「もらう」だけじゃない?「get」の様々な使い方」

みなさん、こんにちは。Paigeです。

早速ですが、「get」は英語を学ぶときに最初に出会う動詞の一つですよね。

「get」と言えば、「もらう」や「手に入れる」などの意味で覚えている方が多いのではないでしょうか。しかしこの一見単純に見える「get」、文脈によって数えきれないくらいの意味を持ち、ネイティブの間ではとても頻繁に使われているのです。私自身も、その使い勝手の良さを知ってからは「get」を多用しています。そこで今回は、日常会話でよく使う「get」の用法とイディオムを順にご紹介していきます!

「get」の様々な使い方

・「分かる・理解する」

「understand」の意味で使われ、「(I)Got it.(了解したよ。)」のような返答にも使われます。

(例)I didn’t quite get what Rick was trying to say at the meeting.「ミーティングでリックが言わんとしていたことがよくわからなかった。」

・「〜になる」

「become」の代わりに「get+形容詞」で、「~になる」という意味になります。

(例)I totally forgot our anniversary and my girlfriend got mad at me.「記念日をすっかり忘れちゃって、彼女すごく怒っていたんだ。」

(例)My headache is getting worse. I‘m going see a doctor later.「頭痛がひどくなってきているの。後で病院に行ってくるよ。」

・「~される」

動作の受け身を表す場合、「be動詞」の代わりに「get+過去分詞」が使えます。

(例)Do you get paid for overtime?「残業代は支払われているの?」

(例)I’m surprised that Chloe got promoted to project manager.「クロエがプロジェクトマネージャーに昇進したのに驚いているよ。

 

・「到着する」

「get to+場所」で「arrive」の代わりになります。

(例)I’ll probably get to the venue by 6pm.「6時までには会場に着くと思うよ。」

・「~をする機会がある」

「get to+動詞」で「~をする機会ができる」という意味になります。

(例)I finally got to travel to France!「やっとフランスに旅行することができたの!」

 

・「自分がするよ」

「I got this/it.」で「私に任せて。」という意味になります。

(例)No worries, I got this.「心配しないで、私に任せて。」

 

・「~を片付ける」

「get something done」で「やるべきことを終わらせる」という意味になります。

(例)Sorry, I don’t think I can make it to the party. I need to get some stuff done by tomorrow.「ごめんね、パーティには行けそうにないや。明日までに片付けることがあって。」

 

・「払う・おごる」

「I will get the bill.」のように、「pay」の代わりに使われます。

(例)You treated me last time, so I’ll get this. 「この前おごってもらったから、今回は私が払うよ。」

 

 

「get」を用いたイディオム

・「get along (with+人):(~と)上手くやる」

(例)Are you getting along with your classmates?「クラスメイトとは上手くやれているの?」

 

・「get back to+人:折り返し連絡をする」

(例)Can you get back to me when you get home?「家に帰ったらまた連絡くれる?」

 

・「get in touch with+人:~に連絡を取る」

(例)I tried to get in touch with May all day but couldn’t.「一日メイに連絡を取ろうとしたけどできなかった。」

 

・「get off:(バスや電車から)降りる/(仕事を)終える」

(例)I’ll get off at the next station.「私次の駅で降りるね。」

(例)I just got off work. I’ll head off now.「ちょうど仕事が終わって、今向かうところだよ。」

 

・「get on:(バスや電車などに)乗る」

(例)I’m getting on a train. I’ll call you back later.「もう電車に乗るね。また後で電話するよ。」

 

・「get out(of+場所):(~から)外へ出る」

(例)You learn a lot once you get out of your comfort zone.「居心地の良い場所から抜け出すと多くを学ぶものだよ。」

 

・「get up:起きる」

(例)I got up very early this morning. I’m still half asleep.「今朝すごく早起きしたんだ。まだ寝ぼけてるみたい。」

いかがでしたか?

「get」は色々な動詞の代わりやイディオムとして使え、とても便利なことがお分かりいただけたかと思います。ただ口語的な表現が多いので、フォーマルな場面ではあまり使わないようにした方が無難ですね。皆さんも「get」を使いこなせれば、さらに自然な英語に聞こえること間違いなしです!

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ABOUTこの記事をかいた人

現在カナダの大学院で国際開発学を研究しています、Paige(ペイジ)です。 海外旅行が好きで、トロントにて留学・就労経験があります。日本では海外向けサービスを提供する企業で勤務しておりました。 英語学習や日常会話からビジネス英語まで、幅広くお伝えしていきたいです!