日本語で説明できないことを英語で説明する【ふるさと納税について】

ビジネス英語 日本のふるさと納税について英語で説明する

日本語でも説明できないことを英語で説明しなければならないのが通訳の仕事 その2

 

旅行が好きで趣味が仕事になってしまった元海外添乗員兼英語の通訳ガイドの私が、英語の便利表現や学習方法などの情報を発信しています。

自国の文化は、知っているつもりになっているだけで、意外に説明できないというものがよくあります。
今回はふるさと納税について私が調べたものをシェアします。

 

ふるさと納税って何?

ある日、社長が「What is Furusato Nouzei System? DO I have any merits to use that system?」と言いました。
私はふるさと納税の内容は理解していましたが、人に説明するとなると知識が足りていないことを認識しました。

ふるさと納税ってそもそも何?と思う日本人は多いのだろうと感じます。
以下に、私が社長に伝えた説明を記載します。

Furusato Nouzei is the system that you can choose places to pay tax.
Then, local governments will give you back local gifts as rewards of your donation and the cost that you paid to local governments will be deducted from your final tax payment in a year.

ここまでは知っていたのです。

しかし、社長から「How can I register or apply for this system?」と言われ、私はフリーズしてしまったのでした。

 

 

ふるさと納税の仕組みについて

ふるさと納税について、情報を整理し以下のように社長に説明しました。ふるさと納税は世界的にみてもユニークな納税制度なので、外国人と会話をする方には、良い話のトピックになりますよ。

Deduction

You need to bear 2,000 yen for donation but rest of your donation will be deducted from income & residence taxes.

However, the maximum amount of deduction is decided by your income & family status.
Please check the list below.
https://www.soumu.go.jp/main_content/000408217.pdf

For example, if you earn 2,500 man yen per a year and you have your wife, a child then your wife is dependent of you, the max. amount of deduction will be 835,000 yen in the year.

※社長が日本円の万の単位を理解しているため、そのまま万を使っていつもコミュニケーションをとっています。

2,000円を自己負担すれば、各自治体に納税した金額は後日控除可能、しかし控除額は収入によって制限付きというシステムでした。
自分で納税する地方自治体と返礼品を選べる素晴らしいシステムです。

 

ふるさと納税するにはどうしたら良いの?

これは簡単で、ふるさと納税を専門とするサイトから納税する自治体と返礼品を選びます。
Googleで「ふるさと納税」と検索すれば多くのサイトがヒットしますが、どうやら、以下3つが有名なふるさと納税サイトのようです。
※2021年11月現在

私は以下のように送っています。

Furusato Nozei donation online sites

Those below are famous Furusato Nouzei system donation(shopping) sites.

Furusato Choice
https://www.furusato-tax.jp/

Furu Navi
https://furunavi.jp/ranking_total.aspx

Rakuten
https://event.rakuten.co.jp/furusato/guide/rule.html?scid=s_kwa_nonsemg_furusato_middle_dsa

是非一度見てみて下さい。
どのサイトもふるさと納税について丁寧に説明されていて、商品(返礼品)購入後の手続きについても詳細に記載されています。

 

納税後の手続きは2パターンあります!

ふるさと納税について1つだけ注意しなければならないのが、納税(支払い)を済ませ返礼品を受け取った後の手続きです。
この手続きをきちんと済ませなければ、後日支払った分の税金が控除されず、結局払いっぱなしという状況になります。是非気を付けたいところです。

返礼品受領後、税金控除の手続きには「ワンストップ特例制度」と「確定申告」の2パターンあります。
以下、私が説明した内容です。

Ways of declaration

If you donate less than 5 local governments you need to prepare for documents and send them with your “My Number” to local government which you donate one time by one time.

If you donate more than 5 local governments you need to go to tax office to submit documents you received from local governments and declare them after the tax adjustment at the end of year.

*If you use online shopping sites you need to set your “Juminhou” address as shipping address.

 

要約すると、あなたが納税した地方自治体が5か所に満たない場合は、納税(返礼品の選択と受領)の都度、地方自治体から送られてくる書類に必要事項を記入しあなたのマイナンバーと一緒に返送するという作業が必要です。
しかしながら、5か所以上の場合、年末調整後に各自治体から送られてくる書類一式を、まとめて最寄りの税務署に持参し手続きが可能です。

 

一度はやってみましょう!ふるさと納税!

日本のふるさと納税について英語で情報をシェアさせていただきました。
日本語でも説明が難しいものが、英語で説明となるとさらにハードルが上がります。
あなたが今後、英語を使って仕事をしていきたいと考えている場合、こういう話題もいずれは克服しなければならないでしょう。

ふるさと納税は、あなたが自らの意思で納税する地方自治体を決めることでき、納税した地方自治体からは素敵な返礼品がもらえます。
そして納税した分が収入に応じて控除される可能性があるという素晴らしいシステムです。

日本人とし知っておいて損はないですし、外国人との話題の一つとしても使えます。
是非、憶えておきましょう!

 

 


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ABOUTこの記事をかいた人

元海外旅行会社の営業マン&添乗員 その後、公立高校の英語教員に転職。英語教育経験を経て再び旅行業界にカムバックしました。現在は、北海道で英語ガイドを満喫中です。海外旅行や英語ガイディングで必要な英語フレーズや語法、単語、コミュニケーションについて中心に執筆しています。