TOEICスコアへの向き合い方

TOEICの点数に一喜一憂しなくていい

 

なかなか難しいことだとは思うのですが、TOEICスコアに一喜一憂しないということは非常に大事なことだと思います。

 

もちろんそれは、例えば社会人の方が上司に「来月のTOEICで730点取らなければ昇進できない」などと言われている「期限ぎりぎり」の試験であれば話は別です。

 

でも、例えば1年後のTOEICでスコアが必要だとか、少し中長期的に対策をする時間があるのであれば、まだ切羽詰まっていない状態で受けた時点でのスコアに一喜一憂しなくてもいいのではないかと思います。

 

もちろん、嬉しいとか残念という気持ちは大変良くわかります。

 

また、悔しいという思いがこれまで以上の勉強量につながる方もいらっしゃるので、そういう場合は多少「やばい!」と思う機会は必要だと思います。

 

TOEICのスコアによる勉強方針の変更は慎重に

 

しかし例えば、1年後に730点が必要、2カ月前に受けたスコアが600点、それから一生懸命勉強して1カ月後に受けた直近のスコアが返って来たら585点だった、といった状態のときにことさら「あんなに一カ月一生懸命勉強したのにスコアが下がった!勉強の仕方が間違っていたに違いない!今すぐ教材を買い替えよう!」のように考える必要はないと思うのです。

 

上下50点は誤差だとも言われますし、英語力が上がっていても、その時の体調や出題される問題との相性によってスコアが下がることはよくあります。

 

正しい勉強を1カ月続けたとしても、スコアが下がることはあり得ます。

 

スコアが上がるほどに英語力が上がるには1カ月では足りていないだけかもしれません。

 

そうなると、この時点で焦って「勉強法を変えなければ!教材を変えなければ!」と思うのはあまり良い手ではないのかもしれないですよね。

 

勉強法見直しの目安は3か月くらい?

 

個人的な考えとしては、勉強法を見直す周期というのは3か月がいいのではないかなと思っています。

 

もちろん3か月たってもスコアは変わっていないかもしれませんが、3か月くらい勉強を続けていると自分でも何となく「英語力が上がっている」か「英語力が上がっていない」かが分かってくるものです。

 

この感覚は、スコアによる客観的なものではなく、英文を聞いたり読んだりしたときの主観的なものです。

 

勉強をして英語力が上がっているかどうかは、基本的には自分の頭の中で起こっていることなので主観的な感覚は非常に頼りになります。

 

1カ月で見直してはいけない、という意味ではありませんが、1カ月の勉強だとそういう感覚が分かりにくいと思うのです。

 

もし1カ月の時点で見直すとしたら、それは勉強方法ではなく勉強量を増やすという方向で見直すのがいいのではないかなと思います。

 

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

英語講師。YouTube「猛牛ちゃんねる」でTOEIC対策動画を配信中。最近はTOEIC®対策書籍等の教材作成に主に携わっています。Jet Bullというハンドルネームでブログ・twitterをしています。TOEIC満点50回超。