、water「水」、furniture「家具」、equipment「設備」など、数えれない、物質、感情、集団などを表すものになります。

次に、不定冠詞、定冠詞、そして総称表現をおさらいしましょう。

不定冠詞
不特定の1つの椅子、数多くあるうちの1冊の本などを表す場合は不定冠詞を使って、a chair, a bookと表します。初めて話題に挙がる名詞においても読み手や聞き手は特定できないので不定冠詞を使います。

定冠詞
既に話題に出ている、特定することのできる場合は定冠詞を使ってthe chair, the bookと表します。定冠詞は「その」「あの」「例の」というニュアンスを表わすことを覚えとけば分かりやすいと思います。

総称表現
その種全体を指し表すので、一般論を述べる場合に使います。この場合、可算名詞の場合は、【無冠詞+可算名詞の複数形】、不可算名詞の場合は【無冠詞+不可算名詞の単数形】になります。

このような説明は参考書などでも読んだ方がいると思います。でも、実際に文を書くときに迷いますよね。

 

冠詞の使い分けポイントを見てみよう!

このような文の場合、どう書き表しますか?

1)「昨日バスに乗ったのだが、バスで気分が悪くなった人が出たので、路肩で止まって救急車が来るのを待った。」

気を付けるポイントは「昨日バスに乗ったが、バスで気分が悪くなった人が出た」になります。
直訳すると、

I got on bus yesterday, but someone got sick on bus.

と表すことができますが、名詞busに気を付けてください。

名詞busは可算名詞になります。さらにはここではIが経験・体験したことを話していますよね。
なので一般論ではないので、総表表現は除外できます。

さて、冠詞ですが、「バスに乗った」の場合、可算名詞busは初めて話題に挙がりました。つまりどのバスに乗ったのか読み手や聞き手には分からないですね。なのでこの場合は、とあるバスに乗ったと不定冠詞を使って a busと表します。

次に、もう1回名詞busが出てきますね。これは、前半の「私がバスに乗った、そのバス」で気分悪くなった人がいたということを表しています。なので2度目の名詞busには定冠詞をつけて、the bus と表します。

よってこの文は、

I got on a bus yesterday, but someone got sick on the bus.

と表すことになります。

 

2)「犬は基本的にフレンドリーだが私の犬は人見知りだ。」

今回「犬」という名詞が2度出ましたね。ただこの場合、どの犬を表しているのか考える必要があります。

最初の「犬は基本的にフレンドリーだ」ですが、これは一般論になりますよね。
なので1匹の犬、a dogでもなければ、特定の犬the dogでもないです。ここでは総称表現を使うことになるので、dogsになります。

では、2度目の犬ですが、ここでは「私の犬」になります。なので特定の犬と考えてthe dogと表すこともできますが、具体的に「私の」と所有格myを付けてmy dogと表します。

よってこの文は、

Basically, dogs are friendly, but my dog is shy around strangers.

と表すことになります。

 

いかがでしたでしょうか?

冠詞で迷った時は、このように順を追ってどこに当てはまるのかを考えていくと答えが見つかると思います。試してみてくださいね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

幼少期に6年間南アフリカ共和国で生活したことのあるMika先生は日常的に英語を使う環境で育ちました。英語の魅力に目覚めた後、帰国後は大学で英語を学び、さらには英語を使って仕事をされています。毎日の生活のための英語、アカデミックな学びの英語、そして職業としての英語。これらすべての英語を経験してきたMika先生に、あなたが必要としている英語を学んでください。