【英検対策】英語耳育成法とは

【英検対策】

みなさん、こんにちは!インストラクターのNaokoです。

英検受験に向けての具体的な勉強方法として4月に「英語で読書」、5月に「単語力増強の仕方」についてお話しました。

今回は、リスニングについて書いてみますね。

 

英検対策 まずは基礎から

英検の準備には英検の過去問題を解くのが一番いいと私は思っています。

だって確実に過去にその問題が出されたのですから、よほど大きな変更がない限り、新たに出される問題の傾向も出題形式も同じでしょうし、そうであれば時間配分や解答する順番といった対策も立てやすいですから。

でも、もし普段から英語を「読む」「聞く」「書く」といったことから遠ざかっていたら、まず先にやって欲しいことがあります。それが「英語で読書」であり、「単語力増強」であり、「英語耳の育成」です。

出来れば1年。それが難しければ半年。短くても3か月はこれら基礎訓練をやっていただきたいな、と思います。

 

英語耳育成法ー何を聞くの?

CDでもDVDでもYouTubeでもアプリでも何でもいいです。今や周りに英語の音源があふれています。しかも無料で優良なものもたくさんありますね。いい時代になりました!

これらの中から、「スピード」と「発音の明瞭さ」を鍵にして、自分が8割程度聞き取れるものを選んでください。

この時点では英検の勉強っぽいものじゃなくても全く大丈夫ですので、自分が興味あるテーマや好きなものから選んでいいですよ。ここで大事なのは続けることですから。

ただし字幕や付属テキストで英文が確認できるものにしてください。

 

英語耳育成法ー短く、多く

音源の聞き方ですが、英語を流す時間は1分から始めてください。

1分間流して聞いて、ちゃんと聞き取れたらそのまま次の1分へ進んでください。

こうやって最長5分まで進んだら、最初に戻って今度は5分まとめて聞きます。

次に、聞こえた英語を紙に書き取りながらもう一度5分間聞きます。

音声が流れるのと同時に書き取るのは無理ですから、少しずつ止めながら書いていってください。この作業をする時にはしばらく聞こえた英文を記憶する必要がありますね。

 

少し話が逸れますが、この「英文を記憶する」という作業は英語脳を育てることにもつながります。つまりとても身になる学習法なんですよ。

 

最初は、飛び飛びの単語のメモ書き程度しか書けないと思いますが、それで大丈夫です。何度も何度も繰り返して聞いて、少しずつ埋めていけばいいのです。

繰り返すうちに、何度か聞いてもわからない、空白のままのところが残ると思います。そうしたら、その空白部分を埋めるために、また繰り返し聞いて、聞いて、聞き倒してください。

冠詞のaとか語尾のsとかも漏らさず聞き取り&書き取りをして、

「これ以上はたとえ無限に聞いてもわからないだろう」

という限界まで聞き込んだら、今度はテキスト(または英語字幕)を見ながら聞いてください。

「なんだ、そう言っていたのか。」

知っている単語であれば文字を見ることで納得し、次はその音で聞き取れるようになるでしょう。

もし元々知らない言葉だったときには、その場で覚えてしまいましょう。こんな風にしっかり関わった言葉はきっともう忘れませんよ。

 

仕上げに、テキストを見ながら自分も声を出して音源と一緒に読んでみましょう。

 

ついでに言えば、この後、音源と同じ速さ、同じイントネーション、同じアクセントでぴったりついて読めるようになるまで練習し、さらには何も見なくても暗唱できるようになるまでとことん同じ音源を活用すれば、今後はそれはスピーキングの練習になります。

 

今日のポイント

英語耳の育成をしましょう。

そのためには8割程度理解できる音源を教材として、同じ音源をとことん聞き込みましょう。

 


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ABOUTこの記事をかいた人

海外で暮らし始めた時はほとんど英語を話せませんでしたが、最初の3ヶ月間、朝起きてから寝るまで(家族が言うには夜も英語で寝言を言うくらい)どっぷりと英語に浸かって勉強しまくり、英語力の基礎を培った講師です。 座右の銘は「All you need is love. But a little chocolate now and then doesn't hurt.(Charles M. Schulz)」