TOEIC®PART7対策。気を付けるべきは文書の種類。

こんにちは!Soheiです!

 

TOEICの学習をする中で、長文問題は「難しい!」と思う方が多いですね。

 

確かに、TOEICで600点前後もしくはそれ未満の方にとっては非常にハードルが高いパートです。

 

しかしスコア向上を目指しているのであれば、PART7の長文問題も避けては通れません。

 

さて、初級者の方が対策をするときに気を付けてほしいもの、意識を向けてほしいものは、「文書の種類」です。

 

文書の種類に意識を向けるとはどういうことか。

それぞれの文書が「新聞記事」なのか「広告」なのかはたまた「請求書」なのかを意識して学習する、という意味です。

 

これを意識せずにがむしゃらに「長文を読まねば!」と学習を進めてしまうのは無謀です。

 

文書の読みやすさというのは、個々の細かい違いはあれど、おおよそ文書の種類で決まってきます。

 

皆さんも思ったことがあるのではないでしょうか。

 

「自分はPART7の記事が苦手だ!」なんて。

 

いやいや、苦手じゃないんですよ。

「記事」ってそもそも、誰にとっても難しい、つまりレベルの高い文書なのです。

「記事」で使われている語彙や構文は、「広告」で使われている語彙や構文よりも難しくなっています。

だから、「自分は記事が苦手」なのではなく、単純に「記事は難しい」のです。

 

「記事」以外にも「プレスリリース(報道発表)」や「契約書」などは難易度が高いですね。

 

はっきり言ってしまうと、初級者の方がこれらの文書を理解するにはものすごく時間がかかります。

知らない単語が多いので辞書を引く回数が増えます。

さらに、文書中にある全ての未知単語を調べても、構文がつかめない文は意味が分かりません。

その文の意味を理解するには、文法書やネットで確認したり、もしくは友達や知り合いに質問して確認したりしなければいけません。

難しい文書をちゃんと理解しようとすると、時間がかかるのです。

 

しかもその難しい文書がPART7のどれくらいを占めているかというと、そこまで割合が高くはありません。

多い時で(ものすごく多い、運の悪い時で)5分の1程度です。

普通は23文書中、2~3文書です。

初級者にとっては、はっきり言って無視してしまってもいいレベルです。

 

学習において、記事をしっかり理解しようとすると、その労力は広告を理解するときの数倍になります。

「記事」の問題を解いて和訳や単語や文法などを確認している間に、「広告」の問題であれば全く同じプロセスを5個くらいできたりするわけです。

 

「読みやすい」ものの数をこなしていると、だんだん英語自体に慣れていきます。

英語に慣れていけば、徐々に「記事」のような難しいものでも読んで理解するプロセスの時間が短くてすむようになります。

 

初級者のうちは、文書の種類を意識して、「読みやすいものから学習していく」といいでしょう。

 

なお、読みやすい文書の種類としては「広告」「商品のカスタマーレビュー」「チャット」「Eメール(特に、購入した消費の不具合を伝えるような個人から会社にあてたもの)」などがあります。

これらは口語調で書かれる文書なので、使用語彙や構文が易しくなる傾向にあります。


TOEIC上級者を満足させるハイクオリティなテキスト+オンライン学習プラットフォーム!

TOEIC860攻略クエスト

TOEIC860攻略クエスト


TOEICエキスパートだから作れる精度の高い模試と解説で、TOEIC860点以上の攻略を目指します。
TOEIC満点50回超えの著者など、TOEICを知り尽くした3名による共同執筆でお届けします!

詳細はこちら

 

 

フルーツフルイングリッシュで英語表現の楽しさ感じてください 。初めての方には英作文添削チケット2回分をプレゼント。
「無料英語テスト800問(解説付)」メルマガも大人気。今すぐチェック!

英語テスト800問・英文添削2回が無料!

※このブログでは英語学習に役立つ情報アドバイスを提供していますが、本ブログで提供された情報及びアドバイスによって起きた問題に関しては一切、当方やライターに責任や義務は発生しません。
※ここでの情報や助言を参考に英文を書いたり下した判断は、すべて読者の責任において行ってください。ここに掲載されている記事内の主張等は、個人の見解であり当社の意見を代弁・代表するものではありません。

1 Star (11 イイネ!が押されています)
この記事が良いと思ったらイイネ!を押してください。
読み込み中...
 HOMEへ戻る 

コメントする

コメントは認証制です。執筆者に認証されるまでは表示されません。

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。