あなたも使ってない?ネイティブが聞くとヘン!と感じる日本人の英語5選

ネイティブが聞くと変と感じる英語

皆さん、こんにちは!

日本滞在30年以上、主婦もしてるアメリカ人講師が今までよく聞いた日本人の英語の間違いを5つ紹介します。中には私が実際に彼女と会話して注意されたフレーズも。

日常英会話で出る可能性が高い単語を集めました。よかったら参考にして下さい!

 

おめでとう!は「Congratulation」じゃなくて「Congratulations(ズ)

 

知人のアメリカ人講師がよく強調して言っていたのが、

「CongratulationじゃなくてCongratulations(ズ)ね!」です。

最初私は「sがあるかないかでそう違いないでしょう。…というかほとんど消えるsの発音よく聞き取れるな…」そう思っていたのですが、あとで調べてみるとsを付けるのはちゃんと意味があって、ネイティブが”s”なしで「Conguratulation」と聞くとすごく違和感を感じるようです。

まず、「Congratulations」の末尾のsは複数形のsで、「強意の複数」と言われているもの。

この「Congratulations」や「Thanks」、「Best wishes」、「Best regards」など、お祝いの言葉や幸せを祈る言葉など、強く感情を込める場合複数形にします。

だから、「Congratulations」の「s」は相手を心からお祝いしたいという気持ちの表れなので、それを省略するとネイティブにはおかしく聞こえるわけです。

日本人同士は「コングラチュレーション!」でOKですが、ネイティブの前では「Congratulations(ズ)」と使い分けしましょうね!

 

バレンタインデーの英語バージョンはSをつけて「Valentaine’s day

これは、アメリカ人講師と子どもたちと毎年バレンタインデーを一緒にお祝いする時に、自然と身に付いた言葉です。バレンタインデーにちなんだ海外の子ども用のクラフト、ワークシート、バレンタインデーカードなどを見るとみんな「Valentaine’s day(バレンタインズデー)」と書かれています。

英語で正式に言うと

「St. Valentain’s day」(セント・バレンタインズ・デイ)。

バレンタインは昔キリスト教の司祭をしていた人で、2月14日に殉教して後にキリスト教の聖人になったことを讃えてこの日が「バレンタインデー」になったという逸話があります。

Congratulationsと同じでカタカナ英語に引きずられないように英語で言う場合は「s」付けて「Valentine’s day」と正しく伝えましょう!

 

カレンダーの日付を21th,22th,23th…とするのは間違い!正しくは?

 

私はLINEでアメリカ人講師とレッスン打ち合わせをしていたのですが、始めたばかりの頃は、よく日付で間違いを指摘されていました。正しくできるようになるまで数回指摘された記憶があります。

それは日付に1,2,3が付く日。

これらの日付を他の日付同様1th、2th、3th…としては間違いです。正しくは、

1st(ファースト)

2nd(セカンド)

3rd(サード)

です。順番やビルの階数でファースト、セカンド、サードを使うのはわかるのですが、日付は使いなれてないと間違いやすいです。私の場合、特に21日、22日、23日を21st、22nd、23rdとすべきところをよく忘れて21th、22th、23thとしていました。

ただし、October 21など日にちは数字だけで表してもいいし、2019/10/21のような表記法もあります。日付を読む時は序列で数えると覚えておきましょう。

 

「妊娠した」は「got pregnant」じゃなくて「be pregnant」が一般的

 

これは私は次女を妊娠したことをアメリカ人講師に報告した時のこと。私は妊娠する=「get pregnant」と覚えていたので、妊娠したと伝えたくて

 

I got pregnant.

 

と言うと、アメリカ人講師曰く、

 

「I got pregnant.」というと予期せぬ妊娠みたいな、「できちゃった!!」のようなニュアンスを含む。だから普通に「妊娠した」と言う場合は

 

I’m pregnant.

 

これを聞いてびっくり。「妊娠した」も「妊娠している」も英語ではニュアンスはほとんど一緒で「I’m pregnant.」で通じるそう。

 

また、pregnantはストレートな妊娠の表現で、他にもbe expectingやbe having/carrying a babyなど婉曲表現もあります。直接的な表現は避けたい時にはこういったぼかした言い方を覚えておくと便利ですね。

 

英語の「naive(ナイーブ)」は繊細じゃなくて「おバカ」!?

 

特に頻出単語という訳ではないのですが、あまりにカタカナ英語と英語の意味が全然違うので、アメリカ人講師が頻繁に紹介していました。

日本語で「ナイーブ」というと「繊細な」とか「傷つきやすい」という意味で特にマイナスなイメージはないですが、英語では「考えが甘い」「うぶな」「世間知らずの」とネガティブでマイナスなニュアンスがたっぷり。

日本人同士で「〇〇さんはナイーブだね。」と言っても特に失礼にあたりませんが、ネイティブに

You are naive.

と言うと、相手を侮辱、軽蔑していることになり相手を嫌な気分にさせます。英語で誰かに「naive」と伝えるのは控えた方がよさそうですね。 

 

カタカナ英語に惑わされず正しい英語を覚えよう!

 

今回は、英会話サークルでアメリカ人講師がよく日本人の生徒が間違う英語例として挙げていたものをピックアップしてみました。

見比べてみるとわかるのですが、和製英語、カタカナ英語が間違える元凶となっているパターンが多いですね。少々間違っても意味をくみ取ってもらえるケースがほとんどですが、中には「naive(ナイーブ)」のように英語と日本語では意味が全然違うものもあるので、注意しましょうね!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

英検準1級、TOEIC775取得するも実践的な英語はまだまだなアラフォー主婦です! ネイティブ講師とTTで親子に英語を教えたり、ボランティア通訳ガイドやったりする中で使える英語を学んできました。 今は、2人の娘と英検対策する日々を送ってます!