【役に立つ英語学習】知ってる?同じ単語だけど、意味の違う表現

【役に立つ英語学習】知ってる?同じ単語だけど、意味の違う表現

みなさん、こんにちは、

今回は、同じ単語だけど、意味の違う表現についてのお話です。

 

単語ひとつを取ってみても全く異なる意味を持つものがあります。

例えば、runは「走る」と「経営する、運営する」の異なる意味をもつ動詞です。

同じ単語のようだけど、どこか違う…??そんな表現を集めてみました。

違いがわかりますか?

 

英単語partyの全く違う2つの意味

・ a dry party

・ a climbing party

 

dryは「乾燥した、乾いた」の意味ですが、口語表現では「禁酒の」の意味があります。

また、partyは、「みんなでワイワイ楽しむ集まり」の意味の他に「グループ、一行、隊」の意味があります。

正解は

・ ノンアルコール(お酒のでない)パーティー

・ 登山グループ

 

英単語dietの全く違う2つの意味

・ a member of a diet

・ a member of the Diet

 

大文字と小文字の違いで意味が異なるケースです。
dietはご存知の「減量のためのダイエット」です。ほかにも「食事」という意味もあります。
A traditional Japanese diet of rice and fish is low in fat.

(伝統的な日本の食事である米と魚は、脂肪分が低い)

そしてもう1つの意味は「国会」です。国会を表すときはthe Dietと表現します。

 

正解は、

・ ダイエット中の会員

・ 国会議員

 

英単語 balanceの全く違う2つの意味

・ the balance of mind

・ the balance of 10,000yen

 

balanceは「心、魂、精神」という意味。そしてbalanceの1つ目の意味は「均等、つりあい」ですね。

そして、もう一つの意味が「(預貯金の)残高」です。1つ目の「つりあい」のイメージを広げると「収支の差額」→「残高」につなげることができます。

 

正解は

・ 心のバランス(落ち着き)

・ 1万円の残高

 

英単語 sentenceの全く違う2つの意味

・ an affirmative sentence

・ a life sentence

 

sentenceの意味で一般的に思い浮かぶものは「文章、文」です。affirmativeは「肯定的な」です。そして、sentenceのもう一つの意味が「判決、刑」です。

全く繋がりのない意味のように感じますが、文章をイメージしてみましょう。文字がずっと並んで文を作っている様子はまるで文字の線のようです。その線からある一定期間につながり、刑の長さを表現しているのです。

正解は

・ 肯定文

・ 終身刑

 

英単語 interestの全く違う2つの意味

・ an interest in classical art

・ ten percent interest

 

interestといえば「興味、関心」です。何に関心があるかを指すときは、「その分野の中を」という意味を込めて前置詞のinを使います。


もう1つの意味は「利息、利子」です。ちなみに、「元金、資本金」はcapitalです。
We offer preferential interest rates to borrowers with steady employment.(わが社は、雇用の安定している借り手向けに優遇利率を用意しています)

We are going to need a large injection of capital to keep the business going.(このビジネスを続けるためには、大規模な資本注入が必要になるだろう)

 

正解は

・ 古典芸術への興味

・ 10%の利息

 

英単語 johnの全く違う2つの意味

・ John

・ john

 

頭文字が大文字からもわかりますがJohnは名前です。Johnson(ジョンソン)は「ジョンの息子」、the Johnsは「ジョン一家」です。


では、johnは?小文字で表すと、名前ではなく、アメリカ英語の会話表現で「トイレ」を意味します。大文字か小文字で全く意味が違ってくるのは驚きですね。

Where is the john?

(トイレはどこですか?)

ただし、会話なので「ジョンはどこにいるの?」という意味にも使われる場合も。

会話の流れや前後の話の内容で判断することになります。

まとめ

今回は同じ単語がけれど、意味の違う表現について5セットご紹介しました。

party、diet、balance、interestそしてJohn(john)です。

それぞれ1つ目の意味はマスターしていても、もう一方の意味は「知らなかった!」という人もいたのではないでしょうか。元の意味のイメージを広げることで別の意味につながることも多くあります。


今回学んだ表現を誰かにテストしてみましょう。そして解説してあげることで自分も相手も理解が深まりますよ。

 

 

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予備校や学習塾で、幼児から社会人まで幅広く英語を指導し、20年以上。 特に、「英語を苦手」とする人への学習に対する向き合い方や、 考え方のアドバイスで「英語の面白さ」を理解してもらえることが何よりも嬉しいです。 英語習得は単なる暗記ではなく、ネイティブの子供が英語を身に付けるように 「イメージ」から理解するメリットや、単語の深い意味など 英語についてお話していきたいと思います。