イギリス英語でよく聞こえてくる語尾 “….. , isn’t it?”

皆さん、こんにちは。フルーツフルイングリッシュ講師のMamikoです。

前回のブログ記事では、私がイギリス在住時、特に英語の読み書き上でふと気になった「ハイフンの使用」についてお話しました。今回は、口語表現で気になった言い回し「付加疑問 Question Tag」について少し触れてみたいと思います。

付加疑問 Question Tag

付加疑問文は、

①相手からの同意を求めたい

②断定的ではなくソフトな気持ちで表現する

為に使われているのだと思います。

ビジネスシーンを除いて、普段の会話でとにかくよく耳にします。最初のホストファミリー、その後のフラットメイト、会社の同僚… 私の周囲の誰もが多用していました。付加疑問の使用で、日本語で言うところの「~ですよねー、~だよね、~でしょう、~よね?、~でしたよね?」といったニュアンスが表現できます。

例えば、日常会話で次のような文は頻繁。イギリスに住んだら、周囲の会話の流れに合わせてこちらもいっそ使ってみた方が調子の良い会話になりますよ ♬

It’s a lovely day, isn’t it?

(今日は良いお天気ね)

You are from Japan, aren’t you?

(あなたは日本人ですよね)

The food was absolutely delicious, wasn’t it?

(その料理は本当に美味しかったよね)

You have been to Tokyo, haven’t you?

(あなたは東京に行った事がありますよね)

付加疑問の付けかた

中学校の英語でさらっと習ったはずですが、その後聞く事もなかったのでイギリスに来た当初は、全てに “….. , isn’t it?” の付加疑問で済ませていました。肯定文か否定文か、主語は何かなど考えていると付加疑問の選択まで余裕はなく、とにかく isn’t it? を語尾につけていました。英語が母国語でない人は、私と同様に付加疑問の文法を変化させず、全ての文に isn’t it? という言い方をしている人が結構いました。ですが、英語ネイティブの人はやはり付加疑問を間違える事はほとんどないと思います。

①be動詞を用いた付加疑問文を作る場合

「肯定文+ ,(カンマ)+be動詞+ not +主語(の代名詞)+?」

例)She is very popular, isn’t she? (彼女はとても人気があるよね)

又は

「否定文+ ,(カンマ)+be動詞+主語(の代名詞)+?」

例)He is not a student, isn’t he? (彼は学生ではないよね)

②一般動詞を用いた付加疑問文を作る場合

「肯定文+ ,(カンマ)+ don’t/doesn’t/didn’t +主語(の代名詞)+?」

例)You have an appointment at the hair salon, don’t you? (美容院で予約があるんでしょ?)

又は

「否定文+ ,(カンマ)+ do/does/did +主語(の代名詞)+?」

例)You didn’t do your homework, did you? (宿題をやらなかったんでしょう)

③助動詞を用いた付加疑問文を作る場合

「肯定文+ ,(カンマ)+助動詞+ not +主語(の代名詞)+?」

例)He can play the piano, can’t he? (彼はピアノが弾けますよね)

又は

「否定文+ ,(カンマ)+助動詞+主語(の代名詞)+?」

例)Our kids shouldn’t spend much time on watching TV, should they? (子供達はテレビを見過ぎるべきではないでしょう)

さあ、実際に付加疑問文を使って話してみましょう!

★話すときのイントネーションのポイント★

イントネーションを上げて話す→ 相手に内容を確認、又は念を押す、聞いているようなニュアンスになります。

イントネーションを下げて話す→ 話し手は答えがわかっていながら話しています。

 

いかがでしたでしょうか。

上記の例文の他にも「命令文、Let’s~の文」などの用法もありますが、先ずは言い易い付加疑問から使い、徐々に慣れていくと良いかと思います。では、また普段の課題文でお会いしましょう~♪

 

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ABOUTこの記事をかいた人

現在、ドイツで育児をしながらフルーツフルイングリッシュで専属として講師のお仕事をさせていただいています。イギリス在住中、特に職場での英語にはとても苦労しました。自身の経験を生かして、少しでも皆様の英語学習のお力になれればと思っています。金融、貿易、商工会議所での業務経験からビジネス英語も積極的に添削させていただいています。添削返信後、皆様が送ってくださるメッセージも実は楽しみにしています。時にとても温かいコメントを下さる方々、有難うございます。では、引き続き添削時にはよろしくお願いいたしますね。