【試験に役立つ英語学習~中級者向け】間違い探しを通して英語の正確性を高める!②

【試験に役立つ英語学習~中級者向け】間違い探しを通して英語の正確性を高める!

~はじめに~

英語学習者の皆さん、こんにちは。

 

「間違い探しを通して英語の正確性を高める」の第2弾です。

 

※前回の記事「【試験に役立つ英語学習~中級者向け】間違い探しを通して英語の正確性を高める!」を見逃した方はまずこちらからどうぞ!

 

間違い探しを通して、楽しみながら学習を継続していきましょう。

ぜひ最後までお読みになっていただければと思います。

 

では、さっそく取り組んでみましょう!

 

英語間違い探し~第1問~

つぎの日本語に対する英文の間違いはどこでしょうか。

 

日本語:わずか10分の会話だったが、まるで恋人と話しているかのように感じた。

英語(誤りを含む):It was a conversation with her only for about 10 minutes, but I felt as if she were my girlfriend. 

 

一カ所ある修正箇所は、“she were”、の箇所になります。

 

日本語では、「まるで~のように」とあります。

 

日本語の場合は時制がわかりにくいですが、そう感じたのは、過去のことです。

しかも、過去の時点における空想ですので、仮定法過去完了を用います。

 

ですので、正しく作文すると、

 

It was a conversation with her only for about 10 minutes, but I felt as if she had been my girlfriend. となります。

 

仮定法は、日常的によく使われる表現です。

しかし、中高生が難しいと感じる文法事項トップ3に入るものですので、しっかりと確認していきましょう。

 

では、この仮定法過去完了を使って、自分なりの例文を考えてみましょう。

 

基本的な使い方は、「if S had 過去分詞…, S’ would/could have 過去分詞~」 です。

「もし…であったら、~だっただろうに。」と、私はよく心の中で仮定法過去完了をつかって後悔する英文をつぶやいています。

自分の身近な状況や、個人的な意見を当てはめてつくるのがポイントです。

 

例えば、社会人の方であれば、

 

「学生時代に英語をもっと一生懸命に身につけようとしていれば、高い年収を稼げていたかもしれない。」

If I had studied English harder in my school days, I could have earned more.  

とか、

I could have made more money if I had worked harder at my English in school. 

 

のようにも訳せますね。

学生の方であれば、

 

「あの子とあの時に同じクラスになっていれば、もっと仲良くなれていただろうに。」

If she and I had been in the same class then, we could have got along more. 

とか

We could have gotten along better back then if she and I had been in the same class.

 

などにできそうです。

同じ一文でも、複数の例文をつくりましょう。

そして、ボイスレコーダーに録音して、音声例文集をコツコツ積み上げていきましょう。

 

英語間違い探し~第2問~

 

次の英文の誤りはどこでしょうか。

 

I thought that your father is still in his forties.  

 

日本語での意味は、「私はあなたのお父さんがまだ40代だと思っていました。」となりそうですが、誤りがあります。

 

正解は、

 

I thought that your father was still in his forties.  

 

日本人がよく間違ってしまう、時制の一致の問題です。

 

thought の時制に合わせて、wasになります。 

 

日本語では、40代と思った、のように、時制の一致は起こさないことが多いです。

これが原因で、多くの日本人が時制の一致に不慣れであると考えられます。

自分なりの例文を作って、使い慣れていきましょう。

 

例えば、

「私の上司は、娘さんがこの夏に結婚するんだと言っていた。」

My boss told me that his daughter was going to get married this summer. 

となりそうです。

 

直接話法であれば、

My boss said to me, “my daughter is going to get married this summer.” 

 

でもよいですが、直接話法は頻繁に使うのは避けたほうがよいです。

(子どもっぽい印象を与えてしまう危険性があるといわれています。)

 

~英語間違い探しのまとめ~ 

いかがでしょうか。

 

間違い探しは、自身の英語の正確性を高める上でとても良い練習になります。

 

また、自分なりの例文を作り上げることが、「正確かつ流暢な発話」につながりますので、

例文の語句を入れ替えてオリジナルの例文をつくっていきましょう。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。