子どもを励ますには英語でなんて言う?「頑張れ!」の5つの言い方

子供を励ます英語フレーズ

あともう少しで物事が終わる子に「あともう少し!頑張って!」と言ってあげたい…

徒競走で転んだ子に「頑張れ~!」と励ましてあげたい…

 

子どもを育てていると励ましてあげたいシチュエーションって必ずありますよね?そんな時に使える便利な英語フレーズを紹介します。

 

実は英語には日本語のようにどんなシチュエーションでも使える「頑張れ!」という言葉がありません。状況毎に色々な言い回しを使い分ける必要があります。

 

という訳で、今回は5つの状況別に「頑張れ!」の意味合いをもつ英語フレーズをまとめてみました!

 

1.「You can do it!」自信をなくしている時

「頑張れ!」の英訳を検索するとよく「Try one’s best」や「Do one’s best」と訳しているのを目にします。ですがアメリカでは日本で見かけるほど使われず「You can do it!」の方が一般的なようです。

 

結果にこだわったり心配している人に対して「結果にこだわらずやるだけのことはやってみな」と言うのが「Do your best」。使うシチュエーションが限られています。

 

それに対して、チャレンジに立ち向かう人、これから頑張ろう!という人に送るメジャーなエールが「You can do it !」。ネイティブ間ではこちらの方をよく使っている印象を受けます。

 

例)

・We’re almost at the finish line! You can do this.

(ゲームの競争などで)あともうちょっとでゴールだよ!頑張って!

 

2.「Shake it off!」何かに傷ついたり気にしている時

アメリカン人ママ講師は親子英語サークルで子どもがちょっと怪我したり、何かが気になってうまくできない子によくこのフレーズ使って励まします。

 

「shake it off!」は直訳すると「そんなのふり払え!」。そこから「気にするな!くよくよするな!大丈夫よ!」という意味合いで使われます。ティラー・スイフトの大ヒット曲「shake it off」の題名にも使われていますね。

 

例)

・ Shake it off!It’s nothing.Come on.

(転んで泣きそうな子に)気にしないで。何でもないよ。ほら(立って)!

 

3.「Hang in there」途中であきらめかけている時

アメリカのドラマやゲームなど見ていると相手がピンチの状態の時に「あきらめるな!」「あともう少しだから頑張れ!」という意味合いで「hang in there」が使われています。同じ意味で「Don’t give up!」があります。

 

バイオハザードのゲーム序盤、ゾンビに襲われて死にかけている警官に主人公が「hang in there!」と声を掛けていました。当時意味を知らかった私ですが、状況的に励ます言葉なんだろうなぁと思ったことを今でも覚えています(笑)

 

これは極端すぎますが、子どもがなにか辛い状況にある時に投げかける励ましの言葉です。

 

例)

・Hang in there! We only have 1km to go.

(マラソン中の子どもに)頑張れ!あと残り1キロだよ。

 

4.「Good luck」大きな出来事の前に励ます時

相手にエールを送る意味で最もカジュアルで一般的な「頑張ってね!」が「Good luck」。これからテストを受ける人や引っ越す人などなにか大事な出来事を控えている人に幸運を祈るというニュアンスで使います。

 

使い方は以下の通りです。

 

・Good luck on/with 出来事

・Good luck in      場所

 

例文)

・Good luck on your test.

テスト頑張ってね。

・Good luck in Tokyo.

東京で頑張ってね。

 

 

5.「Break a leg」舞台で発表をする人を励ます時

 

先ほど紹介した「Good luck」ですが、NYブロードウェイでこの言葉をかけて舞台に失敗したという逸話から縁起が悪い言葉となり、ピアノやダンス、演劇などこれからパフォーマンスをする人に対しては使えません。

 

その代わり、「Break a leg」(直訳すると「足を折れ」)がGood luckを意味して使われます。

 

例)

・You’re going to have piano performance tomorrow? Break a leg!

今日ピアノの発表会があるの?頑張ってね!

今回は子どもにかける励ましの言葉を5つ紹介しました。日本語の「頑張れ!」と違って、英語はシチュエーション毎に色々な言い回しを使う必要があります。

 

その一方で、アメリカ人ママ講師曰く「同じ言葉でもその時の言う態度で印象は全然違ってくる」と話していました。

 

確かに励ましの言葉なのに小さな声だったり、自信なさげな様子だと子どもに伝わらない可能性があります。毅然とした態度でかつ優しい眼差しで励ましの言葉を贈ってあげたいですね!

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英検準1級、TOEIC775取得するも実践的な英語はまだまだなアラフォー主婦です! ネイティブ講師とTTで親子に英語を教えたり、ボランティア通訳ガイドやったりする中で使える英語を学んできました。 今は、2人の娘と英検対策する日々を送ってます!