IELTSで結果をだすための勉強法~リスニング編~

こんにちはliliyです。
IELTSで結果を出すための勉強法、今回はリスニングの勉強法をご紹介します。
今回は問題ごとに対策をご紹介し、最後にリスニング力を効果的にアップする方法をお伝えします!

ここではアカデミックモジュールの方をご紹介していきます。

アカデミック・モジュールは、受験生の英語力が、英語で授業を行う大学や大学院に入学できるレベルに達しているかどうかを評価するものです。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの大学や大学院では、アカデミック・モジュールでの試験結果が入学許可の判断の基準となっています。
一般的に、大学や大学院において英語で学びたい方や、英語圏での看護師や医師登録申請をする方は、このアカデミック・モジュールでの結果が必要です。
~公益財団法人英語検定協会のサイトより抜粋~

IELTSリスニング問題の基礎情報

 <出題内容・時間配分>

・問題数 ・・・40問(1問1点)
・制限時間・・・30分+10分(回答に書き込む時間が10分与えられます)

問題のセクションは全部で4つあり、各セクション10問ずつとなります。

セクション1,2は、日常会話や社会性を計るような問題です。
セクション3,4は教育分野や専門的な問題になり、難易度が上がります。

では、それぞれのセクションの詳細をご紹介します。

セクション1は、2人の人物の会話の内容を聞き取る問題です。
会話の内容は、日常会話が多く、テレビ番組の内容、購入した製品に関する感想・不満、
ホテルの予約等身の回りで頻繁に起こりそうな場面での英語が問題になります。

例えば、テレビ番組の内容、購入した製品に関する不満、
ホテルの予約など日常で頻繁に遭遇する場面の会話が問題として出ます。

セクション2では、1人の人物が話している内容を聞き取ります。
内容はセクション1と同様に日常会話の問題が出題されます。

セクション3では、4人の人物の会話を聞き取ります。
例えば、学生同士が授業について話をしたり、教授と話したりする場面が問題として出題されます。

セクション4では、1人の人物が話している内容を聞き取ります。
講義などが多く出題され、音声は前半と後半が分かれておらず、
最後まで途切れる事無く話進められます。
内容は主に一般時事になります。

IELTSリスニングで出題される問題6つの特徴と解き方のコツ

IELTSリスニングで出題される問題は大きく分けて6つあります。

それぞれの特徴と解き方のコツをご紹介します。
1.用紙・表・フローチャートを完成させる問題
この問題ではチャートや図解、表などの情報に関連する解答が求められます。
問題の形式は2つあります。

タイプ1:選択肢の中から正解を選択する問題

タイプ2:問いに対して正確な答えを記入する問題(文字制限あり)

どちらのタイプを解く際も、音声が流れる前の30秒間で、
注意深く聞かなければいけない部分を把握しておきましょう。
例えば、問題文に時間を解答しなければいけないと把握しておけば、
リスニング中は数字に気をつけるなど事前に注意して聞くことができます。

タイプ1では、選択肢がいくつかあるので、
分かるところから解答し消去法で解き進めていきましょう!

2.文・メモ・要約を完成させる問題

空白に3文字以内の正しい解答を入れ、文章を完成させる問題です。
解答をする際、短縮された語彙やハイフンで繋がっている語彙は含まれませんので注意しましょう。

音声が始まるまでの30秒で、ある程度聞かれるだろうなという内容は把握するようにしましょう。
問題文を精読することでこれから流れる音声が何についてなのかくらいは予測できます。

3.工程表・地図・図解に解答を入れ込む問題

この問題は、工程表や地図、図解に空白があり、ボックスの中から正しい解答を選択する問題です。
正答率を上げるポイントは、音声が始まる30秒にかかっています。
この問題は初めから問題と選択肢を確認できる非常に点数が取りやすい問題です。
30秒で何が聞かれるかをしっかり把握し、リスニング中は話し手のポイントとなることをしっかりメモしましょう。

4.短答式問題

この問題では、一般情報や細かい詳細情報などを聞き取る力が試されます。
IELTSには次の2タイプの短文解答問題があります。
・指定後数以内で回答を書く問題
・リストを作成する問題

音声が始まる前の30秒間でスキャニングをし、問題と文章を流し読みしましょう。

そして、キーワードに線を引くなどチェックするようにしましょう。
5W1Hから始まる質問文や固有名詞(場所、人名など)もキーワードになります。

初めから問題文が書いてあるので、これからどのような内容の音声が流れるかを予測することも大切です。
解答に必要な情報を把握し、リスニング中に注意深く聞かなければいけないポイントを押さえるようにしましょう。

5.組み合わせ問題

この問題は、リストの中から解答として正しいものを選んで答えるか、もしくは正しい解答である記号に丸をつけます。

ポイントは、いくつに分類されているのか(選択肢の記号はいくつあるのか)をあらかじめ把握しておくことです。
また、余裕があれば選択肢を単語で覚えるのではなく記号で覚えると、メモをするのに時間がかからずミスを減らせます。
とにかくこの問題では、瞬間的記憶力が正答率を上げる鍵になります。
選択肢の記憶と分類されるものの記憶です。
練習すれば必ずコツはつかめるので、量をこなすようにしましょう!

6.多項選択肢問題

この問題の中にもさらに大きく分けて2種類問題があります。

1. 複数の選択肢の中から一つの正解を選ぶ

2. 複数の選択肢の中から複数の正解を選ぶ

音声が始まる前に30秒時間があるので、何をいくつ回答しなければいけないのかをしっかり把握しておきましょう。
問題の中には、最後に意見を変え受験者を混乱させるものもあります。
最初に正解が分かったと思い聞くのをやめるのではなく、最後まで慎重に聞くようにしましょう。

IELTSリスニング問題で高得点を狙う秘訣を大公開

IELTSの勉強を続けていくと必ず伸び悩む時(壁)に直面します。
そんな時にぜひ取り入れてほしい勉強法があります。

それは1.2~1.5倍速でリスニング問題を解く勉強法です。

普段から速い英語に慣れておくと本番のテストのリスニングが非常に聞き取りやすくなります。
最初は速すぎて聞き取れないかもしれませんが、継続する事によって速い英語が普通だと脳が認識します。

また、早い英語を聞き取ろうとするので集中力が養われます。
IELTSはトータル2時間の長丁場です。
集中力も高得点を獲るカギになります。

とにかく模擬問題をたくさん解き、問題形式に慣れましょう。
学術的な内容は非常に難しいので、1,2回解くくらいでは足りません。
そしてたくさん解くことで、毎回分からない単語などが浮上してきます。
専門分野などで頻繁に使用される単語や表現を見つけることも可能です。
徹底的に単語を叩き込むのに模擬問題や過去問は非常に良い教材です。

いかがでしたか?
これから受験する方、点数に伸び悩んでいる方、そしてさらに高得点を獲りたい方に参考になる勉強法はありましたか?

ぜひご紹介した勉強法を実践して、目標達成して頂ければと思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

カナダ、オーストラリア、アメリカと海外滞在経験も豊富。現在は外資系企業に勤めながら英語に関する記事の執筆をおこなっている。TOEIC:940、TOELF(iBT):110、IELTS:6.5の実績を持ちながら現在も日々英語学習に取り組んでいる。