【英語脳】誰が主体なのか問題にならない場合

こんにちは!ミーガンです。

今日も主語のテーマについて書きます。英語では、主体が特にない場合にyouやweなどの一般的な主語を用いることが多いです。

youを使うと、場合によって 、その文章を読んでいる特定な誰かに向かって「あなた」というニュアンスになりますが、これだけではなく、「人・私たち・あなたたち・皆」という一般的な意味で使われています。

例えば

Exercise is good for you.(運動は体に良い。)

You’re not allowed to use this room. (この部屋を使ってはいけません。)
You can go overseas if you have a passport. (パスポートがあれば海外旅行くことができる。)

このような文は全部一般的なことを指しているのでyouを使うことができます。

weを使うことも可能ですが、少し不自然な場合もありますので注意が必要です。

例えば、In Japan, we eat sushi.やWe can see many problems in the world.など、weが主語になっていることをよく見かけます。
もちろん決して間違いではありませんが、英語らしい表現とは言えません。
英語はやはり一般的なことを述べる時には、weよりもyouの方が多く使われていますし、weはそもそも誰のことを指しているのかが曖昧ケースもあります。
例えばIn Japan, we eat sushi.とすると、書き手は「日本人」という立場で文を書いているわけです。
しかし読み手は日本人ではない可能性が高く、読み手も含めるweを使うと「自分はお寿司を食べないけど?」と少し不自然に感じることがあるのです。

このような時には、weではなく、主語をはっきりさせることをお勧めします。

例えば、people/Japanese peopleを使って

In Japan, people eat sushi.
Japanese people eat sushi.

とすることで誰のことを指しているかが明確になります。

 

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日本語能力試験N1(最難関レベル)に合格し、さらにNAATI(オーストラリアの通訳・翻訳国家資格)にも合格。英語ネイティブで日本語の通訳資格に合格する方はかなり少なく、そんな日本と英語の両方に精通し、英語の微妙なニュアンスを日本語で分かりやすく説明できる希少なスキルを持つ先生です。