「人生の幸せ」について

さて今回は「人生の幸せ」について興味深い本を
読んだのでシェアさせていただきたいと思います。

あなたもご存じの通り人間には途方もない順応力があります。
極寒の荒涼たる北極圏から、灼熱の乾燥した砂漠まで
多様な環境に身体的に順応するということを
やってのけています。

実はこれ「慣れる能力」が優れているからなんだそうです。
順応力とでもいうのでしょうか。

行動経済学者のダン・アリエリーの著書
「不合理だからうまくいく」によると、
物理的な環境だけではなく、たとえば私たちの身の回りの出来事、
大事故によって身体能力が著しく損なわれた場合や、
宝くじで億万長者になるという急激な変化にもいつか柔軟に対応できるようです。
(ダン自体が、不慮の事故で体中に重度のやけどを負うという強烈な体験をしています)

大きな不幸に見舞われると
今後一生不幸な人生を歩むという予想をしがちですが、
人間の順応力のおかげで
「良いことが起きても思ったほどは幸せにならないし、
 悪いことが起きてもそれほど不幸にはならない」
ことが実験でも明らかになっています。

ダン・アリエリーは人間のこの順応の仕組みを生かして、人生をより
幸せにする方法を提唱してくれています。

かいつまんでいうと、
いやなことは一気に終わらせて(順応するため、いやでなくなる)
一方で、
うれしいことは一気に終わらせず小分けにして楽しむと(細切れにより
慣れることが少なくなる為)、楽しい気持ちが継続しやすいと書いています。

私たちが、良かれ悪しかれ大きな刺激(痛み・幸福)にも時間がたてば
慣れていくという性質をうまく生かすことが幸せに近づく道だと
ヒントを与えてくれます。

例えば、順応を活用して全体的な満足度を高める方法は
普段お金をかけている対象を身近なものから、もっと一時的ではかない
商品やサービスに移すのも1つの手だといいます。

ステレオや家具は毎日触れるものなのでそのうち満足度は下がりますが、
一時的なスキューバダイビングなどの経験は、そうそう日常的なイベントでもなく、
慣れるものではないので、満足度が長続きするという具合です。

経済学者のティボール・シトフスキーが著書「人間の喜びと経済的価値」
に書いていますが、人間は仕事でも、私生活でも、安全で確実な道を選び、
着実に手堅く前進できるような行動をとることが多いといいます。

つまり、私たちは変化の少ない「順応した世界」に生きがちだということです。

でも、シトフスキーによると、本当の進歩、そして本当の喜びは
危険を覚悟で、今までとは全く違うことをやることでこそ手に入れられるものだ
と言っています。

これらの「科学と実験」に裏付けられた本を読む限り
私たちの満足度は、<日常と非日常>、<順応と、その順応に至るまでの間に
今までと違うもの・新しいものを感じること>で成り立っているのですね。

あなたも自分の順応度を逆手にとって「新しい」ことを
感じられるような手法を取り入れてみてはいかがでしょうか?

きっと高い満足度が得られるはずです。

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