海外留学9ヶ月で分かった伝達動詞の重要性とは

こんにちは!マッコーリー大学TESOL在学中のTakatoです。

今日は約9か月の留学生活を経て最も実感した「縦のつながり(vertical relationship)」と「横のつながり(horizontal relationship)」のバランスについてお話しします。

この留学生活で最も苦労してきたのは、講義や生活についての情報を自分で収集しないといけない点です。

生活についての情報は日本人向けのクラシファイドや現地に在住している日本人の方々に聞いて調べればかろうじてやっていくことはできますが、講義の話となるとそうはいきません。1週目の前のオリエンテーションで履修方法や図書館などの施設の利用方法の説明や、同じ新入生とのミートアップイベントで交流を深めたりするイベントはありましたが、講義に対してどういったところが苦労したか、何の準備をしたらいいかという具体的なアドバイスがないまま、講義初日を迎えました。開始早々1か月以内に初めの課題(その課題は教材のレビューと自らが教えていた、もしくは教えようと考えている好守のコンテキストについて引用文献も用いて1000語でまとめるという課題でした)の提出が迫られた時には、どうまとめたらよいか分からず、関連のある文献はなんでも利用して、徹夜でどうにか提出した記憶があります。

どうにか乗り切った1セメスター目が終わり、迎えた2セメスター目。

レポートの分量が2,500語に増え、締め切り日がほぼ同じ、かつ今度はEAP(大学などアカデミックで使用する英語、English for Academic Purposes)、マルチモダリティ(文章だけでなく、写真や絵の配置、アングルによってどのようなメッセージを伝えているかを分析する分野のこと)など専門用語のオンパレード。履修したことがある先輩を見つけることができなかった私は、レポート提出時には家か図書館に引きこもり、精神的にやや追い込まれた時期もありました。

しかし1セメスター目と異なるのは、「後輩」の存在です。自分と同じ苦労を味わわせたくないと感じた私は、彼らが1セメスターを迎える前に、生活や学業面で、理解できる範囲でのアドバイスをしました。

オーストラリアは上や下も関係なく、イーブンな関係なため同級生との繋がりはできやすい環境にあります。しかし日本であるような先輩と後輩が経験をもとに互いに支え、支え合う関係も大切であることを実感するようになりました。縦と横の2つの関係、どちらもうまく活用していくことが成長の近道になるのではないでしょうか。

 

さて、今回のブログでは伝達動詞(reporting verbs)について紹介します。

かつて自分以外の意見を述べる際にsayやwriteばかりを使っていた私が留学先で目からうろこが落ちたのは、論文では伝達動詞が豊富に使われていることです。この伝達動詞を使うことで、TOEFL writingの要約問題や、IELTSのグラフ、表などの描写問題について幅広い語彙力をアピールすることができます。今回はエッセイでよく使われる伝達動詞の一部を紹介します。

 

state/ show / point out (事実として何かを示すとき、「示す」という意味の一般的な伝達動詞)

explain (主に理由や過程を説明するとき) / argue(主に相手の立場を述べるとき)

mention(引用部が関連のある話題を調べたことを簡潔に述べるとき) /

conclude(相手の結論を述べるとき)/ propose(問題の解決策を述べるとき)/

describe(過程や過程の原因、結果を述べるとき)など

 

また伝達動詞によって引用した考えに対する自らの立場を表現することもできます。

allege(引用部分の主張に証拠がないことを述べるとき)

assume(引用部分の一部の正当性を認めるが、自分の意見は異なることを述べるとき)/

imply(引用部分が間接的に述べていることを述べるとき)

など

 

ぜひ、これらの動詞を使いこなして、相手の主張や調査結果などを適切に伝えられるようにしましょう。

 

オペラハウス。まだ中には入っていないので、そろそろ中でコンサートが見たいです。

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ABOUTこの記事をかいた人

私立高校で英語教師を務めた経験を持ち、2018年〜2019年にオーストラリアのシドニーのマッコーリー大学で応用言語学TESOL修士を取得した講師。日本語を英語に置き換える逐語訳ではなく、どうすれば英語として自然なのか、適切なのかをしっかりと指導できるところが人気です!アカデミックライティングについても知識が豊富です。