【いろいろな英語表現を学ぼう!】和菓子の英語~生徒さんは Wagashi patissier

こんにちは。Summit講師のKazueです。

Summitの生徒さんはすでに英語を使って様々な分野でお仕事をしているプロフェッショナルな方が多く、講師の私も皆さんから毎日刺激をいただいています。

その中のお一人はとても素敵な和菓子を作る和菓子職人さんです(写真手前の丸い鯛のお菓子は先生の作品です)。

 

和菓子を世界に広めたい

その生徒さんは、ご自分がおつくりになっている和菓子はもちろん、和菓子にこめられたストーリーや、和菓子作りに使う道具を英語で世界に広めたいとお考えです。(Instagram wagashi_lino *生徒さんの了承は得ています。)

Summitの中では和菓子、とくにその作り方の英語表現について相談にのっているのですが、実際に作ってみないとわからないことが多いと感じました。

例えば、「(生地を)こねる」「こねる」という動作一つとっても、生地の柔らかさ、加える力、こね方などがわからないと“knead” or “mix” or “pat” なのか、適切な動詞は選択できないと思うのです。

自分が納得できないと生徒さんに責任もって伝えられませんよね。

 

生徒さんの和菓子レッスンに参加

というわけで、某日、生徒さんが毎月開催している和菓子づくりのレッスンに参加してきました。

その日のレッスンで作ったお菓子は『鈴』(写真右上の白いお皿の不格好なのは私作。左上&右下が『鈴』です)と七五三の衣装を模した『晴れ着』です(白いお皿の左下&右上)。

この『鈴』というお菓子ですが、白と黄色のねりきりを使います。それぞれを平らにし、それを手のひらで転がしてお団子状にして、色の境目を「こする」ことで色をぼやかしていきます。

 

美しいものには美しい表現を

さて、皆さんだったらこの場合の「こする」をなんと英語で表現しますか?

コンテキストを考慮せずに辞書的に考えると”rub”が出てくるかと思いますが、私はちょっと違和感を感じます。なぜなら、食べ物を”rub”したくないからです。

ましてや文化の異なる英語圏の方が聞いたら”rub”したねりきりを加熱せずにそのまま口に入れたいとは決して思わないと思います。

それに、美しい和菓子です。美しい表現を使いたいですよね。

 

正解はないけれど

生徒さんである和菓子職人さんと、ああでもないこうでもないと考えて、“gently tap / touch to blur the color of…” という表現に落ち着きました。

とはいえ、他にもっとふさわしい表現がないか引き続き探して行こうと思います。

和菓子の作り方もそうですが、日本文化を英語で表現するのは簡単ではないのですが、とてもやりがいがあります。

 

みなさんも和菓子をいただくことがあったら『これは英語でなんていうんだろう?』と考えてみてくださいね。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Fruitful EnglishのSummitコースを担当しているKazueです。高校・大学と第一外国語はフランス語でしたが、卒業後にフランスの銀行のディーリングルームに配属されたためスパルタで英語を磨きました。その後はシンガポールで中国語を学び、米系金融、米系ITポータル等でプロジェクト管理を担当しました。開発援助にも興味があったため、開発援助機関や日本政府のプロジェクトに関わり、エチオピアやロシアでPJ管理の仕事をしました。仕事で訪れた各国での興味深い出来事の他に、最新のコーチング手法についても、折に触れてブログでご紹介できればと思います。趣味はZumba。ダックスフンドが大好きで3頭の世話に追われています。