【英検準1級対策】ライティングにも活かせる長文読解②

英検準1級対策① ライティングにも活かせる長文読解

はじめに

英検準1級合格を目指す方むけに記事を書いています。

今回は、前回に引き続き、第2問を見ていきましょう。

もし前回の記事を読んでない方は、そちらを先にどうぞ

第2弾では、長文の第2パラグラフを分析しながら解説していきます。

 

 

実際の問題(2021年度第3回)第2問 第2段落

まずは実際の問題に取り組んでみましょう。

解答目安は5分です。

(①~⑤の番号は、解説用です)

※英検HPより抜粋
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/pdf/202103/2021-3-1ji-p1kyu.pdf

Donor Premiums
(前略)
①There may, however, be ways to avoid this problem. ②Research has shown that telling people they will receive gifts after making donations is not the best way to ensure they will contribute in the future. ③In one study, donors responded better to receiving gifts when they did not expect them. ④( 27 ), future donations from such people increased by up to 75 percent. ⑤On the other hand, donors who knew that they would receive a gift after their donation did not value the gift highly, regardless of what it was.
(後略)
(27)
1 Instead 2 Nevertheless 3 In contrast 4 Furthermore

 

いかがだったでしょうか。

正解は4 Furthermoreになります。

それでは、詳しく解説していきます。

まず、1行目に、ライティングに活かせる内容が入っています。
ネイティブは、文頭のhoweverを嫌う人が多いです。
文法的には間違いではありませんが、文頭だと強調しすぎ、もしくは不自然だと感じる人もいるようです。

2行目には、「研究によると、寄付をしたあとに寄付者にギフトを贈ること(donor premiums)は懸命ではない」という内容が書かれています。
これが、パラグラフのトピックセンテンス(主題)です。
パラグラフのトピックセンテンスは、通常であれば段落の1~2行目に登場します。
今回の段落は前段落からのtransition(引継ぎ文)が入っていますので、2行目にトピックセンテンスが書かれています。

さて、3行目から(27)の解答に直接かかわる文です。
3行目は、「予期せぬdonor premiumsは良い効果をもたらす」と、贈り物に肯定的です。
(27)の後ろは、「そういった人(予期せぬ贈り物を受け取った人)は将来的にも寄付をしてくれる可能性が高い」と書かれています。

つまり、3行目(肯定的)→(27)→4行目(肯定的)ですので、4が正解ということになります。
トピックセンテンス(主題)と反対の内容を入れているのは譲歩というテクニックです。
③④の文を入れることで、次の⑤がより強調されるように書く、というこのスタイルも自身のライティングにいかせそうですね。

5行目は、on the other handで導かれている、donor premiumsに否定的な意見で、トピックセンテンスを強くサポートする具体例、兼(このパラグラフの)結論(closing sentence)です。

いかがだったでしょうか。
それぞれのセンテンスの役割をまとめます。

  1. 前のパラグラフからのつなぎ
  2. トピックセンテンス(主題)
  3. 主題と反対の譲歩文1
  4. (27)主題と反対の譲歩分2
  5. 主題をサポートする具体例・結論

 

わずか5行なのですが、それぞれ段落の中で重要な立ち位置があるのです。
良くできている英文は、ムダがなくそれぞれの英文に役割が与えられているのが分かりますね。

 

 

ライティングに応用できそうな語彙やフレーズ

最後にライティングへ応用したいフレーズを抜き出しました。

前回の記事でも述べましたが、準1級のフレーズや英文構造は、英検1級やそれ以上の難易度のライティングにも応用できます。
リーディングで終わらせず、自身のアウトプット、とりわけライティングも同時に伸ばしていきましょう。

  • 文頭ではないhowever
  • research has shown that ~
  • is (not) the best way to V
  • ensure
  • contribute (to~)
  • in one study (アカデミックライティングでよく使えます。)
  • respond better to ~
  • expect
  • increase by up to 75 percent
  • donors who knew that they would receive (時制の一致would)
  • value ~ highly
  • regardless of what it was (それが何であったかにかかわらず)

少しでも英検準1級対策のお手伝いができれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

地方の公立小~高校で普通に学び、必死の受験勉強の結果、英語が苦手な大学生になる。自分のように英語が苦手な生徒を助けたいという一心で、英語講師を目指す。1年間、英語の臨時講師をしながら資金を貯め、渡米。米国大学院にてTESL(英語教授法)を取得。2年間の留学を経て、地元で英語講師として18年間、中高大学生を中心に英語を指導中。英検1級、TOEIC最高点980 海外留学サポート、英語ディベート、英検・TOEICなどの資格取得のための指導も行っている。