こなれた英語を書くシリーズ#2 – “track”を使ったフレーズ色々。思ったより使えます!

こなれた英語を学ぼう

こんにちは。インストラクターのAtsukoです。

今日は、ビジネスシーンでも使える “track” を使った”こなれた英語”をご紹介します。”track”を使った表現は色々あり、友達との会話でも、会議の場面でも、使いやすいものですので、ぜひ覚えて下さいね。

“track”は、”a narrow road or path” という意味があります。つまり、”小道” や ”通り道” という意味で、これが転じて、”通るべき道” という意味で使われることがあります。ちなみに、車のトラックは、”truck”ですので、お間違えのないように。

まずは、”get off the track”をご紹介

私は、女友達と昼飲み(世間一般的にはランチと呼ばれます)をするのが大好きなのですが、話が盛り上がると、最初に何の話をしていたか忘れがち。誰かの相談事に乗っていたはずなのに、気が付くと、先日の温泉旅行の話をしていたり。そんな時、「あれ、話が逸れちゃったね。」と言いますが、これを英語にすると、

“We are getting off the track.” (本題から逸れちゃっているね。)

“get off the track” は、通るべき道から逸れた、ということなので、”本題から逸れた” “横道に逸れた” という意味で使われます。

この表現は、会議でも頻繁に登場します。何かの解決案を討議していたはずなのに、いつの間にか、今朝のニュースの話になったり、昨日のクライアントとの会話の話になったり。そんな時、会議の進行役は、時計を見ながら、

“Guys, we are getting off the track here.”(みんな、本題から逸れちゃっているよ。”

と言ったりします。そうすると、会議の参加者は、全員我に返り、そうだった、そうだった、というのは良くあるシーン。

“get off the track” したら、戻らなきゃ!

では、”get off the track” した後に起こる行動は何でしょう?

答えは、”get back on track” です。このフレーズの意味は、”return to the right path”。つまり、正しい道に戻る、という意味ですので、”本題に戻る” という意味で使われます。

先ほどの会議の進行役は、

“Guys, we need to get back on track.”(みんな、本題に戻らなきゃ。)

の一言で、会議の話題がずれていることを表すことも出来ます。

“get back on the track” と、theを入れた形で使われることもありますが、この表現では、the無しで使われる方がより一般的です。それは、”back on track” というフレーズ自体が、”本筋に戻って” という意味で使われることが多いからでしょう。

例えば、あなたは、とあるプロジェクトのプロジェクトリーダー。大事なプロジェクトなのに、色々な問題が発生し、このままだと、期日を過ぎてしまうかも、と心配していたのですが、プロジェクトチームが一丸となって働いたおかげで、プロジェクトの期日になんとか間に合いそうなところまで軌道修正しました。そんな時、プロジェクトリーダーのあなたは一言。

“Thank you, all. We are now back on track!” (みんな、ありがとう。これで、元の予定に戻ったよ!”

そもそも、逸れなきゃ良いだけの話

そうそう。そもそも、track (本題や軌道)から、逸れないことが大事。それには、”stay on track” ですよね。

もう一つ大事なのは、track は track でも、”on the right track” でいること。”正しい道・方向” という意味なので、完全に正しくなくても良いのです。

“You are on the right track.” と言われたら、”そうそう、そっちの方向よ。間違ってないよ。” という意味です。もしも上司に言われたら、”もうひと頑張り” と、肩をポンポンされたと思いましょう。

さあ、track を使った表現を幾つかご紹介しましたが、今日にでも使えそうな感じがしませんか?

あなたの”track” を使った表現が正しいかを確認したい方はこちら >>>>

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海外で学び、アメリカでの生活が20年以上。英語力はネイティブレベル。アメリカの公認会計士として15年以上働いた経験があり、豊富な実務経験を活かしたビジネスライティングの指導には定評がある。お客様評価も高く人気のある先生。