3分で分かる英文履歴書のコツ part 2

こんにちは、Keikoです。

前回は1)個人情報、2)目的の書き方について説明をしたので、今回は残りの3)大学の情報(Education)、4)経歴(Experience)、5)スキルの部分を説明します。

3)大学の情報(Education)

まずはEducationから始めましょう。

これはシンプルに大学の名前と場所、卒業した年、Major(専攻)、そしてGPAを書きます。

書き順は自由ですが、一般的には

Florida State University                                              May 2010

Tallahassee, Florida

Bachelor of Science in Accounting, GPA: 3.92/4.00

のような書き方をすること多いです。

 

ポイントとしては、新卒の場合にはGPAで面接を受ける事ができるかできないかが決まる、ということです。

私は大学4年生の時に初めてレジメを作って色々な会社の面接に応募しました。

アメリカでは日経の会社が集まったバイリンガル向けの就職イベントが年に数回あります。数日間に渡って行われるイベントなので、前もってこのイベントに参加している会社に面接を希望するためにレジメを送る必要があります。

その場合に、GPAがある程度以上でない場合には面接をするのは不可、という条件を出している会社がいくつかあります。

会社としては、大学である程度勉強して良い成績を保っていた人をgood applicantと考慮しています。そのため成績が重要になってくることもあります。

このEducationですが、新卒の時には重要になってくる情報になりますが、ある程度の仕事経験がある人の場合には、Educationの前にExperienceを書く人もいます。

もちろん、中途採用の場合にはその人の仕事経験の方が学歴よりも重要になってくるので、何をレジメで強調したいのか、というのを考えながら組み立てる必要があります。

4)経歴(Experience)

では次にExperienceを書きます。

これは「今までの職歴」を簡単に書き表す部分になります。

例をいくつか紹介します。

X Company                                                                 December 2014 – Current

Los Angeles, CA

Internal Audit Manager

・Perform audit procedures by identifying and defining issues

・Perform risk assessment and present it to the management

・Document new process by inquiring each process owner

 

このように最初に会社名、働いていた期間、会社のlocation、ポジション、最後にどのような仕事をしていたのかを簡潔に書き表します。

 

転職経験がある場合には今までの職歴を全て書きます。最新のものを一番上に書いて、下に過去の職歴を書いていきますが、ここでのポイントは自分の今までしてきた仕事がどのように現在applyしようとしているポジションに関わっているか、というのを表す事です。

 

長い文章ではなく簡潔な文章で書き表す事もポイントになるので、文章が長くなりそうな場合には2文に分けて書きましょう。

5)スキル

最後にスキルになりますが、日本語と英語どちらも使える場合には、

Fluent in Japanese & English

というのを入れると良いです。

他にも仕事で取り扱ってきたソフトウェアなど、一般の人ができないような事ができる場合には、それもここに書きます。

 

私はAccounting関係の仕事をしてきたので、経理関係のソフトウェアをいくつか取り扱った事があります。

会社の中には、「このソフトウェアを使える人を希望している」というのが応募する時に書かれている場合もあるので、レジメにそのソフトウェアを使った事がある、というのを書く事で2次面接に進む事ができる可能性が高まります。

ちなみにアメリカではPeachtree, SAP, QADなどのソフトウェアが経理でよく使われています。私自身もクライアント先でこれらのソフトウェアを使う機会があったので、

Skills

・SAP

・Peachtree

・QAD

と書いています。

 

ビジネス関係でなくても今ではどのような仕事でもMicrosoft Officeは欠かせないものになります。なのでMicrosoft Officeを使う事ができるのであれば

Proficiency in Microsoft Office

というのを書いておくと良いですね。

 

アメリカでは面接であってもfriendlyな人もいるので、仕事以外の話をする事もあります。何かの話題にするために自分が他の人よりも優ってできる事、というのを「スキル」のセクションに書くのも面白いと思います。

私はピアノが弾けるので

Ability to play piano – Advanced Level

というのを入れています。

今まで面接をしてきた中で何人もの人に「ピアノ弾けるの?」「どのくらい習ってるの?」と聞かれた事があります。

 

このように仕事以外の話をして親近感をあげるのも良いのではないでしょうか?

 

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ABOUTこの記事をかいた人

アメリカ在住11年。高校の時に1年留学をしたことがきっかけとなり、その後、本格的に渡米。ミネソタ州立大学で会計を専攻。卒業後はアメリカの大手の監査法人に就職しその間にアメリカの公認会計士の資格(CPA)を取得。日常会話レベルからビジネスレベルまで丁寧な指導をして生徒様からも高い評価を得ている人気講師の一人です。